「推奨されないジャンルを取り扱っているブログ主視点」Google AdSense (グーグルアドセンス)マネタイズの教科書[完全版] 通称「のんくら本」を購入したので感想を書きます。
結論「推奨されないジャンルのブログ」であっても、有益な情報が書かれている「のんくら本」でした。
購入する前から「私には合わないだろうな」と予想しつつも手にとったアドセンス「のんくら本」です←「このテーマは選ばないほうがいい」に該当しているブログでも「チョイス」して実践できる内容が書かれてますから損することはなし!
「え? どうして購入する前から自分には合わないなって思ったの? どうしてそう思うのにのんくら本を購入したの?」
と、不思議に思われたかもしれませんね。
まずなぜ私には合わないだろうなと思ったか?それは「表紙(具体的には帯)にテーマの選び方で9割決まる!という一文があったから」
いままで様々なブログ運営に関する記事を読んできたのですが、テーマ選びが~と書かれている場合、100パーセントといっていいほど私が運営するブログは選ばないほうがいいテーマだとかかれていたからです。
予想したとおり、のんくら本の27Pに記載されてました。
「どのようなブログなら100%参考になるのか」また私のような「安定しないテーマ」の場合は読んで役立つのか?などの視点で感想を書いてみます。
のんくら本のすべてを活かせることができるのはこんなブログやサイト
いつでも興味をもつユーザーのいる「テーマ」であること
普遍的・固定
簡潔にのべたらこの2点です。
時代の移りゆくなかで「進化を遂げる」ことがあったとしても「基本的なこと」が変わらないのであれば問題なしです。
「常に興味があるユーザーが存在するサイトやブログを運営しているならアドセンスで収益を活かせやすい」一言でまとめるなら私はそのように答えます。
「アドセンスで収益がえられて記事数は20~30くらいで完結するサイトやブログを作りたい」というお考えの人にもマッチしています。
のんくら本にのっている内容をもうすこし掘り下げて書いてみる
具体的にどのようなことについて書かれているのか?
テーマ選びが重要である理由を見本サイトありで書かれている
・アドセンスは「PV数=収益アップ」と言われているけれど、必ずしもそうではない。「いつの時代・世代」でも「興味のあること」で「本質はかわらないもの」かつ「リテラシーの低いユーザー」向けで「リピーター」をつくることの大切さを説明している。
*ちなみに例としてあげられている特化サイトについて「アドセンス向きではない」という意見を見かけましたが……特化サイトでかつ興味のある人口が多いなら「アフィリエイト」へ転換することも可能。「視点」をかえれば「アフィリエイト案件なさそう」なテーマでも見つかるので。
「日々アンテナをはって質の高い記事をかける」人は上位順位を維持しているひともいる⇒膨大なPV数をえられる一方、デメリットは「基本休みなし、流行に敏感である必要と質がもとめられる」
*トレンドブログは推奨されていない。膨大なPV数は見込めるけれど「資産記事」とはならず、更新頻度を高くしなければならないから。
そのため、のんくら本では「流行り廃りのない・ユーザーキャパシティの多い・リテラシーひくめ」の人をターゲットとするテーマサイトやブログをつくり⇒「資産記事の積み重ね」をして「たまにメンテナンス」⇒労力減らしつつ、メンテナンスが最小限になるので運営が楽になるという考え。
「アドセンスは新規訪問者ゲットが大事」という話を耳にするけれど、のんくら本ではその逆。なぜか?について書かれている
「これは広告とわかると次に訪問されたときにはクリックされない。だから新規訪問者が多い方がいい」という話は耳にされたことがある人もいらっしゃると思います。
ですがのんくら本では逆で「リピーターを増やすこと」の重要とある。
その理由は検索順位をあげて記事を読んでもらうことは他の人と同様の意見ですが「アルゴリズムの変化」で圏外となる可能性はなくはない。
では解決策は何か?⇒リピーターを増やすこと。この方法がうまくいく理由はチャプター1で書かれていることが関係してくるわけです。
即離脱を気にすること! これは運営者でも知らない人いるのでは?
なぜなのかについては本を読んでみてください。以外と知らない人多いのではないでしょうか
「いろんなサイトやブログの記事を読んで勉強中!」その行動がまさか「サイトやブログへのデメリットにつながろうとは」
いきあたりばったりにサイトやブログを作って運営するのではなく「最初にサイトやブログのテーマを決める&構造を決めてから行動する」ことを推奨する理由について
端的にいうと「記事の重複で検索順位に影響を及ぼすことを回避」できるから。あとは「訪問者が目的の記事を探しやすい」ことなどが書かれています。
アドセンス広告の種類や傾向などについて
アドセンスクリックされる「広告の種類」の変化などについて書かれている。今後はこのような動きに変わっていくであろうという話を図ありで解説。
「唯一無二のサイトやブログを作れればあとは資産記事をふやすだけアドセンス収益アップ」
「○○といえばこのサイト・ブログ!」と認識されるレベルにまで成長できればいろいろな意味で広がる。また「検索順位」の意味でも有効なことだから。
「10年先も安定して稼ぐために」アドバイス
だれもが悩むことへのアドバイスなどが書かれています。
「安定化しないテーマ」「雑記」に該当するブログやサイト運営者には役立たないのか? そんなことはありませんでした。
「アドセンス推奨されないテーマブログ」でも実践可能・いまからでも遅くない! とくに読んで欲しい箇所や伝えたいこと
1 安定化しないテーマであっても「シリーズとして続編発売・発表されるもの」「ハウツー系(とくに初心者向け)」であれば収益をえるのは可能
当ブログを例にするなら、マンガやゲームに関する記事が多い=リテラシー高いユーザー訪問率が高い
でも「これから参入する人たち向けのハウツー系や体験できなかったことをあなたの記事を読むことで疑似体験できる」のであれば、無駄ではないです。
ただ、
他のブログと違う点はとりいれて「差別化」をはかることは大事。
ターゲットも「初心者向け」+「1~10まで解説されている」と徐々にですが、PV数やアドセンスの収益に変化がみられます。
2 雑記ブログでも「分散しすぎない」方がいい
雑記ブログでもやはり「その中でもこのカテゴリーに力を入れる」といったブログ構成じゃないと、検索順位上位はむずかしい⇒なかなか閲覧者がやってこない。
*各カテゴリーまんべんなく記事を増やしていけばいいのでは?……「ブログが育つ」までに離脱する可能性大です。
人は「結果が得られなければ」続けられない人が大半です。
3 「ブログの構造」を考えずに突っ走って運営している同士へ(苦笑)大丈夫! あとからでも軌道修正可能ですよ。のんくら本を参考に手直し!
思い返すと、サイトやブログで成果をあげている人たちが口にする「構造が大事」という言葉。
行き当たりばったりであれこれと「ブログの構造」をいじっているんですが……
「結果がでているカテゴリー」と推奨される「ハイブリッド型構造」を見比べてみたところ。
「たしかにハイブリッド型構造になっていると向上している」ことに気づきまして。*ちょっと変則的なので完全に一致、というわけではないけど。
「結果がでる」には「型」というものがあるな、ブログも。」と思いながら読んでました。
4 アナリティクスなど「アクセス解析」は入れておいたほうがいい
これはサイトやブログのテーマによりますが、アナリティクスを導入していたおかげで「書かれていることは本当だった」を実感した内容が書かれていました。実感できたのは「アクセス解析」いれていたから。
ブログ運営×初心者さんに伝えたいこと
まず先にお伝えしておきたいことは、のんくら本は「まったくの初心者さんには敷居が高いと感じる・とっつきやすい本ではない」と言いたいです。
なぜか?
圧倒的な文字量と内容が濃く画像は少なめです。
文字の大きさは普通です。小さすぎるという感覚はありませんでした。
セミナーで講演したことを本にまとめられているので読んでいると大学の講義を受けている気分になります。
「趣味できままにアドセンスで収益を~」なんて軽く考えて読むとノックアウトされるかも。
いいかえれば「アドセンスで収益を絶対あげたい!」と意気込みのあるなら迷うことなく読んだほうがいい。
敷居は低いアドセンス本とは言えないけれど、ブログ運営継続してようやく理解できることもあるので。
「ハイブリッド型構造」を見ながら作りたいサイトやブログの図案を書くだけでも効果ありますよ。
のんくら本に興味のある人に、どうしても伝えておきたいこと。
のんくら本のことでどうしても伝えておきたいこと、それは――
定価税抜き1850円です。
私は購入当時、定価を知らなくて3000円以上で購入しました。
現在確認するとAmazonでは定価になってます(2019年8月18日確認済み)
本が届いた時点で残念な気持ちになりました。
同じ思いをさせたくないので「のんくら本は定価税抜き1850円」ということをお伝えさせていただきました。