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【読書備忘録】極める 愉しむ 珈琲事典

こんにちは、こくてんです。

自分自身カフェ巡りが好きで、自家焙煎店で豆を買って愉しむことも多いため、これを機に珈琲道を学んでみました。

長年利用している Kindle Unlimited 。対象となっている本のおすすめをしつつ、備忘録として残しております。
※ Kindle Unlimited 対象本は日々更新されており、ご紹介した本が対象外へ変更される可能性もございます。なお、紹介する本は Amazon で電子書籍として販売されているため、Kindle Unlimited に加入されていない方でも読むことができます。


■ オールマイティな珈琲事典

本書は「自家焙煎コーヒーにハマって色々試したけど、自分好みのコーヒーが分からない」コーヒー初心者の方から、「コーヒーの焙煎 ・ ブレンドを自らやってみたい」上級者の方まで楽しめる、オールマイティな事典です。

いろんな層をターゲットにしてはいますが、「最近コーヒーの魅力を知った」入門者の方には難しい内容かもしれません。私はコーヒー初心者の部類だと思うのですが、正直なところ本書の内容はディープ過ぎて、中盤から読み進めるのにかなり時間を要しました。珈琲道は奥深い。

内容を端的にご紹介すると、コーヒー豆とは何かから始まり、コーヒー豆が店頭に並ぶまでの過程、豆を選ぶときに必要となる知識、コーヒーの淹れ方、コーヒーアレンジの種類や作り方などが掲載されています。

後半はブレンドのノウハウや自分の店を開業するためのポイント、コーヒーの歴史、コーヒー豆カタログなど上級者向けの内容となっています。


■ 目から鱗が落ちた

上記で端的にまとめているのが申し訳ないほど、充実した内容となっています。

例えば、私は今まで、焙煎度合いは浅煎り・ 中煎り ・ 深煎りの 3 段階で着目していましたが、本来は 8 段階とかなり幅があるそうです。お店のこだわりポイントでもあるそうなので、今まであまり気にしていなかったことを反省しました。

本書では、そんな「お店独自のこだわり」を改めて認識するきっかけをいただきました。


■ 読み心地は「ムック本」

全体的に画像やイラストが多用されており、デザインもオシャレで分かりやすくまとめらてれいる点も、本書の魅力の一つです。

「事典」というよりは「ムック本」に近いと感じました。ムック本にしてはページ数多いのですけれど(苦笑)


■ コーヒーをもっと美味しく ! 楽しく !

本書は気軽に読めるタイプの本ではないのですが、普段飲んでいるコーヒーへの視点を変えてくれる一冊だと思います。

新たなコーヒーの魅力を知り、コーヒー消費量がさらに増える今日この頃なのでした。飲んでも程々にしましょうね … 自分への戒め … 。


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