えびちゅう「indigo hour」全曲レビュー③ 5〜6曲目
皆さん、おはこんばんちは。
私が今「推し事」しておりますアイドルグループ「私立恵比寿中学」が2024年2月28日、ニューアルバム「indigo hour」をリリースいたしました。
そこで、恒例(笑)の「アルバム全曲レビュー」を投稿しております😉
今回は、その③5~6曲目です。
「indigo hour」全曲レビュー
この他のレビュー
推しグループ、私立恵比寿中学並びにばってん少女隊のリリースしたアルバムは、これまでにもいくつか「全曲レビュー」を書いて来ました。
ご興味のある方は、マガジン一覧からどうぞ😉
レビューの予定
「indigo hour」のレビューは1回2曲ずつ5回と最後のまとめ、全6回の予定です。
シリーズはマガジンにも収録していきます。
【その①】
1.Knock You Out!
2.Summer Glitter
【その②】
3.BLUE DIZZINESS
4.TWINKLE WINK
【その③】
5.DRAMA QUEEN
6.CRYSTAL DROP
【その④】
7.Hello another world
8.トーキョーズ・ウェイ!
【その⑤】
9.STAY POP
10.kyo-do?
【その⑥】
まとめ
メンバー紹介③
それでは参りましょう😉
5.DRAMA QUEEN
作詞:OHTORA
作曲:OHTORA・maeshima soshi
編曲:maeshima soshi
5曲目は「DRAMA QUEEN」です。
曲の雰囲気
この曲を最初に聴いた時は、他の楽曲でも書いていますがホントに「K-POP」のような雰囲気を持ってるな〜、という印象でした。
まずイントロからカッコいいんですよね。Perfumeの楽曲でよく使われる声のエフェクター「ピッチコレクト」、いわゆる「ケロケロ声」なんですが、それがこのイントロの音源にも使われているみたいに感じます。
DTMには全く詳しくないんですが、音源にもあのエフェクトかかるんでしょうか?
ご存知の方がいらっしゃいましたら、ぜひ教えてください。
歌詞のエモさ
この曲の最大の特長は、なんと言っても歌詞のエモさですね!
韻を踏んだ言葉の数々は、ホントに素晴らしいです!
印象的な箇所を挙げておきましょう。
(ルビは筆者追記です)
♪閑静 突き破る
↓
♪歓声を頂戴
♪人目も憚らず瞬く間に 輝き羽ばたく
↓
♪天使も堪らず キミに囁く
♪幸も不幸もどうもこうも
♪ほんの少しの差だよ
そして、最初に聴いた時から一番印象に残ったのは↓このフレーズ。
♪電波に乗せて 震わす本音
♪やっぱ正直でいたいもんね
♪答えてみせてよ 第一問目
♪欲しいものは何? 花一匁
この末尾の「o」「n」「e」で揃えた言葉の並びが本当にエモくて、耳に残りますね😉
その並びに花一匁なんてレトロ感のある言葉を持ってきてるのも、なんか嬉しいです。
クリエイター
その作詞を担当したのは、OHTORAさん。
「株式会社ササクレクト」に所属していまして、
はっきり言ってご本人も知りませんでしたし😅、楽曲提供してるアーティストも全くわからないんですが、共同作曲の maeshima soshi さんとのコンビが多いですね。
その maeshima soshi さん、こちらはすごい人で、wikipediaのプロフィールをみますとOHTORAさんと同じササクレクト所属。
とあり、大塚愛、ももクロ、V6、ゲス乙、Hey!Say!JUMPなど、実に多くのアーティストに楽曲提供しています。
公式インスタグラム各曲のコメント
公式インスタグラムに、メンバーが一人ずつ各曲のコメントをアップしています。
6.CRYSTAL DROP
6曲目の「CRYSTAL DROP」です。
楽曲の概要
この曲は、アルバムPre-lead trackの2曲目として、2023.12.25にReleaseされました。
楽曲の雰囲気は、テーマが失恋なので物憂げなバラード調。
なんか昔、ユニット曲でこんなのがなかったっけ、と思いましたが探しきれず。
でも、どこかで聴いたような曲調が耳懐かしいですね。
バラードのメロディアスなフレーズと、所々に挿入されるラップパートのバランスが良くて、心地いいです。
好きなフレーズ
好きなフレーズ、一つ目は、
♪吸って吐いた Breath
♪喉につかえた想い
♪伝えられないまま
♪いずれCloudになり
♪空から 君の頬に降る
吐いた息が雲になり、空から君の頬に降るってイメージ、エモ過ぎませんか?😆
二つ目は、
♪待ち合わせにいつも 遅れては
♪自販機のミルクティー 買ってくれた
このパートが、メンカラ「ミルクティー」の仲村悠菜ちゃんに割り振られているのはGood!
ってか、もし他のメンバーだったら「なぜ悠菜ちゃんにしないんだ!」と大ブーイングだったでしょうね😆
最後にもう一つ。
♪下手な Bye-bye
♪どうか Forget me
と、「別れ方が上手くなかった私のことなんか忘れて」と思ってるのに、少し後のフレーズでは、
♪「さよなら」 言いそびれたけど
♪たぶんきっと それで良かった
と思い直している。
それは次に続くフレーズ、
♪また会える その日まで
♪笑ってよう 約束だから
なんですよね。
昔の想い出って、一つ思い出すとそれに関連した出来事が次々と浮かんで来ては切なくなる。
そんな“あるある”が、とても良く表現された歌詞だと思います。
クリエイター
そのエモい歌詞を作詞したのは、佐藤千亜妃さん。
佐藤さん、このアルバムでは「BLUE DIZZINESS」「TWINKLE WINK」に続いて、3曲も担当してくれています。
佐藤さんのプロフィールは、「BLUE DIZZINESS」のレビューでも書いた通り、榊原郁恵さんを始め多くのタレントを生み出した「ホリプロ・タレントスカウトキャラバン」優勝者という経歴の持ち主!
その才能を自らの歌手やタレントとしてではなく、他のアーティストへ楽曲提供という形で表現されているのが素晴らしいですね。
佐藤さんとコンビを組んだ作曲者の小内喜文さんは、プロフィールを見ますと
私も大好きだった ZARD に影響を受け、中学生の頃から音楽に目覚めたって、すごいですね😆
他にはAKBグループ、乃木坂、アニメなど多くの楽曲を手掛けています。
ミュージックビデオ
このミュージックビデオの出来栄えも、すんごく良いんですよ〜!
メンバーが一人ずつ映っているシーンを始め、ラストで全員が集まって歌うシーンでも、全体的に薄暮のような薄暗いトーンで曲の雰囲気そのもの。
ところが、別れの曲なので切ないイメージで魅せていく中、所々でメイキング映像のような明るい表情のオフショットが挿入されるのも面白いですね。
公式インスタグラム各曲のコメント
という訳で。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。次の「全曲レビューその④」でお逢いしましょう。
また逢えるから、この言葉が言えるんですよね。
ごきげんよう、さよならDESTINY!