星名美怜への揺れる想い
皆さん、おはこんばんちは。
今回は、私が推し事しています私立恵比寿中学(えびちゅう)のメンバーでイチ推しメン、星名美怜ちゃんの出来事について、私の「揺れる想い」を記しておきたいと思います。
起こった出来事は衝撃的で、所属事務所の運営サイドや、えびちゅうメンバーなど彼女の周囲の人たち、そして私を含めたファミリー(えびちゅうファンの総称)の反応や言動は、大きな「秋の嵐」を巻き起こしました。
これからここに書くことは、私の憶測に過ぎません。事実関係はこれから分かってくるかもしれないし、永遠に謎のままかもしれない。
ただ、一つだけ言っておきたいのは、一連の出来事について私は、それぞれの立場を慮った上で、
「誰も責めたくない」
という想いであること。
それを前提としてこの記事を書いている、という心情を分かって頂けるとありがたいです。
発端と悪い予感
2024年11月25日。
この日は私のアイドル推し人生にとって、これまで経験した中でも最悪級クラスの激動の日になってしまいました。
この日私は、11月29日から始まる美怜主演のミュージカル「NeoDoll」のチケットを発券してきました。
本当は16日から可能だったんですが、仕事が忙しくバタバタしていて、ようやく発券できたのです。
それがたまたま、こんな怒涛の日に重なるなんて夢にも思いませんでした。
千秋楽ソワレのチケットを発券してみると、会場(シアターH)のなんと1階A列!
最前列やないか〜い!😆
と歓喜したので、それをXにポストしようとしました。
すると何故か、トレンドに「美怜ちゃん」というワードが上がってるではないですか😅
何何? なんで?
と思って検索してみると、こんなポストが上がっていました。
体調不良などでメンバーが欠席することはよくありますが、
「体調不良により」
ではなく、
「諸事情により」
という言葉に、ちょっとだけ悪い予感が頭をよぎりました。
必然の偶然
そうこうしてるうち、さあポストしようかなという矢先に、今度はこんなポストが目に飛び込んで来ました。
一瞬、夢の中の出来事かと思いました。それほど、現実的な感覚でなかったのと同時に、さっきの「悪い予感」はこれだったのかと…。
そして、「あ〜、とうとうこんな日がやって来てしまったな」という、圧倒的な現実感が私の全身を包んで行きました。
たまたま、美怜主演のミュージカル「NeoDoll」のチケットを発券して来た日が、こんな一日になるなんて信じられません。
ですが、私の周りではただの偶然とは思えない「必然の偶然」としか言えないような出来事がよく起こります。
今にして思えば、これもその一つだったのかなと、ある意味感慨深くもあります。
LINEグループでの激論
私は、えびちゅうファミリーになった頃(→こちらをご参照下さい😉)から、世代が近いヲタク仲間の人たちとLINEグループを立ち上げ、そこで色んな話をしてきました。
なので今回も、↑美怜からのポストがアップされて以後、ケンケンガクガクの議論を繰り広げることになりました。
そこでの会話や、他のSNSで繋がっているファミリーさんとのDMのやり取りなどを行っていくうち、だんだんと私の考えがまとまって来ました。
それが、冒頭でも述べた
「誰も責めたくはない」
という想いです。
それを、順を追って書いてみたいと思います。
企業としてのスタダ
私立恵比寿中学を運営しているのは、国内最大手級芸能プロダクションの一つである「スターダストプロモーション(スタダ)」です。
企業は「利益を上げたるための組織」ですから、雇うタレントとは様々な約束(契約条件)を交わします。
よく「アイドルは恋愛禁止」とか言われますが、それも契約書の中に記されていれば立派な契約条件です。
また、私が以前ハマっていた韓流アイドル「少女時代」では、メンバーの一人(ジェシカ)が自分のブランドを立ち上げてファッショングッズを販売したことが、事務所との重大な契約違反であると判断され、脱退させられてしまいました。
これは普通の企業でもそうで、社員には様々な「服務規程」があって(例えばアルバイト禁止とか)、それに違反すれば減俸、停職などの罰が与えられ、それが最大限にひどければ解雇、馘首、いわゆるクビになる訳です。
今回の美怜の場合、何の前触れもなく突然「契約の終了」となってしまったことで、もう円満退社でないことは明白です。
明らかに、美怜ちゃんの側に何かしらの契約違反や服務規程違反があったことは間違いないでしょう。
美怜ちゃんは以前にも前科があって(苦笑)、ツイッターに流出したプリクラ動画に異性と写っていた問題で先代校長と一緒に謝ったことがありました。
今回も大方の予想が異性問題じゃないかという見方です。
が、以前は校長が、つまり事務所がかばってなんとかメンバーを続けることができた訳ですが、今回の理由が異性問題だったとすれば、
「もう、かばいきれない」
レベルだったのかもしれません。
或いはその状況が、美怜ちゃんがアイドル活動を続けられないような事なのかもしれず(何を言いたいかはだいたい分かって頂けると思いますが…)、それを事務所の方が最大限考慮して「双方合意の上で」この結論が出たのかもしれません。
もし異性問題でなかったとしても、美怜ちゃんも「mILLELIz」という個人ブランドを立ち上げていますし、スタダという企業にとって、美怜との契約を続けて行くことで、例えばオファーのあった仕事のキャンセルによって違約金が発生するとか、会社にとって不利益なことが生じるのを回避するための契約終了だったのでしょう。
芸能人プロダクションが何かしら問題のあるタレントを抱えていては、所属タレントへの出演オファーは来なくなります。
また、これからタレントを目指したいという人たちに、
「あそこの事務所はダメ」
という認識が広がれば、所属するタレント自体も減って行き、それは即ち「企業の存続」に関わる問題に発展してしまうのです。
LINEグループの中でもそういう認識はあって、
「これが地下アイドルなら問答無用で解雇。『双方合意の上』は、まだ優しいのでは?」
といった意見もありました。
企業には、企業として守らなければならないものがあります。
スタダには、総勢1000人を超えるタレントが所属しています(←Wikipediaより)
そのタレントたちの今の生活を、将来を、人生を守るために、
「999対1」
のどちらを取らなければならないか。
それは明白です。
企業とは、そういうものなのです。
今回、一連のえびちゅう運営の対応にはファミリーからの不満が噴出しています。
しかし、企業も失敗することはあります。その失敗をどうカバーするかで、企業のその後の評価が決まります。
スタダの、今後の事態収拾対応に期待します。
メンバーの謝罪
もう一つ、嵐に追い撃ちをかけるような動画が、私立恵比寿中学公式YouTubeチャンネルにアップされました。
それは、美怜が突然契約終了になってしまったことを、残った9人のメンバーが謝罪するという動画でした。
これを観た時、
「なんか違うんじゃないか?」
という想いを抱きました。
事務所が、何らかの釈明や、契約終了の理由を明らかにする説明をするのであれば納得出来ますが、残ったメンバーが謝罪する必要はないんじゃないか? と思ったのです。
それは大方のファミリーさんも同じご意見で、「こんなことやらせるなんてひどい」「怖い」「見ていられない」「もう事務所は信用できない」といったポストがXに溢れ返りました。
LINEグループでもそんな意見が大勢を占めたんですが、ある一人の仲間から、
「個人的に、姉メンバーは美怜ちゃんに対する怒りの涙だった様な気がします…
(グループが大事な時に、またやらかした的な…考え過ぎかな?)」
という書き込みがありました。
その意見を見て私は、
「あ、それはあるかもしれない」
と思ったのです。
「姉メンバー」とは、美怜と10年以上一緒に活動して来た4人のメンバー、真山りか、安本彩花、小林歌穂、中山莉子のことです。
来年3月には「さいたまスーパーアリーナ(SSA)」での大学芸会(えびちゅうのライブの総称)開催が決定しており、プロモーションも「最強の10人でSSAへ」と謳われていたのに、
「なんで辞めるようなことやっちゃったのよ!」
という想いが、あの動画配信になったとしても、おかしくないかもしれません。
妹メン5人、桜木心菜、小久保柚乃、風見和香、桜井えま、仲村悠菜も含めて、残されたメンバーにとっては、一緒にやって来た美怜が去っていくのは苦しいでしょう。
辛いでしょう。
心の整理がつくには時間がかかると思うし、少なからず美怜への恨みや憎しみを抱いているかもしれません。
でもそれを、時間が解決してくれると信じましょう。
時はいつの日にも、親切な友達です。
過ぎていく昨日を、物語に変えてくれるのですから…
(「12月の雨」by松任谷由実)
残ったメンバーのことも、しっかり見届けて行きたいと思っています。
美怜本人のこと
企業としてのスタダのこと、残ったメンバーのことについて、私の想いを書きました。
最後は当然、美怜本人のことです。
私が「美怜推し」になったのは、実は、私立恵比寿中学を「ほとんど知らない頃から」なのです。
どういうことかと言いますと、私の娘(福岡のめぐ)が元々モノノフ(「ももいろクローバーZ」ファンの総称)から→えびちゅうファミリーになったんですが、私がほとんどえびちゅうを知らない頃、娘からえびちゅうメンバーの写真を見せられた時、名前も知らなかった美怜を指差して
「この娘が可愛い」
と言ったらしいんです😆
(覚えてないんですけど…😅)
詳しくはこちら↓
そんな風に、私が「美怜推し」になるのは運命だったのです。
実際、私がティーンエイジャーから20代にかけて好きだった1970〜80年代アイドル(※)と比較しても、その愛しさはダンチでした。
※当時のアイドルについては→「永遠のアイドル」シリーズへどうぞ😉
アイドルといえども、ただの一人の女の娘です。
好きな異性が現れれば、その男性と一緒にいたいと思うのは当然で、特に美怜はそうなると周りが見えなくなるタイプなんじゃないかと思います。
今回の原因がもし異性問題だったとすれば、正にそんな性格がこのような結果に繋がってしまったのだと思います。
このポストが上がった時、LINEグループでは、
「もし横に男いたら?」
「憎くはないけどぶん殴りますね! 皆の気持ち込めて」
なんて会話があったんですが(草)、私はもし、このポストをした時に愛しい人が美怜の隣にいてくれたとしたら、そんな幸せなことはないんじゃないか、と思っています。
前科が騒ぎになった時はまだ10代でしたが、彼女ももう27歳なので、この年齢になれば「アイドルとしての罪」ではなく「人生の転機」と言えます。
冒頭で書いた、
「あー、とうとうこんな日がやって来た」
と思ったのは、姉メンたちはもう20代半ばで、いつ転校(えびちゅうでの卒業)、引退、結婚、となってもおかしくない、近々そんな日が必ずやってくる、と思っていたからです。
私が20代の頃に推していた榊原郁恵さんが、渡辺徹さんと噂になった時、会社の同僚から、
「渡辺徹に盗られたな」
と、からかわれたことが有るんです。
でもその時、私は「いやいや、渡辺徹だったらお似合いだ。郁恵さんにとって最高の相手だよ」と答えたんですよね。
(詳しくは→こちら)
推していたアイドルが、幸せな人生を送ってくれること。
それが、推している側の人間としての、最高の喜びだと私は思っています。
「美怜へ」
美怜と出逢えてからの7年間、私は幸せだったよ。
これが、初参戦したエビクラシー・リリイベで初めて美怜からもらったサイン。
「エクストラショットノンホイップキャラメルプディングマキアート」を観て、えびちゅうにハマった私にとって、多くの舞台に立ってくれた美怜は、本当に本当に愛しい存在だったよ。
「ボクはテクノカットよりコネチカット」
「オープニングナイト」
「ドラマチックハイスクール」
「マイスイートリトルラッキーデイ」
平日に開催されることが多い生誕祭が、7年の間に一度だけ日曜日に行われた2020年の「PINK DOLL HOUSE3」(於:品川ステラボール)。当たった席が、前から2列目のドセンという神席!
そこから撮可タイムに撮った写真が、奇跡のカメラ目線だったのに狂喜乱舞したよ〜😆
この他にも、美怜のことについて書いた記事の本数は、ダントツなんだよ😆
今回のスタダとの契約終了の後、もし事務所を移ったり、或いは独立してタレントを続けるのであれば、これからもずっと応援することを誓うよ。
美怜の容姿と歌唱力があれば、これ以後も必ずミュージカルのオファーが舞い込んでくるだろうから。
反対にもし、芸能界引退で結婚ということであれば、その後の人生が幸せである事を心から祈ってやみません。
元気な赤ちゃんを産んで、いいお母さんになって、ご主人と温かい家庭を築いて下さい。
同じ空の下で、美怜のことは絶対に、絶対に、絶対に、忘れないから…。
12月8日「NeoDoll」の千秋楽。
マチネにはえまちが出演するので、そっちもチケットを取っちゃった😆
そしてソワレの最終公演。
最前列で美怜のツバキを見届けるよ。
それが最後になるかもしれないから…
美怜、7年間ありがとう。
本当に、本当に、ありがとう。