「ふぁん」全曲レビューその⑨ 13曲目
皆さん、おはこんばんちは。
2020年10月28日にリリースされましたばってん少女隊、ばっしょー3枚目のオリジナルアルバム「ふぁん」全曲レビュー、いよいよ最後の1曲となりました。
13曲目のレビューを書いたのち、アルバム全体のまとめを書いてみたいと思います。
また、星野蒼良(そらら)ちゃんラストステージの流れから、ばっしょーちゃんが次のステップに向かう「新学期の予感」にも触れています。
「ふぁん全曲レビュー その⑨」
マガジン「ふぁん」全曲レビュー
前回までのレビューは、↓こちらのマガジンで
4分で分かる「ふぁん」全曲視聴ティザー映像
それでは。
音楽の真髄を極めた訳でもなく、専門家でもない私が、ただ単に曲の感想を述べるだけのブログですが、どうか最後までお付き合い頂ければ幸いです。
13.Happy
(作詞・作曲:KAKUWA、編曲:久下真音)
【ボーナストラック】<ダウンロードカード付き豪華動画盤>
13曲目は、書いております通り「通常盤」には入っておらず、「豪華動画盤」にのみ収録されているボーナストラックです。
監督:星野蒼良
その最後の曲が、私のイチ推しメンだった星野蒼良ちゃん、そららの卒業を見送るに相応しい曲だったというのも、これはひとつの運命だったのかな、と感じています。
なぜならこの曲の公式MVは、誰あろう星野蒼良ちゃんが監督を務めて公開されたからなのです。
↑これはショートver.でして、ワンコーラス分の90秒ほどしかありません。
なぜって、この動画こそが「豪華動画盤」にカードが封入されていて、書いてあるシリアルナンバーを打ち込んでダウンロードして初めて観れる特典だからなのです。
この動画。
蒼良ちゃんの編集は、センスあるな~と思いますよ。ファンの贔屓目でなく、うまいと思います。
上の動画以降、2コーラス目に入ってからが特にいいんです(笑)。機会があったら是非、観てみてください。
エモいイントロ
では、曲の感想に行きましょう。
まずイントロはエフェクターがかかってて、レコードが回っているようなぷちぷちとしたノイズが入ってるんですよね。
若い人はこんな音は知らないでしょうけど、私らの世代にはめちゃくちゃエモいです😆
あ! だいたい「レコード」ってなんだか分かりますか!?
音を知らないどころか、レコードそのものを知らない人の方が多いかもしれませんね。
切なさ満載の歌詞
歌詞は切ないです。
なんで切ないかって、まるで卒業するそららに向けて、そして残された我々「鯛員」(ばっしょーファンの総称 ※注:この呼称は2021年12月より「隊員」に変更されました)に向けた歌詞みたいだからです。
♪「今日」はやり直せないんだ
♪ほら 手のなるほうへ
♪それでも歩いていくんだ
♪ほら 手のなるほうへ
♪手をたたいて笑っていよう
♪足ならして歌っていよう
♪今は泣いてしまっていても
♪きっと大丈夫
切ないです。
けどね、「明日はきっと大丈夫」って、力をくれているみたいで、泣けてきます。
芸能生活ラストソング
この曲は、そらら・星野蒼良ちゃん芸能生活の「ラストソング」となりました。
2021年3月28日、渋谷「TSUTAYA O-EAST」で行われたライブ第2部のオーラス、他のメンバー4人が舞台袖に引っ込んでしまった後、そららがたった一人でこの曲を歌いました。
その様子を収録した動画がYouTubeで公開されています。
↑この動画に、そのラストライブの最後40分ほどを収録してあります。
メジャーデビュー曲「おっしょい!」の途中から始まって、
☆メンバー4人がそららとの想い出を語るところ
☆そららが最後のスピーチをするところ
☆他のメンバーとの「ハグタイム」(泣笑)
☆5人一緒に歌う最後の曲「夢のキャンバス」
☆それに続いて、そららがソロで「Happy」を歌います。
(31:05過ぎ)
そららへのラストメッセージ
そらら。
最後の最後、この曲ば歌うてくれてありがとう。
そして6年間、お疲れ様。
これからの人生も、夢に向かってしっかり歩いて行くとよ。
「きっと大丈夫」やけん!
いつまでも「同じ青い蒼良」の下で、いつまでもそららのことば忘れんよ。
「青い空」を見上げるたび、蒼良のこと思い出すけんね。
必ず、絶対に…
楽曲提供者
作詞・作曲のKAKUWAさんは、このアルバムでは「Dancer in the night」も作詞・作曲していて、この曲もすごく好きなんですよね。(↑マガジン その③7曲目)
正体不明の人物ですが(笑)、とてもいい歌詞を書くし、好印象です。
「ふぁん」全曲レビューまとめ
それでは、アルバム全体のまとめです。
アレンジお見事
まず、編曲の素敵な曲が多いですね。
「ミリオンサマー」
「ダンサーインザナイト」
「Just mean it! 」
これらの、両耳から聞こえるギターリフはめちゃめちゃカッコいいです。
歌唱力 爆上がり
そして、メンバーの歌唱力が格段に上がっていますね。
「でぃすたんす」の
♪いつも思い出してよ
「Dear My Blues」の
♪箇条書きの未来ばかり
の部分は、ライブでもきれいにハモっています。
ハイキック様々!
そして楽曲提供は、全6曲を担当している久下真音さんを筆頭に、音楽集団「ハイキックエンターテインメント」所属の作家陣オンパレード!😆
レビューの中でも書きましたが、これまでの元気いっぱいな「ばってん少女隊」から、ちょっと大人な「ばってん乙女隊」に間違いなく進化しています。
ビクターとのメジャー契約を解かれてしまって、インディーズレーベルでの初アルバムとなったわけですが、これはもうナイスな楽曲を提供してくれた
「ハイキック様々!」
といっても過言ではないですね。
今後の展開も期待しましょう!
ばっしょー新学期の予感
と、書きましたが…。
なんとこの「そらら卒業ライブ」からの1週間は、ばっしょー鯛員にとって「怒涛ウィークリー」でした!(笑)
↑上の、そららのラストライブを収録した動画で、そららが歌い終わって舞台袖へ消えた後、
というアナウンスが流れ、なんと6人のお面をかぶったメンバーが再登場して「Oisa」を披露します。
(35:10過ぎ~)
動画のチャット欄には
「なんだ!?」
「何が起こっている?」
と、ワケワカメな鯛員のコメントが溢れかえります。
そして…
歌い終わった6人が、何の説明もなく舞台袖に引っ込んでしまうと、会場の大型モニターに6つのシルエットを背景にした
「4月2日生配信ライブ 新学期deshite」
の画像が映し出されます。
これは!
もう間違いなく新メンバー2人が追加され、ばってん少女隊が新しいスタートを切る。
そう、まさに「新学期」を迎えるのだ!(よね?)と期待させる演出でした。
さて、その顛末は…
ということで、これについては次回のブログで書いてみたいと思います。
果たして何が起こったのか…
お楽しみに!
それでは、また逢えるからこの言葉が言えるんですよね。
ごきげんよう、さよならDestiny!
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