どんでか 全曲レビュー(その4)
皆さん、おはこんばんちは。
私立恵比寿中学6人体制初、6月6日に発売されたシングル「でかどんでん」。オリコン・デイリーランキング2位、そしてウィークリーランキングは3位~!!!!(!は4つまで😄)
「でかどんでん」CDが手元に届き、改めて
「あ、やっぱエビ中スゲーや!」
との想いが溢れ、それを綴っておりますこの「でかどんでん」全曲レビュー。
今回「その4」であります。
その1では「でかどんでん」、その2では「熟女になっても feat. SUSHIBOYS」、その3では「スウィーテスト・多忙。」について書きました。
→マガジン「でかどんでん全曲レビュー」からどうぞ😉⛲
その4では「響」を取り上げます。
予告では、初回限定盤A・Bに付いている特典映像も取り上げ、今回で打ち上げる予定としていましたが、「響」について書き始めたら想いが溢れて止まらなくなってしまったので😆、特典映像については「その5」に回すことにしました。
例によって、音楽の神髄を極めたわけでもなく、専門家でもないこの私が、勝手気儘に曲の感想を述べるだけのブログですが、どうぞ最後までお付き合い下さい。
m(_ _)m
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その4「響」
メモリアルな曲の予感
今年の1月4日。
この曲のMVが公開され、その映像を目にし、曲を聴いた時…。
私にとってこの曲は、メモリアルでとても大切なものになるだろう、と一瞬で感じました。
なので速攻でYouTubeから動画をDLし、携帯に保存したほどです。
それほど、この楽曲とMVの出来映えは素晴らしく、何度見返しても新たな発見があって、その都度、感動に包まれます。
昔の映像は「あ、あの時だ!」もあれば「知らな~い!」のもあります。
全てが0コンマ何秒で流れて行きますから、全編コマ送りで観てみたいほどです😉
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「響」が「響く」
この曲は、久々に「エビ中らしい」楽曲となりましたね。
「音楽ナタリー」のエビ中メンバー・インタビューでも、
と、語っています👍
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楽曲提供者とアレンジ
楽曲提供は、↑上の引用インタにもありますが、作詞が後藤まりこさん。エビ中には「キラキラネスキラネス」(作詞・作曲)を書いてくれています。
作曲は、AxSxEさん。これで「あせ」さんと読むみたいです。本名が阿瀬研一さんと仰るからです。
調べたんですけど、これまでエビ中に楽曲提供されているのどうか、分かりませんでした。
編曲は、野村陽一郎さん。この方も沢山のアーチストの楽曲に参加されていますが、エビ中には初めてではないでしょうか。
ストレートな歌詞とメロディがエビ中らしいですし、アレンジも素敵です。
アレンジでまず耳に残るのは、サビ始まりのイントロ。ギターのリフがカッコ良すぎます!
また、Bメロの
♪十万光年経っても 色褪せずに消えないんだ
この後ろで跳ねるように鳴っている電子音も好きです。Less Vocal ver.を聴いてもらえばよく分かると思います。
そしてそして。
なんと言ってもこの曲のアレンジで秀逸なのは、ストリングス・セクションですね!
1コーラス目のBメロから目立たぬようにストリングスが入ってきて、サビのCメロ直前に低い音から高い音へとスラーして盛り上げ、そこからサビ全体を美しく、そしてちょっと切なく、弦の音が彩ってくれています。
このストリングス・セクションが有ることで曲全体が安っぽくならず、壮大なイメージへと昇華させる効果をあげています。
そして、私が「秀逸」と言ったのは、1コーラス目のサビを飾った弦の音が、
♪wow oh oh oh wow oh oh oh
♪wow oh oh oh yeah yeah yeah yeah!
この間奏を貫いて、2コーラス目のAメロ全体まで途切れることなく続いているのです!
これも是非、Less Vocal ver.で確かめてみて下さい。
1コーラス目と2コーラス目のAメロは、ボーカル部分は同じメロディなんですけど、バックグラウンドにストリングスがあるかないか、またそれに合わせてドラムのリズムの刻み方も少し違ってますから、全く印象が変わってきています。
いやぁ、この編曲は素晴らしい!野村さん、グッジョブです!
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推しメン美怜礼讃
メンバーの歌声で一番弾けているのは、美怜じゃないでしょうか!
素直に、礼讃したいと思います😆
♪こころ震わす 思い出は涙とともに 胸の奥に隠そう
この唄い方は、これまでの美怜とは全く違う声の出し方ですよね。
レコの時、「こんな唄い方をしてみたいんですけど」と美怜の方から言い出したのか、或いはディレクターから「こんな風に唄ってみて」と提案があったのかは不明ですが、この曲にすごく合ってると思います!
接触イベントで話せる機会があったら、聞いてみよっと😆
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振り付け
振り付けもスタンダードですけど、いいですよね。
サビの部分、
大きく手を振って
↓
指差し
↓
腕を回す
ここは客席も一緒になって踊れます。
♪君でいてくれてありがとう
のところでりったんと安安が握手するのも好き!
特に好きなのは、大サビからラストまでです。
「ハイタテキ」のイントロに似ている指揮者のような動きは、この曲だからこそ活きる振り付けです。
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大サビの歌詞
公式発表の歌詞は、どの歌詞サイトを検索しても大サビの部分が表示されないんです。
♪うまく言えないけどね…
♪orchestratiom 聴いて…!
この後はどれも、
♪明日が来なくても
までしか載ってないんですよね。
ですから、フルの歌詞付き動画(スタプラのライブ)を貼っておきます。
この動画がさらに貴重なのは、CD音源は真山姉さんの声がいきなり入って始まりますが、ライブだとそれは無理なので、ライブ用のイントロが聞けるところです。
追記:残念。この動画は削除されてしまいました😢
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ひとりで生きているか?
この曲の歌詞で、私の心に最も「響く」のは、
♪ここにいるよ 君が存在証明だ
この部分です。
その他にも、この曲を象徴している言葉に「orchestration」がありますね。
この言葉の翻訳は、
「管弦楽(編曲)法、管弦楽組曲、統合、結集、(巧みな)編成、組織化」
といった意味になりますけど、私たちがよく知っている「楽団」を表す「オーケストラ」は、それこそ正に楽器と楽器が「響きあう」ものですよね。
私たち人間にとって
「想いと想いが響きあう」
ということ、それは即ち
「仲間がいる」
ということに他なりません。
人は、一人では生きて行けません。
もし、
「私は親からも独立して、誰の世話にもならずに一人で生きている」
という人でも、
じゃあ、あなたの着ている服は誰が作り、
あなたが使っている数々の道具は誰が作り、
日々、口にする食べ物は誰が作っているのですか?
料理するという意味も当然ですが、それ以前に野菜、魚、肉、加工品、それらがお店に並ぶまでの過程はどうですか?
と問えば、例え田舎で自給自足の生活をしている人であっても、衣服や靴、日々使っているあらゆる道具まで全て手作りしているのでなければ
「一人で生きている」
という言葉は決して当てはまらないと思います。
常に、見ず知らずの人でも自分の周りに誰かが居てくれて、その人たちが世の中を動かしてくれているお陰で生きていられるんだ、と感じることが出来れば、世界中の全ての人、世の中の全てのものに感謝の気持ちが生まれてくるはずです。
それに加えて、自分と同じものに共鳴し、想いが「響きあう」人が側に居てくれれば…
それに勝る幸せはないと思います。
自分を産み育ててくれた親や兄弟姉妹、
勉学を共にする学友、
目的を共に果たしていく仕事仲間…。
そして愛し合う恋人が出来、
その人と結ばれて、
家族ができる…。
それらは全て、その人が「生きている」という証しです。
心許せる仲間がいること。
それが、あなたが生きているという証拠です。
♪ここにいるよ 君が存在証明だ
という歌詞は正に、
「君がいてくれること。それが、自分がここにいるという存在を証明してくれているんだ。ありがとう!」
という想いを表しているんですね。
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出逢いと別れ、そして出逢い
結成から9年が経つエビ中は、多くの仲間と出逢い、そしてそれらの仲間と「転校」という形で別れがありました。
3人が1度に抜け、2人が新たに加わった8人体制は「歴代最強」との評価を受け、将来を嘱望されていました。
ところが、その中の1人のメンバーと、それまでとは全く違う思いがけない別れがあり、その出来事によってもう1人のメンバーが自分の道を歩き始めるためにグループを離れて行きました。
そんな変遷を経てきた6人だからこそ、仲間の大切さ、仲間が居てくれることで
「自分がここに居るんだ」
と実感できる幸せを噛みしめているのだと思います。
そしてもう一つ。
この歌詞の中で『』が付いて強調されている『今』。
そう。
未来には何が起こるか分からない。
それを自らの身をもって教えてくれた仲間が居たからこそ、
『今』
を大切にしようという、彼女たちの決意を表す歌詞だと思います。
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君が存在証明だ!
私はエビ中に出会ってから、心と心が共鳴し、一緒にエビ中を応援して行ける、かけがえのない仲間とのたくさんの出逢いがありました。
その体験の中で感じることができた感動の数々が、この曲を聴いていると甦ってきます。
そう、まるでこの曲のMVで昔のメンバーの動画が次々と映し出されるように…
ですから、この曲は私にとってメモリアルで、大切なものとなったのです。
今、これを読んでくれているあなた。
いつも「いいね!」を付けて下さっているあなた。
あなたたちがいなければ、私にこのブログを書くモチベーションは生まれません。
だから…
皆さんこそが、私の「存在証明」なのです。
ありがとう。
本当に、ありがとうございます!
🍤🍇🍈🍑🍊🍌🍒🍤
…という訳で。
「でかどんでん」全曲レビュー(その4)を終わります。またまたの長文にお付き合い頂き、ありがとうございました。
ではでは。次の(その5)が本当に最後となります。
また、この次会えるから、この言葉が言えるんですよね。
ごきげんよう、さよならDestiny!
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