FAMIEN'21 L.P.全曲レビュー その④7~8曲目
皆さん、おはこんばんちわ。
私立恵比寿中学(エビ中)の最新アルバム「FAMIEN'21 L.P.」の全曲レビュー。その4回目です。
FAMIEN'21 L.P.全曲レビュー その④7~8曲目
全曲レビュー予定曲目
「FAMIEN'21 L.P.」全曲レビュー、これまでの回とこれからの予定です。
これまでのレビューは、マガジンからどうぞ↓
【その①】
①ご存知! エビ中音頭(2021ver.)
②ラブリースマイリーベイビー(2021ver.)
【その②】
③誘惑したいや(2021ver.)
④ナチュメロらんでぶー(2021ver.)
【その③】
⑤summer dejavu(2021ver.)
⑥HOT UP!!!(2021ver.)
【その④】
⑦朝顔(2021ver.)
⑧イート・ザ・大目玉(2021ver.)
【その⑤】
⑨青い青い星の名前(2021ver.)
⑩23回目のサマーナイト(2021ver.)
【その⑥】
⑪イヤフォン・ライオット
⑫いい湯かな?(2021ver.)
ではでは。
音楽の真髄を極めた訳でもなく、専門家でもない私が、ただ単に曲の感想を述べるだけのブログですが、どうか最後までお付き合い頂ければ幸いです。
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⑦朝顔(2021ver.)
作詞:高橋久美子/作曲:IMAKISASA/編曲:野村陽一郎
ファミえん2018 テーマソング
この曲の勝因1つ目「台詞」
この曲の“勝因”(? 笑)は、なんと言っても「台詞」と「編曲」ですね!
まず「台詞」の方から。
↑上の「歌ネット」サイトで歌詞を見て頂くと分かるように、この曲には台詞があります。
冒頭から、
【小林】アパートのベランダ、深夜に朝顔が咲いてます。
【柏木】ねえ、太陽じゃないんだよ、これは蛍光灯の光だよ。
【安本】だまされてるとも気づかないで、それでも、綺麗に綺麗に綺麗に、咲いてくれて ありがとう。
この一連の台詞が、この曲のコンセプトをしっかりと伝える伏線になっていますし、小林・柏木・安本の3人とも皆んな台詞が上手いでしょう!?
もう何度もこのブログで書いていますが、私がエビ中のファミリーになったのは、元メンバーの松野莉奈さんが病気のため急逝したのがきっかけでした。
そして、↑この初ブログにも書きましたように、エビ中にハマった理由の大きな要因が、彼女たちが演じた舞台劇シアター・シュリンプ第1回公演「エクストラショットノンホイップキャラメルプディングマキアート」を偶然目にしたから、だったのです。
つまりです。
どちらかというと私の中でエビ中のイメージは、
「歌 < 演劇」
なのです。(もちろん、凄く僅差ですが😉)
ですから、台詞のあるこの曲は愛してやまない楽曲になりました。
シアターシュリンプ再演希望
新メンバーの台詞もいい感じです。
【桜木】あなたは、今もエクボ作って笑ってますか?
【風見】廊下ダッシュして、叱られてないかな?
【小久保】泣きたいときに、泣けてるかな?
この台詞は旧ver.にはない、いわば新メンバーのために書き加えられた台詞です。
3人の演技力がどれほどのものなのか…。
エビ中演劇派(笑)の私は、ぜひ新9人ver.でのシアター・シュリンプ再開を強く、強く希望いたします!
そして、2コーラス目が終わった後、大サビに行く前の台詞もサイコーです。
【星名】どんなにかっこ悪くたって、私は私の花を咲かせます。
【中山】いつかまた、それぞれの花を持って会えたらいいね。
【星名】そしたらまた恋をしようよ。
推しメンの美怜の台詞、グッと来ます!
(しかし、真山姉さんの台詞がないのはなんで???😣)
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この曲の勝因2つ目「編曲」
さて、勝因(w)の2つ目は「編曲」と書きました。
前の回でも書きましたが、この曲の編曲は私の大好きな野村陽一郎さんです。
この曲のテーマからいって、野村さんのアップテンポのアレンジは、意外と言いますか、
「そう来ますか?」
と言いたくなる程ですね。
しかし、それがこの曲の面白さになっているわけで、そうでなければ「勝因」とは言いません。
高橋久美子さんによる詞の内容は、昔の想い出と今の自分の立場とを比べて、その違いに少し戸惑いを感じながらも、それでもしっかりと明日を見据えて歩いて行こうという決意が読み取れます。
この内容から言うと、バラードでも充分聞かせる曲になると思うんですけどね。
それを敢えてアップテンポにアレンジすることによって、決意の強さが余計に際立っている気がします。
ちゅうおんバラードver.
この曲を聴いた時、バラードのアレンジも聴いてみたいな、と思ったんです。
で、やってくれるとしたら、コールや声援など一切禁止で、“聴かせる”ライブである「ちゅうおん」だろうな、と思ったんですが…。
やっぱり、『エビ中 秋声と螻蛄と音楽の輝き 題して「ちゅうおん」2021』(第4回)でやってくれました😆
動画はCS放送のみで盤化されておらず、YouTubeを探しても見つからなかったんですが、ライブCDはリリースされていますので、ご興味があればぜひ通常アレンジとの違いを聴き比べてみてください。
※追記:一般ファミリーさんが、ピアノソロでバラードアレンジを演奏している動画がありました😉
メチャ上手くて、雰囲気バッチリです😍
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「23」偶然の一致
作詞の高橋久美子さんは、ロックバンド「チャットモンチー」の元ドラマー。
エビ中には、このあと出てくる⑨曲目「青い青い星の名前」を提供してくれています。
この詞の冒頭、
♪今朝の夢の中に少年が出てきたの
♪「23歳になったら結婚しよう」(なんて)
という歌詞があるんですが、このアルバムの10曲目には「23回目のサマーナイト」という楽曲があります。
作詞は全く別の人ですから「23歳」「23回目」は偶然の一致なんですけど、なんかアンサーソングのようなイメージがありますね。
次の回でレビューする時、じっくり歌詞を読み比べてみたいと思います。
ばってん少女隊にも名曲
高橋さんはこの曲の他にも多くのアイドルに曲を書いてますが、私のもうひとつの推しグループ、ばってん少女隊の「無敵のビーナス」という曲も、実に素敵な詞なんです。
私の大々々お気に入り曲でございます😆
作曲のIMAKISASAさんについては、「ラブリースマイリーベイビー」の回で詳しく書いていますので、そちらをどうぞ😉
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⑧イート・ザ・大目玉(2021ver.)
作詞:いしわたり淳治 / 作・編曲:溝口和紀
ファミえん2018 テーマソング
この曲は、2019年3月13日にリリースされました5thアルバム「MUSiC」の2曲目に収録されています。
この時に「MUSiC」の全曲レビューをやっていますので、曲の解説や感想についてはそちらをぜひ、お読み頂けたらと思います。
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2声コーラス
↑上のブログでも書いています通り、この曲のハイライトはなんと言っても2声コーラスのハモりなんですが、ハモるメンバーの組み合わせは「MUSiC」ver.と全く一緒です。
1コーラス目と2コーラス目以降で、メインの旋律とコーラスを付ける役割が入れ替わっているのも全く同じです。
とにかく、かなりハイレベルな歌唱力が要求されるこのハモり部分に、まだ楽曲に慣れていない新メンバーの加わる余地がないのは、致し方ないかもしれませんね😆
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最後にひとつ
「MUSiC」ではこの曲の後に「明日もきっと70点」という曲が収録されているんですね。
その2曲の、終わりと始まりの繋ぎが凄くよくて、私は「FAMIEN'21 L.P.」を聴いていて「大目玉」が終わると、次に「明日もきっと70点」のイントロが、いまだに頭の中で流れてしまうんですよ(笑)
ですから、ついプレイヤーを止めて「MUSiC」に移動し、「大目玉」から「明日もきっと」の繋がりを聴いてしまう今日この頃です(笑)
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それでは。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
次の全曲レビューをお楽しみに。
また逢えるから、この言葉が言えるんですよね。
ごきげんよう、さよならdestiny!
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