★変わり映えしない
先日僕の大好きなギタリストの新譜が出まして
聞いてたら、今回のも、とっても良くって
TUBEのギタリスト 春畑道哉さんの
「Spring has come」https://amzn.to/38bVfR8
Jリーグのテーマソングとか作ってる人で
https://youtu.be/MOztVMQ1T54
プロ野球ニュースのかっこいいシーンでも
よく彼の音楽が使われたりします。
で、今回の新譜、とってもよくて
それは「彼っぽい」からなんだな、と気づいた。
一曲一曲聴いていくと
あ、これはあの曲に似てるな(好きだな
あ、これもあの曲っぽいな(好きなやつだ
と、これって要は
「変わり映えしない」ことが
「好き」なんだと気づいた。
「変わり映えしない」って、本来はなんか悪口ですよね(笑)
僕も曲を作ってて、作りながら。。。。
「ああ、、これ、あの曲っぽいよな」「あの歌詞っぽいな」
「ああ、、新しいメロディ出てこないかな」
なんて思うこともあるし
「お、今回いいサビが出来たぞ」と思って披露したら
「このサビ、あの曲と同じですね」と言われて調べたらほんとだったり(笑)
ええ、一人の人から生まれるものって、そんなもんです。
でも、考えれば
・矢沢っぽい
・長渕っぽい
・サザンっぽい
・ミスチルっぽい
って、ファンにとってはうれしいことですよね?
逆にたまに全然違うのにチャレンジしてたら
ああ、、、新しいのにチャレンジしてるんだな、
と思うことにはうれしく思うけど
「やっぱいつもの感じがいいな」って思う。
先日、ビギンさんのライヴに行ったときも
「ビギンっぽい」のが嬉しかったもんね。
とはいえ、新しいのに挑戦しないのがいいわけでもなく
それはホント人の好みで、新しいのがいいっていう人もきっといるので
今回のも、「これってただの僕の感想」だと思って読んでくださいね(笑)
だから「ぽい」って大事で
車でも、僕がポルシェを好きなのは、ポルシェのフォルムだから、です。
毎年ニューモデルが出るけれど少しだけの変化を加えた「マイナーチェンジ」です。
一時期から「SUV」なタイプのものが出はじめたけど、僕の好きなスポーツタイプはそのまま残ってる。
この「SUVタイプ(車高の高い悪路でも走れるやつ)」という新しいものがポルシェから出るって、
例えば、あるアーティストが、
バンド活動と並行して、自分だけの別の音楽をやる、みたいな感じなのかなと。(伝われ
でも、
基本は、「ポルシェっぽい」から僕は好きなわけで、
歴代もずっと、その「ぽさ」は保ったままで進化し更にスタイリッシュになってきた。
歴代モデル↓
https://www.porsche.com/japan/jp/accessoriesandservice/classic...
これもいきなり「メジャーチェンジ」つまり「フルモデルチェンジ」されるとちょっとついていけない。。。よね。びっくりしてしまって好みに合わないと、もう離れるかもしれない。
あの「ぽさ」がよかったから好きになったのに。
これ、洋服のブランドでも同じですよね。
毎年新しいのが生まれるけど「ぽい」からまた見に行く。
これが「安心感」なのかもね。
そのブランドの出すものは基本好き、という。
で、僕も相変わらず自分の中から代わり映えのしない曲が出てくることをダメかなぁなんて思っていたけど、これでいいのだと思えた。
本も70冊近く書いてきたけど、基本は同じ事ばかり書いてたらから「変わりばえしない」「目新しいところがない」なんて評もされてたし、ね。
で、僕はそんな中で、二年前に「心屋」というブランドを捨てて
新しいブランドを立ち上げた。
で、得意だった「文章」「お話」をやめて、「歌」という新しい世界へ行った。
最初に出てきた春畑さん、実はギターはもちろんのこと、
ピアノも小さいころからやってたのでめちゃめちゃ弾ける。
めったにないけどLIVEでも披露してた、すごくうまかった。
そんな彼が、例えば、TUBEをやめて、さらに名前を変えて、
ある日からピアノで活動を始めた、、、ていう感じなのかなと。
僕が心屋をやめて本名で、歌で、、、とやってきたことは、そんなことみたいな感じだったのかなと。
いまの僕も、彼のピアノがいいのも知ってる、でもやっぱりギターが聞きたい。
でも彼が好きだし彼がそうしたいのなら応援もしたい、、、と葛藤する(笑)
で、彼のピアノのライヴに行って聞いてて、ああこれはこれでいいな、と思って聞いてたら何曲か急にギターを弾いてくれたら、、、
熱狂すると思う(笑)
僕の歌がいいのも知ってる、でもやっぱり話も聞きたい、、でもJinが好きだし応援もしたい、、、と葛藤していたら、長めのMCで心の話をし始めた!嬉しい!、、、みたいな(笑)
でも、まぁ僕はメジャーチェンジしてしまって、「そっちの方がいい」っていう人と今は遊んでる。
そのなかで、
「いつもの」「変わり映えしない」「マイナーチェンジ」「ぽい」って大事なんだな、ということでした。
それでも「フルモデルチェンジ」も時には必要で、
洋服のブランドでも、デザイナーが変わるとごろっと変わるときもあって
そうなると今までのファンは離れたとしても、新しいファンがつくかもしれない。
逆に今まで興味を持たなかった人とのご縁が出来るかもしれないね。
何が良くて何が悪いかってなかなか言えないし、
今までと大きく変えるのはとてもリスキーだと知っていたとしても
「やりたかった」「やってみたかった」
そうしたくなった、のはもう誰にも止められないよね(笑)
だから
それはそれでいい、ってことですね。
はい。
ということで
「心屋」から「フルモデルチェンジ」した「Jin佐伯仁志」でした。
現場からは以上です。
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上限はありません! ほんとにありがとうございます(*'▽')