超短編集12

(読了目安2分)


相手への気使いとして、気を使わないようにするのが最高の気使いである場合があります。
つまり「気を使わない気使い」です。
これが意図的にできるようになれば大人です。



「自信」は、「小さな努力の積み重ね」という土台の上に成り立つものです。
大雑把な土台では、完成したように見えても、外側からの少しの力で崩れてしまいます。
小さな努力をたくさん積み重ねることで土台の密度が上がり、揺るぎない自信が身についていきます。



他人の物を奪っても、他人を批判しても、決してあなたは幸せな気分になれません。
また、近くに不幸な人がいたり、困っている人がいたりしても、心から自分の幸せを噛みしめることはできません。
この世界に幸せな人が多いほどあなたも幸せに近づけます。


「無」についていろいろと議論がありますが、あなたにとっての「無」の答えは簡単です。
あなたが眠っているときが、あなたにとっての「無」です。



一日にひと口、意識的に食べることを減らす努力が、1か月後、そして1年後に「体重が減る」という結果になって現れます。
大切なことは「小さな努力の積み重ね」です。
同じように、一日にひとつ、意識的に愛をそそぐ努力が、1か月後、そして1年後「愛されている」という結果になって現れます。



「あの人がああだったらよかったのに・状況がこうだったら楽しいのに」と、自分の不幸の原因を外側に求めるのはやめましょう。
思い通りにならないなら、その原因は自分にありますから、自分が変われば解決します。
あなたの時間はあなたを成長させるために使ってください。
不幸の原因やできない理由を外側に探す時間は無駄です。



車の運転の初心者ほど自分のことで精一杯で、自分が周囲にどれだけ迷惑をかけているかということさえ理解できません。
人間関係も同じです。
若い人ほど自分のことで精一杯で、自分が周囲にどれだけ迷惑をかけているかということさえ理解できません。
少なくとも周囲に迷惑をかけないようになれば、なんとか一人前と言えます。


・・・

スタッフたちに店を任せ、息子と一緒に栗拾いに行きました。
マスターの母が借りている畑の中にある栗です。
大きな栗が200個ほど集まりました。

畑の中の栗の木(写真中央)
こんな栗がたくさん採れました

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