お酒を飲むあなたの姿
(読了目安7分)
人は感謝しているときや人を尊敬しているときに幸せを感じます。
もしあなたが人を幸せにしたいなら、人から感謝・尊敬される人になってください。
お酒を飲み、現実逃避や愚痴に夢中になっている女性、男に誘われるままに飲みに出かける女性、酔って吐いたり脱いだりする女性が、感謝や尊敬の対象になるでしょうか。
お酒を飲むあなたの姿に、愛を感じる人はいると思いますか。
自分を愛せない人は他人を愛せないということは、誰もが理解していると思います。
大人の愛は「先払い」ですから、愛されたいなら先に愛をそそぐ必要があることも、みなさんはきっと理解できると思います。
極論すれば、「愛をくれ!」と叫んで愛が手に入るのは、赤ちゃんだけなんです。
大人になるほど、愛は叫ぶだけでは手に入らなくなっていき、やがて大人たちは、「愛は先払いなんだ」と理解します。
愛の先払いを実践できた人は、返ってきた愛に包まれる幸せな日々を過ごします。
そそぐほど自分も幸せになるのが「愛」だからです。
さて、「飲酒」は愛でしょうか。
飲酒の弊害について考えてみましょう。
飲酒の弊害には、表面的なものと、根深いものがあります。
「表面的なもの」には、「記憶がなくなる、物を忘れる、吐く、口論をする、望まぬ妊娠」、などがあります。
表面的な弊害の最も重大なものは、「レイプ事件」や「交通死亡事故」です。
「根深いもの」というのは、お酒を飲まなければならない「心理」のことです。
お酒を飲まなければならない心理は、「寂しさ」がベースになっていますから、飲酒は、「愛をくれ!」と叫ぶのと同じ行為です。
そもそも、愛をそそげている人は、愛で満たされているので「愛をくれ!」とは叫びません。
「愛をくれ!」と叫ぶこと、つまり、お酒を飲むことは、私には愛をそそぐ力がないと大きな声で言っているのと同じです。
愛とは、「私もあなたも周りも楽しい」という状態ですが、もしお酒が愛なら、あなたが飲酒して喜ぶのは誰でしょうか。
酒造会社や居酒屋、バーの店員は喜びますよね。
自分たちの現金収入が増えますから。
税金が入る「国」も喜ぶかもしれません。
目先の税金が手に入るなら、あなたの愛への旅にとってマイナスになってもかまわないんです。
また、あなたとのセックスのチャンスをうかがっている男性も喜びます。
喜ぶのはその程度です。
飲酒をしているあなたは、その状況を本心から喜んでいるわけではありません。
本心から喜びを感じることができる人は、お酒で脳を麻痺させることはしないからです。
その場の不安や不満を一時的に麻痺させているだけだったり、「飲みの誘いを断ったら嫌われる、仕事がなくなる」などの不安をごまかすために飲んでいる場合がほとんどです。
もし娯楽として、そして愛だと信じてお酒を飲んでいるなら、あなたはその姿を、親や子供、そしてパートナーにも見せることができるはずです。
しかし実際は、「見せたくない」と考える人がほとんどです。
親や子供、パートナーが見たらどう感じるか考えれば、それが愛かどうかはすぐに判断できます。
また、あなたがお酒を飲んでいる姿を録画し、自分で見たとき、どう感じるでしょうか。
お酒を飲む姿を想像しただけでも、お酒は、自分への愛ではないことは明らかだとわかります。
そして、自分への愛ではないということは、もちろん他人に対しても愛ではありません。
マスターは「愛とは、私もあなたも周りも楽しいという状態」の他に、「愛とは、人の幸せを願う気持ちの実践です」とも書いていますよね。
では、飲酒は、「人の幸せを願う気持ちの実践」でしょうか。
お酒を飲んで、他人の役に立てる人はいませんよね。
強いて言えば、「自分の苦痛の先延ばしを願う気持ちの実践」、男性と2人きりの場合などは、「自分を口説く男の、肉体的な快楽を願う気持ちの実践」ではないでしょうか。
お酒にまつわるトラブルが多いのは当然です。
お酒は子供の思考の人が飲むものですから、お酒を飲む人間同士の関わりには、トラブルがつきまといます。
飲酒の場では、誰が悪いわけでもなく、「みんな悪い」です。
◎ダイエットも同じ
愛されたいなら愛をそそぐ。
そして愛をそそぐ基本は、まず、自分への愛です。
人は自分に愛をそそぐことができて、他人に愛をそそぐことができます。
以下は「ダイエット」マガジンの話でもありますが、「自分に愛をそそぐことが大切」という簡単な例に、「ダイエット」があります。
体重100キロのJ子さんが「みんなのために」と気を使って動き回り、「私は愛をそそいでいるのに返ってこない!」と嘆いても、周囲の人は、「一緒にいるととにかく暑苦しい、体臭が気になる、まずダイエットしろ」と思っているわけです。
J子さんと一緒にいたくないんです。
ですからJ子さんは、まず他人が「一緒にいたい」と思える人になることが必要です。
それには自分への愛、つまりダイエットをする必要があります。
100キロの女性の場合、自分がダイエットをすることが、なによりも周囲に対する気配りなわけです。
また、「あなたは体重100キロと50キロではどちらがいいですか?」こう尋ねれば、ほぼすべての人が、「50キロがいい」と答えます。
なりたい自分になることが自分に対する愛ですから、やはりダイエットをすることが、愛のスタートラインになるわけです。
愛をくれ!と叫びながら、お腹に脂肪を蓄えても、愛は手に入りません。
お腹をつまんで「100万円分の贅肉!」と冗談半分で言うのも楽しいですが、実際に100万円分の飲食代を貯めておけば、身体はスリムなまま、その資金を「自分磨き」に使うこともできるんです。
世の中には甘い言葉があふれています。
そして社会は、その甘い言葉を発信する人が利益を得るようにできています。
社会の仕組みや人の心の仕組みを考え、甘い言葉に惑わされず、自分に愛をそそいでください。
◎お酒を飲むあなたの姿
以下太文字を考えてみてください。
お酒を飲むあなたの姿を見た親や子供は、喜ぶと思いますか?
大人の思考の人と子供の思考の人では、どちらが長く愛されると思いますか?
お酒は大人の飲み物ですか?子供の飲み物ですか?
お酒を飲む人は、愛をそそいでいると思いますか?
なぜお酒を飲む必要がありますか?
お酒を飲む人たちと付き合って長く愛されると思いますか?
大人の思考の人はお酒を飲むと思いますか?
お酒は自分に対する愛だと思いますか?
お酒を飲むコスト(主に時間とお金)を他のことに使えないのはなぜですか?
「お酒のどこが悪い!」とムキになって反論する人もいますが、「お酒のどこが悪い!」と叫ぶ前に、なぜお酒を飲む必要があるのか考えてみてください。
大きな問題が起こってからでは遅いんです。
お酒は法律で許されていますが、それが愛かどうかは別問題です。
外見が大人でも、中身が子供では愛されることはありません。
以前書いたように、「コナン君」が人気があるのは、見た目は子供でも、中身が大人だからなんです。
自分がお酒を飲んでいる姿(お酒を飲むあなたの姿)
これを思い浮かべてみてください。
親や子供、そして自分、さらにパートナーにも誇れるでしょうか。
マスターは、お酒を飲む時間があるなら、このnoteを書きます。
みなさんや、いつかこのnoteを読んでくれるマスターの子どもたちが、きっと愛を感じてくれると信じているからです。
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