だってK君と一緒にいたかったんだも~ん
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「だってK君と一緒にいたかったんだも~ん」
これはまだマスターが東京在住で遊んでいたころ、当時付き合っていたU子さんから出た言葉です。
U子さんは、外見は美しい女性でした。
U子さんと出会ったのは、U子さんが20歳、マスターが30歳ごろだったと思います。
以前投稿した「自己紹介」「マスターのこと」などで書いたように、32歳までのマスターは、多い時で4人と同時に付き合うような生活をしていました。
U子さんとの関係も例に漏れることなく、お互いに決まった相手はいませんでした。
あるとき、U子さんと選挙の話題になり、こんな話をしました。
会話は当時のマスターの口調です。
U子 「私さ、こんど初めての投票なんだ」
マスター 「投票、行くの?」
U子 「うん、もちろん。あんたは行かないの?」
マスター 「オレは行かねーよ」
U子 「なに言ってるの?選挙は行かなくちゃダメだよ。国民が選挙権を得るためにどれだけ苦労したか知ってるの?」
マスター 「少しは知ってるよ、特に女は選挙権を得るために頑張ったんだよな」
U子 「うん、せっかくもらった選挙権を無駄にしちゃダメでしょ」
マスター「そうだな、わかった行くよ。ところで選挙の日ってなにしてるの?一緒に行くか?」
U子 「前の日にK君と会うからダメ」
マスター 「そのままお泊まり?」
U子 「たぶんそうなると思う」
マスター 「わかった、それじゃオレは一人で行ってくるかな」
こんな会話をしたんです。
中学か高校で選挙権について勉強したのか、20歳になって選挙権を得たU子さんにマスターは説教されてしまいました。
・・・と、ここでイヤな予感がしませんか?
なんとなくしますよね。
そうなんです、以下に続きます。
投票日の数日後、マスターの部屋に遊びに来たU子さんに尋ねました。
マスター 「ところで投票行った?」
U子 「行かなかった・・・」
マスター 「え? 選挙権が大切だって言ってたじゃん、だからオレは行ってきたけど」
U子 「だってK君と一緒にいたかったんだも~ん」
マスター 「一緒にいたって投票ぐらい行けるだろ」
U子 「だってめんどくさかったんだも~ん」
・・・こんな感じです。
さて、U子さんなんですが、マスターと出会う前、妊娠してデキ婚の道を選んだことがあったんです。
しかし・・・結婚式の前日に結婚をキャンセルされ、新郎は会場に来なかったんだそうです。
その後、すぐに子どもを中絶し、仕事も辞めて、ようやく社会復帰した後、マスターと出会いました。
ちなみにU子さんを妊娠させた男性は、警察官だったそうです。
たぶんU子さんは、「警察官」という安定した仕事と結婚したかったのかもしれませんね。
マスターとU子さんの関係も、その後すぐに終わりました。
マスターがU子さんに興味をなくしてしまったんです。
以下、マスターのことを棚に上げて、U子さんが長く愛されない理由を書きたいと思います。
まず、「妊娠・中絶」を経験しているにもかかわらず、マスターのような遊び好きの男と付き合うのが間違いです。
未成年で中絶したという話を聞き、かなり辛い思いをしたということはわかりましたが、その教訓が活かされていませんでした。
当時のマスターのような男と付き合えば、同じことを繰り返す可能性がとても高くなり、一歩間違えれば自信をなくし、男性に対する不信感が増えてしまいます。
マスターは当時、タバコを吸っていましたしね。
マスターはU子さんと口論しませんでしたが、それは付き合いが短かかったからです。
タバコは、原因を外側に求める人が吸いますから、付き合いが長くなれば口論が絶えなくなります。
また、U子さんは、K君やマスターと同時に複数の男性と付き合っていましたが、これは、長く愛されない女性の典型例です。
もちろんマスターも複数の女性と付き合っていましたが、長く愛されたいなら1人に絞ることが重要です。
1人に絞ることが大切な理由は、割り切って付き合っているつもりでも、別れ際にいろいろな感情が生まれ、問題がゴタゴタすることも多いからです。
それから、他人に「投票に行け・私は当然行く」と言いながら、投票日前日から本人は男と遊んでいたというのも、自分の価値を下げてしまいます。
マスターはU子さんとの選挙関連の会話で「この女とは深く関わるのをやめよう」と感じました。
こんなU子さんには「身体目当て」の男性しか近づきません。
まさにマスターも、彼女の身体が目当てでしたしね。
結局マスターとも別れ、K君とも別れたようです。
以上、若い女性と投票にまつわる話でした。
余談:
マスターは結婚前にHIV検査を受け、お互いに「陰性」を確認しています。
結婚前はよく遊んでいましたが、結婚後は妻だけです。
・・・
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