超短編集15

(読了目安4分)


お酒を飲む男性の言葉を信じてきて、「いいこと」はあったでしょうか。
結局は「言葉と行動が違う」という場面を味わってきたんじゃないでしょうか。
同じ間違いは繰り返さないでくださいね。


「二日酔いは辛い・・・深酒してもこれを飲めば翌朝快調!」という商品がたくさん出回っているみたいですが、そんな商品を買うぐらいなら、お酒を飲まなければいいんです。
太りたくないなら食べなければいいという理屈と同じです。
長く愛されるのは、そのぐらいのことを当然のようにできる人です。



動物として健康な男性は、既婚者であろうと本能的に多くの女性と肉体関係を結ぼうとします。
しかし不倫は男性一人では成立しません。
あとは女性が不倫に付き合うかどうかです。
不倫は男女の共同作業で成り立ちます。



「高学歴・高収入の女性が、恋愛や結婚相手として敬遠される」という話はウソです。
その女性に魅力がないから敬遠されるだけで、学歴や収入は、断る理由に使われているだけです。
高学歴高収入でも、魅力があればいくらでも男性から好かれます。



2歳児がカッターナイフを持ったらなにが起こるか・・・大人の方が、本人よりもよくわかっています。
その女性がその男性と恋愛をしたらなにが起こるか・・・恋愛経験が豊富な人の方が、本人よりもよくわかっています。
恋愛の悩みがあったら、先人の意見も聞いてみてください。




ダイエットをしたいと考えながらなかなかできない人は、ダメだと思いながら食べてしまうんじゃないでしょうか。
食べなければ痩せるはずですからね。
ダイエットしたいなら、まず食べる量を少し減らすこと、そしていつもより少し運動をすることです。
この小さな積み重ねが、やがて結果になります。



相手の愛を試した時点で、あなたは相手を愛していません。
大人の愛は「先払い」ですから、愛していないということは、相手から愛されていないということです。
愛されていないから、愛を試したくなるんです。
相手の愛を試そうとした時点で、答えはすでに出ています。



不倫をすれば「不倫は愛ではない」と理解できますが、不倫は愛ではないと理解するために不倫をする必要はないと思います。
経験から学ぶことよりも、時には先人の知恵、先人が示す教訓から学ぶことも大切です。



誰もが「親から愛された」と信じたいですが、ムリに信じ込もうとすると、人生のあらゆる場面で歪みが出ます。
親のことを思ったときに優しい気持ちになれないなら、「私は親から愛されなかった」と認め、そこをスタートラインにして新しい人生を初めることが大切です。
親の代まで続いた負の連鎖を断ち切ってください。




結婚すると3組に1組が離婚していますが、それは氷山の一角です。
離婚予備軍を含めれば、夫婦の9割の関係がいずれ破綻すると考えられます。
それが人間の知恵の限界ですが、大人の思考を身につければ、1割の中に入ることができます。



「長く愛されたい」と言いながら、本人がお酒を飲んでいたり、お酒を飲む男性と付き合っている人がいます。
お酒をやめられない人から長く愛されるのは不可能です。




世の中、お金や宗教にまつわる争いが絶えません。
お金や宗教では幸せになれないことを学ぶチャンスはいくらでもあるはずです。
人類がお金や宗教を卒業できるのはいつになるのかわかりませんが、みなさんはどうか卒業し、愛に向かって一歩前進してください。




大人の愛は「先払い」です。
大人になってしまったら、「愛をくれ!」と叫んでも手に入りません。
あなたがそそいだものが「愛」なら、その愛は必ず返ってきます。
「愛されない」と嘆くのは、そそいだものが愛ではないからです。



「結婚したい」と言いながら40歳を過ぎてしまう女性も多くいます。
30代半ばで、「結婚したい」と本気で思っている人は、そのためにどんな努力でもできるか考え、もしできると思ったら、一度「自分のやり方」を棚に上げ、他人からの助言に素直に耳を傾けてください。

・・・


<日記>
今日は保健所による年に一度の厨房の検査がありました(マスターの仕事は飲食店です)。
検査官がチェックに来た時間はたまたま忙しい時間帯だったため、手短にチェックをして終わりました。

「保健所の検査」というと、いつも思い出すことがあります。

以前も書いたかもしれませんが、保健所の検査官がマスターの店をチェックした数日後に、食事に来てくれたんです。
その理由は「厨房がキレイだったので」ということでした。
検査官がわざわざ来てくれるということは、お世辞ではないと信じることができたんですが、反面「この厨房でキレイだということは、他の店ってどうなんだろう」と少し不安になりました(笑)

厨房の衛生面については、あたりまえのことを毎日やっているだけなんですが、普段から気を付けていると、そんなところでも喜びを感じることができると知った出来事でした。

それ以来、不安だった「保健所の検査」が不安ではなくなりました。
マスターの不安を消したのは、結局は、厨房を清潔に保つ小さな努力の積み重ねだったんです。

ということで、今日は換気扇のフィルターを交換しました。
月に2回以上、2重に取り付けた換気扇フィルターを交換し、厨房内の油汚れをできるだけ防ぐようにしています。

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