文部科学省から学ぶ包丁の使い方

(読了目安2分)

自己紹介にもあるように、マスターは包丁を使う仕事をしています。


今回は、以前から気になっていた動画を紹介します。

それは、「包丁の使い方」という動画です。
最後に文部科学省のロゴが入っていて、文部科学省が民間の番組制作会社に発注して作られたものだと思います。
言ってみれば、税金を使ってできた、国民のための、包丁教育の基礎になる動画です。


包丁の使い方 (7分弱です)
https://www.youtube.com/watch?v=O8Kf-puzCTU


さて、この動画を全部見て、みなさんはいくつツッコミを入れられるでしょうか。
たとえば、簡単にわかるもので言えば、以下があります。

・包丁を置くとき、包丁がまな板の中に入っていない 2:08~

・解説では猫の手をするように書いてあるのに実際は猫の手ではない 3:13~


・にんじんの半月切りを「輪切り」と教えている 3:43~


・キャベツの千切りが千切りになっていない(太すぎる) 4:05~



上記の他、10ヵ所以上見つけられれば上級者です。


もし12ヵ所以上見つけられればかなりの腕です。
そんな人はきっと「愛とはなにか」について、ある程度自分の軸を持ち、平和に暮らしているはずです。


・・・とは言え、そもそも日本の教育の原点である「文部科学省」が作った教材ですから、ツッコミどころがあってはいけないんですけどね。


さて・・・


この動画に出てくる人の包丁の使い方は不思議です。
そしてこの動画を作ったスタッフも不思議な人たちです。
そしてそして、動画をチェックして納品した番組制作会社の責任者も不思議な人です。
さらには、納品された動画を認可した文部科学省の担当者も不思議な人です。
マスターが文部科学省の役人なら教育動画として認可しませんが、今の社会システムでは、この動画が世に出てしまうんですね。


みなさんは動画を見てマネをしないようにしましょう。

・・・

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