時代の移りかわり


(読了目安2分)

クイズです。


1万年前の人は、起床してしばらく経つとなにをしたでしょうか。


最も近いと思われる番号を答えてください。



1:起床したら食べ物を探しに行く


2:起床したら自分の田んぼへ行く


3:起床したら学校や会社へ行く準備をする


4:起床したらスマホやパソコンの電源を入れる



正解は、1です。



まさか「起床後に、出勤して、夜まで仕事をして、深夜に帰宅すること」が、「人間がずっとやってきたこと・これからもずっと続くこと」だとは思っていないですよね。


「起きたら会社に行く」という生き方は、人類の歴史の中で、ここ百年程度の話です。


数万年前まで人類は「狩猟採取」という方法で生きていました。


今のような「エアコンが効いた家」はなく、洞窟など、ある程度安心して寝ることができる場所を拠点に、食料を採って食べる暮らしをしていました。


畑や田んぼもないですから、「畑に行く・田んぼに行く」という概念はありませんでした。


数千年前になると、多くの人間が畑や田んぼを手に入れました。


そして高度経済成長を迎えた日本人は、多くの人が「起床したら会社へ行く」、という生活になりました。


そしてスマホが現れてからは、徐々に「出勤」というスタイルも古くなり、最新の人類の生活スタイルは、「起床したらスマホやパソコンの電源を入れる」というものに移りつつあります。


では、さらに時代が進むと、人類は起床後になにをするようになるでしょうか。

まさか今が人類の発展のピークではないですよね。

睡眠の仕組みをもっと解明した人類は、寝なくなる可能性もあります。

寝なくなれば、「起床」という概念がなくなります。

人類の歴史を見れば、今後人類が変わっていくことは間違いありません。

起床後にスマホやパソコンの電源を入れる生活も、いつかなくなります。

歴史を振り返りながら考えてみると、未来はきっと楽しかなりそうです。



余談ですが、時代が移り変わるように、あなた自身も変わっていきます。

あなたの歴史を見れば、今後あなたが変わっていくことは間違いありません。

さて、あなたはここまでどう変わってきましたか?

そして、今後どう変わっていきますか?

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