浮気する男は嫌い？　結婚相談

（読了目安6分）

「私、浮気する男は嫌い」

こう言っていた女子高校生が、やがて20代になり、彼女や奥さんがいる男性の浮気相手になるのはなぜなんでしょう・・・
浮気をする男は嫌いなんですから、その女性は、「嫌いな男」とセックスしているんです。


そして、やがて自分に彼氏や夫ができたときは、「浮気をするな！」と言うんです。


・・・人間の心って、不思議です。


この社会は、そんな不思議な人間が集まってできています。
ですから、生きていれば不思議なことや理不尽なことが起こるのも当然です。
自分の理不尽さを棚に上げて、他人の理不尽さにイライラする人は、「知恵がある人」と言えるでしょうか。
イライラはストレスになり、判断力を鈍らせ、自分にとっても他人にとってもいいことはひとつもありません。


以下、そんな話です。

◎浮気する男は嫌い？

浮気の定義は、以前「浮気」マガジンで書いたとおりですが、ここでは主に20代・30代の「肉体関係を含む浮気」のことを書きます。


では質問です。

浮気をする男性は好きですか？


普通は「ノー」と答えますよね。
しかし、おもしろいことに、「ノー」と答える女性でも、彼女がいる男性から口説かれて、肉体関係を持ってしまう人って意外と多いんです。
その時点で相手は「浮気をする男性」なんですから、口説かれた女性は、「嫌いな男性」と付き合っていることになるんです。


つまり・・・その女性は「嫌いな男と寝ている」ということになります。
嫌いな男と寝る女性は、自分を大切にしていない女性ですから、男性からも周囲からも軽く見られ、雑に扱われます。


上記理屈を説明すれば「たしかにそうですね。私、すぐに浮気をやめます！」となるかと言えば、これがまたおもしろいことに、ほとんどの女性は「彼は特別なの」という理由で、浮気を正当化してしまうんです。
周囲から「その男には誠意がない・利用されてるだけ」などとツッコミが入ると、「彼だけは違う」と、様々な理由をつけてその男性をかばうんですから不思議です。

しかし実は、女性は浮気相手の男性をかばっているのではなく、その男性を好きな自分を否定されたくないために、「その男性だけは違う」、つまり「私の判断は間違えていない」と主張したいだけなんです。
極論すれば、40億人の男性を調べた女性が「彼だけは違う」と言うならわかります。
しかし数名の男性しか知らない女性に「彼だけは違う」というセリフはありえません。
浮気相手のことをかばうほど、「私は世間知らずです・男性のことを知りません」と言っていることになりますから、周囲から一層雑に扱われることになります。
つまり、同性からは軽く見られ、場合によってはイジメの対象になり、男性は身体目当てだけで近づいてくることになるわけです。


自分を安売りしていることになりますから、安くなってしまった自分の価値を回復するには相当な努力が必要になります。
また、相手にパートナーがいることを知らずに肉体関係を持ってしまう女性もいますが、それがわかったあとも、「彼女がいるなんて知らなかったんだもん・好きなんだから仕方ないでしょ」などと言って、肉体関係を続けることもあります。


レイプなど、事件性があるものは別として、「男性が浮気する理由」についても、みなさんはもうはっきりわかりますよね。
男性が浮気を望み、女性がそれを許すからです。
いずれにしても、浮気については、「口説く男が悪い」とか、「口説かれる女が悪い」とか、そんなことより、愛かどうかを判断基準にしましょう。

◎浮気をしない男性がいい？

浮気の話題のついでに、もうひとつ書きます。


「浮気をしない男性」にこだわるなら、女性から絶対に相手にされない男性、たとえば、「体臭も口臭もひどくてデブで脂ぎってて、声が小さく、あいさつもできない」、こんな男性と結婚すればいいんです。
しかしきっとみなさんはイヤですよね。
ということは、みなさんの本心は「浮気できるくらいの男性と結婚したい」ということです。
浮気できる男性と結婚すれば浮気されて当然と言えますが、それでも、やっぱり浮気されたくないですよね？


ということで、みなさんが求めているのは、

「浮気できるくらいの男性と結婚し、浮気できる夫が浮気をしないこと」

です。


ずいぶん贅沢な条件ですが、みなさんが本心で求めているのはきっとそうなんです。
ですからみなさんも、誰とでも浮気できるくらいの魅力的な女性であり続け、しかも誰とも浮気しない女性であり続けてください。
夫にそれを望むんですから、自分もそうであってくださいね。
それが「愛」です。

◎結婚相談

いつの時代も、結婚にまつわる「だまされた！」がありますが、それを防ぐことはできます。
以下のような男性と結婚すればいいんです。

「お酒を飲まない・タバコを吸わない・ギャンブルをしない・口論をしない・過趣味をしない・他人を批判しない・愚痴を言わない・元気にあいさつができる・約束を守る・時間を守る・宗教をしない・ペットを飼わない・太っていない」

この条件をクリアできる男性と結婚すれば、病気などの不可抗力は別として、夫婦生活はうまくいきます。


そして、大人の思考の人から好かれるには、自分も大人の思考になる必要があります。
自分も大人の思考になったとき、上記のような人に興味が出てきます。
子どもの思考だと、上記の逆のような人を「イケてる」と憧れてしまいます。
極端に言えば、酔っ払ってタバコを投げ捨て、毎日パチンコに行き、常にケンカ腰の男性を「強くて男らしくてカッコイイわ！」と思ってしまうわけです。


「私の周りには太文字のような男なんかいない」と言う人は、自分の行動に原因があります。
あなたがお酒を飲む人なら、周りはお酒を飲む人ばかりになりますし、あなたが約束を破る人なら、約束を守る人はあなたから離れていきますから、あなたの周りは約束を破る人ばかりになります。
あなたがギャンブルをするなら、あなたの周りはギャンブルをする人ばかりになります。


平和な結婚についての相談をするなら、平和な夫婦関係を作っている人から助言をもらいましょう。
なにかをしようと思ったときは、それを「先にやっている人」から学ぶのが本質です。
「テニス」を学びたいなら、テニスをやっている人から学んでください。
柔道をやっている人からテニスを学ぶことはできません。
平和なフリをしている人からは、平和を学ぶことはできませんから気をつけてくださいね。
平和なフリというのは、簡単に言えば、「表・裏」がある人です。
たとえば、「ＳＮＳで楽しそうな夫婦写真をアップしていたのに、半年後には離婚」こんな芸能人が多くいますが、彼らがいい例です。
また、お客様の前では明るく振舞い、裏に入ると「あの客うぜぇ」と言う人も「フリ」です。
私生活や仕事にストレスを感じるということは、ストレスを「発散」する生き方になっていて、ストレスを「溜めない」生き方ではありません。
ストレスを溜めない生き方が、「平和」な生き方です。

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