「こんなはずじゃなかった」を防ぐには

（読了目安2分）

就活のとき、自分を大きく見せようと背伸びする人は少なくありません。
人が自分を大きく見せようとするのは、自分の利益のためです。


逆もしかりです。
人材を募集するとき、自社を大きく見せようと背伸びする会社は少なくありません。
会社が自社を大きく見せようとするのは、やはり自社の利益のためです。


自分の利益のために自分を大きく見せようとする人同士が付き合ったら、なにが起こるかわかりきっていますよね。


そうです、お互いの利害が一致している間は良い関係が続きますが、多くの場合、会社は社員の期待通りの存在ではなくなり、社員は会社の愚痴を言うようになり、「こんなはずじゃなかった」となるわけです。


恋愛や結婚でも同じことが言えます。


自分を大きく見せようと背伸びする男女が付き合ったら、男は女の愚痴を言うようになり、女は男の愚痴を言うようになり、最終的に「こんなはずじゃなかった」となります。

では「こんなはずじゃなかった」を防ぐには、どうすればいいでしょうか。

そうです。
自分の利益のために自分を大きく見せようとしないことです。
相手の利益のために、今、等身大の自分がなにをできるか考えて行動すればいいんです。


長く愛されるためには、長く愛をそそぎ続ける必要があります。
実力以上に背伸びした自分では、すぐに力尽きてしまいます。


望むものが大きいなら、その場で背伸びをするのではなく、地面にかかとをつけたまま、望むものに釣り合う大きさの自分になる必要があります。


「望むものに対して、等身大の自分で臨むこと」、それが「こんなはずじゃなかった」を防ぐ方法です。

あなたがありのままでいたいなら、ありのままのあなたと釣り合う結婚や仕事を選んでください。
実力と欲のバランスにズレがあるほど、「こんなはずじゃなかった」となる可能性が上がります。

・・・

投稿タイトル一覧は以下です。