意識が変わると世界が変わる
(読了目安4分)
今回は、一瞬でみなさんの世界を変えてみましょう。
以下の質問を読んだ後は、周囲を見ないで、または目を閉じて答えを考えてみてください。
<質問>
「日中、道路を走っているバイクは、ヘッドライトをつけているでしょうか、つけていないでしょうか」
世の中、バイクはたくさん走っていますが、そのバイクが、昼からヘッドライトをつけているかどうか・・・あなたは意識したことがありますか?
バイクに乗っている人はすぐに答えがわかると思いますが、乗っていない人には、はっきり答えにくい質問だと思います。
日中のバイクのヘッドライト・・・ついているような、ついていないような・・・う~ん・・・
・・・では、実際はどうか、確認してみましょうね。
走っているバイクを見ることができる環境なら、ちょっと観察してみてください。
(この投稿を夜読んでいる人は、翌朝確認してみてください)
どうですか?
みんなヘッドライトがついているはずです。
では、いつから点灯しているか、知っていますか?
実は昨日からヘッドライトの点灯が義務化されたんです・・・
・・・というのは冗談で、もう30年以上前から義務化されています。
1991年から、新車のバイクには、ヘッドライトの「オフ」のスイッチがなくなり、常時点灯式になっています。
それ以前のバイクはヘッドライトが消えているかもしれませんが、2022年現在は、ほぼ100%のバイクがヘッドライトをつけて走っています。
以前、ある若い女性K子さんと2人でドライブに出かけたときのことです。
人の記憶のあいまいさや意識についての会話をしているとき、マスターはK子さんに質問してみました。
マスター 「ちょっと目を閉じてみてくれる?」
K子 「はい」
マスター 「道路を走ってるバイクって、昼間はライトってつけてる?消してる?」
K子 「消してると思います」
マスター 「じゃあ、目を開けて、実際にチェックしてみよう」
K子 「あれ?みんなつけてますね、なんでですか?」
マスター 「実は今日からバイクのヘッドライトの義務化が始まったんだ」
K子 「あ、そうなんですかー!」
マスター 「ウソウソ、もう1991年から義務化が始まってて、今はほとんど全部のバイクがヘッドライトをつけてるんだよ」
K子 「ホントですか?気がつきませんでした」
こんな会話でした。
K子さんは、生まれてからも、そしてマスターとのドライブ中にも、何度も対向車のバイクを見ているんです。
しかし、「視界に入る」というだけで、意識して見ていなかったんです。
その日以前は、「K子さんの世界」を走るバイクは、日中はヘッドライトを消していることになっていましたが、マスターと話したときから、「K子さんの世界」を走るバイクは、みんなヘッドライトをつけているバイクになりました。
実は、この話は、愛についても同じことが言えるんです。
愛はあなたの周りにあふれていますから、あとはあなたがそれに気付くかどうかの問題なんです。
さて、もう一度周囲を見渡してみてください。
通り過ぎるバイクは、ほぼ全てヘッドライトがついているはずです。
これであなたの世界を走るバイクにも、ヘッドライトがつきましたね。
これが、マスターが言う
「本質に近づく」
「ニセモノの神を排除する」
「知恵を身につける」
「愛に近づく」
「大人の思考」
「人の成長」
などということです。
ヘッドライトの点灯の有無は小さなことかもしれませんが、こんな小さな「意識の変化」の繰り返しで、人は本質に近づき、「使う言葉」が変わっていきます。
そして、その変化に比例し、人間関係も変わっていき、一歩一歩確実に愛に近づいていくわけです。
意識が変わると世界が変わる・・・
あなたが変われば、世界は変わるんです。
今回は以上です。
日中、バイクのヘッドライトを見たときは、この話を思い出してくださいね。
・・・
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