幸せになりたいなら
(読了目安4分)
「あいつは約束を守らない」
「言っていることが矛盾している」
「やることが非常識だ」
など、マイナス感情で他人のことを悪く言う人がいます。
さて、ここでみなさんに質問です。
他人のことを悪く言って、幸せになれると思いますか?
・・・
・・・
どうでしょうか。
・・・
・・・
そうです、幸せになれるわけがないですよね。
他人のことを悪く言っても、幸せにはなれません。
人間は幸せになるために生きていますから、幸せになれないとわかっていることに時間と感情を使うのはもったいないですよね。
ということで、幸せになりたいなら、他人のことを悪く言うのはやめましょう。
時間のムダです。
人間は不完全ですから、だれでも必ず約束を破ったり、矛盾したことを言ったり、あなたから見て非常識なことをします。
だれでも、必ず、これらをします。
必ずするわけですから、もしあなたが他人を悪く言う人なら、あなたは生涯他人を悪く言い続けなければなりません。
さて、あなたは幸せになりたいはずです。
そして「他人を悪く言うと幸せになれない」とわかっています。
ということは、あなたが幸せになる方法は、3つあるとわかります。
ひとつは、他人をゼロにしてしまう、つまりあなた以外の人類を全て抹殺するという方法です。
他人がいなければ他人を悪く言えなくなります。
わかりやすく言えば、「戦争」がそれに近いものです。
マスターは、戦争には反対ですし、あなた以外の人間がいなくなってもあなたは幸せにはなれませんから、この方法は必然的に排除されることになります。
2つめは、悪く言う人をゼロにしてしまう、つまり自分がこの世から消えるという方法です。
しかしあなたが自殺をすれば、誰かがマイナス感情をいだきますし、マスターは、基本的に親より早く死を選ぶことには反対なので、この方法も排除しましょう。
※あなたも親になれば、親より先に命を絶ってはいけないとわかります
※自殺は、苦しみから逃れたい一心で選ぶことがほとんどですが、その苦しみは、人間の不完全性を認めることができない心理が生み出すことがほとんどです
そして3つめが、あなたが他人を悪く言わないことです。
つまり「自分を変えること」がそれです。
これが一番現実的ですから、幸せになるには、結局自分を変えるしかないわけです。
「他人を悪く言わない」というのは、「本心」から悪く言わないということです。
ですから、「悪く言うのを我慢してお酒を飲む」というのはダメです。
それでは結局ストレスを溜めるからです。
ストレスは、「病気」と同じで、予防が大切です。
溜まったものを発散するより、溜めないことの方が大切なんです。
本心から他人を悪く言わなければ、人間関係のストレスは溜まりません。
そして、本心から他人を悪く言わないためには、「自分も同じことをしてきた」と認識することが大切です。
他にも、人間の不完全性を認めるなど、このnoteにある様々な方法がありますが、自分が約束を破り、矛盾したことを言ってきたんですから、それだけを認識すれば、他人を悪く言う理由はないはずです。
それでも、「だって」とか、「でも」、「さすがにあれは非常識でしょ」と言って他人を悪く言う人がいますが、それをやると、あなたは死ぬ直前まで他人を悪く言い続けることになります。
特に、親が他人を悪く言い続け、それにうんざりしてきた人は、親と同じことを繰り返す可能性が高いです。
実際多くの人が、親と同じことをしながら「私は親とは違う」と言い、結局他人を悪く言い続けています。
他人を悪く言って幸せになれると信じているならそうすればいいですが、たった一度の自分の人生を使って、自分の間違いを証明するのはもったいないと思います。
他人を悪く言えば不幸になることは、先人たちが充分に証明してくれているんですから、その教訓を活かすことが、自分のためにも、そして先人たちのためにも、愛だと思います。
ここで最初に戻りましょう。
あなたは、
「あいつは約束を守らない」
「言っていることが矛盾している」
「やることが非常識だ」
など、マイナス感情で他人のことを悪く言っていませんか?
もし言っているなら、自分も同じことをしてこなかったか、よく考えてみてください。
自分がしてきたなら、他人を批判すると同時に自分を批判していることになります。
他人を悪く言うことは、「感情的になって自分を批判している」ということでもあるわけです。
感情的になって自分を批判することは、自分に対する愛ではありません。
自分に愛をそそいでください。
自分を許すことができれば、他人を許すことができ、ストレスはなくなります。
「幸せになりたいなら、他人を悪く言わない」・・・忘れないでください。
・・・
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