世界は冷たい?

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「世間が冷たい」と希望を失っている人はいませんか?


世間は本当に冷たいのか、マスターと一緒に考えてみましょう。
もし世間が冷たいとしたら、あなただけに対して冷たいのか、それとも他の誰かに対しても冷たいのか、それとも、人類全員に対して冷たいのか。


そして、もしあなただけに対して冷たいなら、それはなぜなのか・・・


・・・


あなたの職場には、いつもふてくされた表情や返事、話し方をしているA子さんと、いつも機嫌が良さそうな表情や返事、話し方をしているB子さんがいました。


あなたが声をかけやすい、または一緒にいて楽しいのはどっちの女性でしょうか・・・


考えるまでもなくB子さんです。
A子さんには近づきたくないはずです。


ですから、A子さんにとってあなたは「冷たい人」になり、B子さんにとってあなたは「優しい人」になります。


ということで、いつもふてくされているA子さんは、「世間は冷たい」と言い、いつも優しいB子さんは、「世間は優しい」と言います。


いつもふてくされている女性は、「世間が冷たいから私はふてくされているんだ、世間が優しければ私はもっと楽しいのに」と思っているかもしれません。

しかしちょっと考えてみてください。

その女性は、生まれつき世間から冷たくされていたんでしょうか。


生まれた瞬間は他の人と同じ条件だったはずです。

その後の成長の仕方で、いつもふてくされている女性になっていったわけです。
つまり、世間が冷たいからふてくされているわけではなく、ふてくされているから世間が冷たくなっていったんです。


人は、成人してからは自分の責任で生きていかなければなりません。
周囲のせいにしてふてくされていたら、いつまでたっても世間は冷たいままです。


人生、辛いことはたくさんありますよね。
マスターもそれはよくわかっていますが、大人になってしまったら、愛は「先払い」です。

あなたの機嫌が良いと、たとえば仕事で言えば、周囲の仕事の効率が上がり、あなたへの気遣いなどの負担が減ります。
逆にあなたの機嫌が悪いと、売り上げや人間関係などに反映され、めぐりめぐってあなたに返ってきます。


そしてあなたは言います。


「世間は冷たい」・・・と。


あなたがいつも機嫌がいいことが「愛」です。

そしてその愛を保つことが、「愛する努力」です。

あなたが愛し続けることができる人なら、あなたは愛され続けます。


「付き合おうって言ったのはアンタじゃないの!」

「なんでアンタに気を遣わなくちゃいけないのよ」

「黙ってないで謝ったらどうなの!」


こんなことを言っていたら子どもの思考ですから、周囲がどんどん冷たくなっていく悪循環におちいり、「周囲は冷たい」では気がすまず、「世間は冷たい」となってしまい、社会を批判することになります。


世間は冷たいのか・・・それはいつもあなた次第です。

・・・

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