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慰められるのではなく「慰める」
私は落胆しない。
たとえ、 私の「外」なる人は滅びても
「内」なる人は日ごとに新しくされていく――
これは、進行性ガンに犯された老婦人が、
毎朝「魂」に語りかける言葉です。
これを心コトバと言います。
「心はいかなる艱難の中にいる時でも、わたしたちを慰めてくださり、
私たち自身もあらゆる艱難のなかにある人々を、
慰めることができるようにして下さるのである」
魂である肉細胞は、外界の不快状況に対しては、
何の抵抗力も持ち得ません。
悲しい状況には涙を流し、苦しい状態には悲鳴をあげます。
不快を「快」に変える事はできません。
心細胞は悲しみの極みを、喜びの高みに押しあげてくれます。
あなたが「心」の存在を認め、それに畏敬を払わない故に、
その恵にあずかることができないだけです。
愛・喜・平安、あなたが虚しいと思われるコトバが、
現実に生きたものとなります。
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