恋をする(その1)

※子供たちに伝えたいことを書いています

先日キノくんが保健の授業で男女の体について学んだのを知って、そろそろそういう時期が来たのだなぁとしみじみしていました。

今日は恋ついてお話します。「恋はしましょう」というお話しです。


キノくんやオトちゃんが人に恋するのはもう少し先なのだろうけど、恋は避けるよりした方がいいとお母さんは思う。自分が成長するからね。

恋をすると、人の気持ちを考えるようになるし、自分とは何かも考える。人との距離感や自分のいる社会的な立場なんかも考えるようになる。普段なら避けたくなるようなことに向かい合って悩まざるを得ないんだ。例えば自分の性格や容姿、良いところ悪いところなどに真剣に向き合ったりする。恋をすると、自分を成長させることができる。100パーセント成長するとお母さんは思ってる。

恋って、かかりたくてかかるものでもないんだよね。勝手に始まるの。いつの間にか自分の思考が全て相手のことで埋まってたりする。少しでも長く姿が見たいし、そばにいられたら最高だと思うし、気をひくにはどうしたらいいのか、笑顔にするにはどうしたらいいのかとかもう、本当にどうしようもないことで一日中悩む。制御のしようがないの。大人であってもね、ぼーっとする時間があると相手のことを考えちゃうものなの。

それは片思いの時もそうだし、恋人になってもそう。とにかく相手のことを考える。全身全霊のエネルギーを消費するのですごく疲れるのだけど、やたら幸せなんだ。少なくともお母さんはそうだった。

恋のあり方は人それぞれだから、キノくんやオトちゃんがどんな恋をするのかはお楽しみだね。形はどうあれ、全身全霊のエネルギーを消費すると思うよ。

いつもと違う気持ちが生まれたら、恐れず恋する自分を受け入れてあげて欲しい。成長のチャンスだからね。ぜひとも恋の経験を重ねてください。

次回は「恋をするとどう成長するのか」を、お母さんのものすごく数少ない経験を元にお話しますね。

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