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フジロック2024 当日箇条書き日記
フジロック終了後、眠気を我慢して書いた日記です。noteに投稿された8月現在いま読むと気持ちが少し違って見えて面白く感じます。是非最後まで読んで頂けたら幸いです。
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2024.07/25
腹ぶっ壊して起床。
腹痛という最悪なコンディションで新幹線間に合うかギリギリの時間帯でフジロックへ向けて出かけた。
無事予約した新幹線に乗ってひと安心している。
新幹線に乗る道中、これから先どうなるのだろう。大丈夫だろうか。荷物邪魔ではないのだろうか。そう考えながら電車の中から真夏の青空を見たら、23の時のいまの時期をふと思い出した。仕事を辞めてそうと鬱が激しくて、でもライブへ行ったらどうにかなると思い行くと決断したフジロック2017、Aqours2nd名古屋、あの時よりお金はあって、丈夫な荷物も持っていて、鈍行列車に乗ってたのが今や新幹線。あの時はああだった。あの時に比べたら大丈夫だ。あの時を思いながら越後湯沢経由で苗場のまちへ向かう。
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前夜祭でいまブルーギャラクシーにいる夜の22:30
23の俺は前夜祭で見たブルーギャラクシーのDJブースがフジロックのファーストインパクトだった。狭いテントでドーナツ盤をDJが流しながら客は踊ったり煙草を吸ってたり酒を飲んでたりナンパしてる奴がいたり中に踊ったり、自由すぎて当時オタ芸だとか決まった振り付けとかに縛られていた俺は衝撃を受けた。自由に踊る。これが音楽なんだ。音楽の楽しみ方なんだと。まるでそこは日本ではなく何処かの世界の国へ行った様な体験だった。
いま目の前のDJがターンテーブルを回している。客は自由に踊ったりゆっくりしたり愛を確かめ合っている。その美しい光景を見て感動している。ありがとう。リアルよりリアリティってこーゆーことなんだ。
前夜祭はフォロワーさんと乾杯してUsみてどぶろっくみてマーキーのDJはTMGEの「世界の終わり」を流していた。グッときた。
雪さきの湯もよかった。花火も楽しめた。苗場食堂ともち豚おいしかった。前夜祭が終わってしまう。どうせなら前夜祭のままであって欲しいのに。そう強く願う夜である。
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2024.07/26
27の3:30過ぎに書いている。
疲れた。時にフジロックは修行と考えてしまう。
ルート17のゴッチを見て23はじめてフジロックきた時をおもいだ。チャボさんが歌ってた雨上がりの夜空に、音楽があれば世界はひとつになるんじゃねえかという疑問、酔っ払ったトシローと細美さんをはじへ運ぶゴッチ。ありがとうゴッチ、アヴァロンの愛と平和タオルを買おうか悩む
テディスミスとゴーストノーツが良かったが、見た全部のアーティスト(造形アートも含め)良かった。オーディエンスも良かった。でも疲れるから無理しないで行こう。(わからない)
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2024.07/27
4時間睡眠、んでクラフトワークの前に足が限界を迎えた。girl in redはSAMPAの時には待ちがいて諦めた。しんどくてしんどくて足ガクガクさせながら宿に戻ってきたらオリンピック、柔道がやってるではないか。経験者なのでずっと見る。横ではバンドマンが音源作りたいやら打ち上げやらの話をしている。後ろでは宿の人が話して笑っている。こーゆー空間、ずっと続けばいいなあと思った。
今日は疲れたけど、syrup16gと10-FEETで泣きまくったし、「明日を落としても」で自然と涙が溢れた…
くるりも良かったし、キングフィッシュ!…うま過ぎだろ…YONCEのバンド!Usとか好きな人は好みです。カッコ良すぎる…クラフトワーク!一緒に見た男性ひとりヲタクは仲間だ!
そーゆー訳でおやすみなさい
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これはフジロックでしか見ることのできない景色だと思う
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暑かったけど去年より過ごしやすかった
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足が限界だったけど
見れて良かった…
2024.07/28
フジロックはフェスというか、ひとつの国のように感じる。ディズニーと近い。(って言ったら怒られるかも)
ノエルギャラガー凄く良かった。
1曲目からもう全身が震えて、最近ライブで撮影をしてしまうけど、何枚か撮ってもう最後までみようと決めてずっと最前で見ていた。
「If I had a Gun…」…1stから出たときからずっと聞いている。大学までの通学路、川崎の駅、新卒で五反田からの帰り道、横浜の通勤路、辛い時いつも聞いていた。そしたらポロポロ涙が。思わずタオルで目を吹いたんだ。そしたら視界が遮られてあーと思ってたら苗場の空から雨が、苗場が泣いている。感動しているんだきっと。それから雨は定期的に続いた。美しい夜露だった。きっとお天道様も喜んでいたのだろうノエルを待っていたのだろう。ノエルは何て優しい歌声なんだ。と思うと泣く。Oasisの「little by little」「stand by me」、このバンドで良く聞き好きな曲で、生で聞いたら全身が震えてもうここで倒れてもいいと思った。ドンルクの大合唱も良かった。書いてるだけでも思い出して泣けてくる。幸福感に満ちたライブだった。元気になってDJに行き初音ミクさんがスクリーンに写し出され喉からヲタク特有の叫び声を何度か出してしまったが楽しかった。気持ちの良い状態でフジロックの会場を去った。他にもいいライブがあったよ。Us、WEEKENDLOVERSはTOKIEさんと中村達也さんのふたりの楽器のプレイを見て幸せな気持ちになったしチバさんの喪失感の時にBOSSが出てきて涙が溢れた、クリープハイプ、RAYEなんて終わってほしくなかったんだから、ずとまよ、あと真夏のでけでけでん苗プリですれ違いにあったのは置いといて去年ネバヤン見れなかったので嬉しかった周りも幸せそう。ピラミッドガーデンのステージ。あーフジロックが終わった。幸せだ。サウナで整ったような。サマソニのフーファイターズもこんな感じだったなあ。幸せに感じてもういいやみたいな。去年のフジのWEEZERの時はベストアクトなんだけど全身が疲れてホワイトから足と膝ガクガクさせながら1〜2時間歩いた。今年は違う。とても幸せ。ちょうど良い状態。寝よう。明日帰ろう。ありがとう苗場とフジロックと自然たちよ。
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帰りの越後湯沢駅で映像を見てひとり泣いていた
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ずっと終わってほしくないとおもった
音楽ってすごいな…
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まさかフジロックでボカロが聞けるとは思わなかった…
2024.07/29
越後湯沢駅構内で書いている。あと30分後の新幹線に乗る。あー帰りたくない。でも夏が始まった気がしたんだ。今年はサマソニもあるしグッと日常生活を堪えられる程度に我慢しよう。
朝は気持ちよく起きれたが4時間睡眠、完全に疲れと倦怠感と不安が、くるりの岸田さんの言葉が出てくる。ひとりぼっちでも音楽を楽しもう。
BGM:「奇跡」くるり(旅の帰り道に聞く。)
家に帰ってきた。リストバンドを無くした。
というか越後湯沢の駅のお土産屋さんかトイレで落とした。かなり凹んで膝から崩れ落ちた。
心ってこんな簡単にぽっきりと折れるんだなと思った。リストバンドひとつこんな馬鹿だと思う。明日電話しても無いです。と言われそう。ゴミとして捨てたくせに。凹んだ心を埋めるために会場で撮ったチェキを小さな封筒に入れて保管しようと思う。
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フェスってライブ見なくても会場内を歩いているだけでも
楽しいですよね…
2024.07/30
眠くて仕事に影響がでてヤラカシてしまう。
※後日:この日は仕事をボケーっとして、帰り最寄駅よりかなり遠くの方まで爆睡をかましました。帰り道、遠くから花火の音が聞こえてきて、気持ちよくなりました。
2024.07/31
7月終わりはゲリラ豪雨で全身がびしょびしょになった。フジロックから帰ってから雨ばかり降っている。
フジロックのノエルはよかった。泣いている人、手を挙げている人、イギリス国旗を振っている人、皆それぞれ色々な人生を歩んだのだろう。この曲の歓声を忘れられない。
BGM:「Whatever」Oasis
P.S.後日談
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今年のフジロックからおよそ半月ほど経ってみると、苗場に着いて歩いているだけでも高いお金払った価値があったと感じています。
今でも印象に残っているアクトは色々とありますが、とくに初日のThe Killersのオーディエンスの盛り上がり、2日目のsyrup16gの演奏と音、3日目ノエル終わって気持ちよくなった時に見たnever young beach、他にも語り尽くせないほど良い話がありました。上にも書いたのですが、フジロックってフェスというよりひとつの国みたいなものに感じるのです。苗場に数日間できるひとつの国、そこでお祭りをやっている。わかりやすい例だとディズニーパークへ行ったような気持ちになるのです。越後湯沢駅からバスに乗って苗場スキー場が見えてくる時のワクワク感、天候はどうなるのか考えながら準備するけど、結局雨が降ってもずぶ濡れで気持ちよかったり、たった3〜5日間で異国情緒を味わったような気持ちになるのです。1年間フジロックのために頑張って生活している人の気持ちもわかりました。私は来年どうするか行く前に考えていましたが、最低1日券買ってでも行く未来が見えます。また来年フジロックへ行けますように。それでは。
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