アダルトチルドレン克服できる3つのポイントその2
母親との問題が解決すれば
夫や子どもとの関係まで改善!
アダルトチルドレン・母親との関係改善
専門カウンセラー 静咲(しずさき)宏美です。
今日は暑かったですね。
うちの猫ちゃん、バテ気味で食欲ありませんでした。
あなたはどうでしたか?
さて、今日は昨日の続きです。
その前に、昨日お伝えした3つのポイントをふり返ってみましょう。
アダルトチルドレン克服できる3つのポイント
それは
①自分の本音に気づく
②相手(母親)を気にしすぎてる自分に気づく
③気づいたことを書く(言葉にする)
でした。
昨日の記事の詳細はこちらをご覧ください。
今日はお伝えするのは
二つ目 「相手(母親)を気にしすぎている自分に気づく」こと
です。
アダルトチルドレンの人は、私もそうでしたが、そもそもが他人軸になっていて
母親など周囲の人々の気持ちを
・気にしすぎている(気にかけすぎる)
・共感しすぎている
・相手の立場に立ってあげすぎてる
といえます。
成長過程に、家庭の中で
それをしないと生きていけないと思うくらい
困ることが多かったため
自然と身に着いた処世術ともいえるでしょう。
いち早く親の機嫌や感情の変化を感じ取り
対策をとらないと
自分が攻撃されて
傷ついたり怖い目に合ったりすることが多かったから
そうなってしまったんですよね。
でも、最初は自分を守るために、身に着けたこれらのことが
だんだん自分の首を絞めることになります。
心の境界線
この図を見てください。
左下は、境界線(赤い線)を越えず守っているので、相手と心地よい関係で
いるようです。
それに対して右上は、境界線(赤い線)を越えて、他人の心の敷地に入り込んでいます。
境界線とは、自分の心を守る線。カンタンに入ってこられては困る、と思っているラインです。だから入られた方はちょっと困っているようですね。
アダルトチルドレンの〝気にしすぎ〟は、境界線を越えてしまってること
悪気があってしているわけではないけれど、アダルトチルドレンの人が
相手(母親)を気にしすぎるのは
境界線を踏み越えて、「心の敷地」に勝手に入り込んでしまっている状態なのです。
母親のことが嫌だから気になる
↓
母親のことばかり見ていたり、母親が次に何をするのか考えてたりする
↓
母親の「心の敷地」にいつも入り込んでいる
↓
↓
つまり
↓
母親の問題なのに過剰に気を使う
母親の感情を背負う
ことになってしまうんですね。
こうなっているのは、とってもストレスのたまる関わり方なんですね。
心の敷地に入りこむ理由は、母親の気持ちをなんとかコントロールしようと
思っているから、ではないでしょうか?
過去の私はそうでした。
私が困らないように、自分の思った通りになってもらおう、と思って
母親の心の敷地に入って
何をどう考えているのか知り
納得させるためにはどうしたらいいか
必死に考えていました。
子どもの頃は、自分にそれができると思っていたし(幼かったから)
機嫌を直してもらわないと自分が危険だったから
頑張ってそれをしていたけど
でも、そもそも他人の気持ちを変える、とか
できるわけないことだったんですよね。
その人の気持ちはその人にしか変えられない
変えおうとしてる自分にはストレスしかたまらない
人を変えようとするエネルギーを、自分をよくすることに使った方がいいのに、そこは全く見てなかった、という大きな落とし穴にはまっていたのです。
幼少期は身を守るために必要だったんだから
自分を責める必要は全くなくて
(むしろ、良く生き延びてきたね~~と
ねぎらってあげてください!)
「大人になった今もする必要ある?」と
自分に問いかけ、視点を変えて欲しいのです。
母親の境界線を越えてまで、人の人生を変えようとするのと
自分の人生を良くすること、変えていこうとすること
どちらにエネルギーを使いたいですか?
答えは決まっていると思いますが、どうですか?
ただ、境界線を越えてしまうのは、今までの習慣で、無意識にそうしてしまう(クセ)ので、
「あ、また自分を忘れてる!」
と気づいて自分で止めるしかありません。
そうすると、少しずつ無意識の習慣(クセ)が手放されていくのです。
自分でやめることができるのです。
いつのまにか、相手(母親)のことをずっと考えてる時は
心の敷地に入り込んでいます。
ハッと気づいて、そこから抜け出し、自分の人生を生きることに
専念しましょう。
まとめ
アダルトチルドレン克服3つのポイント 2つめ
~相手(母親)を気にしすぎていることに気づく~
気にしすぎは母親の心の境界線に入り込んでる!
母親の問題は母親のもの。引き受ける必要はなし。
また入り込んでた!気づくことでアダルトチルドレン解消していけます!
母親との問題が解決すれば
夫や子どもとの関係まで改善!
アダルトチルドレン・母親との関係改善
専門カウンセラー 静咲(しずさき)宏美でした。
もし、この記事が面白いなー、いいなーと感じたら
スキ を押してくださいね。
良かったらフォローして応援していただけると
とっても嬉しいです。
明日はこの続き、3つ目のポイント
気づいたことを書く、について解説していきます。
明日またお会いしましょう(^▽^)/
最後までお読みくださりありがとうございました。