#80スウェーデン🇸🇪の“ラーゴム”って知ってる?多すぎず、少なすぎず、いい塩梅が人を幸せにする。
次回のVoicyの放送のお金にまつわる問いかけは、「税金は高い方がよいのか、低い方がよいのか。」について取り上げます。
▶︎スウェーデン人のお金と幸せの関係
私にはスウェーデン在住12年の親友がいまして、スウェーデンといえば、消費税25%!の高税率、高福祉国家。
その友人にスウェーデンの暮らし、文化、経済について色々インタビューをしています。
インタビューをするうちに、私のライフワークテーマのひとつである、“お金と幸せの関係”についてヒントになる話がごろごろと出てきました❗️
▶︎ラーゴムって?
ゴムの種類じゃないですよ🤣
スウェーデン人の生活に根付く、考え方のひとつで、「多すぎず、少なすぎ、ずちょうどいい。」状態のことをさすようです。
日本語だと中庸、足るを知る、身の丈に合っている、いい塩梅が近いでしょうか。
多くを求めず、足りなかったら足していき、自分にとってベストなバランス、それがラーゴム。
一人一人が自分にとって心地よい加減や、塩梅を知っているから成り立つ言葉ですよね。
▶︎自分軸があるスウェーデン人
私が大事にしている自分軸も、スウェーデン人に取っては当たり前のように持っている感覚と感じました。
⚫︎他人軸
比較する、競争する、優劣をつける
⚫︎自分軸
自分に取ってどうか。
自分にとってのラーゴムをわかっている。そんなかんじです。
▶︎スウェーデンは幸福度ランキングでも常に上位国
世界幸福度ランキング2021
日本56位
スウェーデン7位
もっともっと物質的豊かさを求めたり、私にはこれが足りない、他人と比較して落ち込んだり、その渦の中にいると、かえって欲しいものは手に入らない。
幸せは自分が決めること。
何が幸せかラーゴムな状態かをわかっているスウェーデンの幸福度が高いのも頷けますね。
やはり、他人の的(他人軸)を狙うのでなく、自分の的(自分軸)を狙っていこうとあらためて思いました。
🇸🇪🇸🇪🇸🇪
この放送でもスウェーデンについて話しています。