#3 2021買って良かったマネー本 Best3
1位 DIE WITH ZERO
ビル・パーキンス著
▶︎お金の使い方が変わる1冊。
人生100年時代と恐れていてはいけない。
「死は人を目覚めさせる」
この一文が、私にとってパンチライン。付箋100枚分の重み。
今年、父を亡くしたことで、どこかで考えないようにしていた「死」というものを正面から捉えられるようになりました。
棺桶にお金は持っていけない。
死ぬ間際に持っていけるのは、脳内にある数々の思い出だけ。
人生100年時代?100歳になってそのお金何に使う?
今しか経験できないことや思い出に、お金を使っていこうと決意した一冊でした。
2位バブルの歴史(最後に来たものは悪魔の餌食)
エドワード・チャンセラー著
▶︎投資が怖くなくなる
歴史から学ぶバブルの本質。
チューリップの売買から始まったオランダのチューリップバブルに始まり、400年前から現在に至るまで、世界中のバブルの歴史を綴る。
一方的に上がり続ける相場はないし、その逆も然り。
下がれば上がるのを待てばよい。
上がったら下がると警戒せよ。
しかし、人はその逆の行動をしてしまう。
下がり続けるのでないかとの恐れが、「売り」に走らせ、上がり続けるとの思い込みが「買い」を助長させる。
ベストセラー「FACTFULLNESS」でもこの原理を“直線本能”と表現しています。
相場に一喜一憂せず、冷静に捉えたいとあらためて感じた一冊。
3位 今君に伝えたいお金の話
村上世彰著
▶︎お金の教育を受ける機会がない日本で、お金の先生になり得るのは親。
「もの言う株主」と言われた“村上ファンド”で有名な個人投資家、村上世彰さんの著書。
資本主義社会で生きている私たちにとって、切っても切り離せないお金のこと。
しかし、残念ながらお金の教育を受ける機会が少ない日本で、家庭でどのように教え、伝えていくかは、子供のお金の価値形成に大きな影響を及ぼします。
例にもれず、村上氏もお父様とのエピソードを語っています。
子供に教えるにはまず「お金とは何か」を自分自身が理解していないといけないな、と強く感じた一冊でした。
以上、参考になったら幸いです。
2022年もたくさん本を読むぞ~
心躍るマネーサポーター みほ