精神科専門医試験　絶対合格を狙う解説集　鉄門スパルタ式 　〜不合格は許さない〜　 ＜合格への勉強法＞

はじめに 筆記試験に合格するためには、 

・圧倒的勉強量 

・知識の集約的理解と記憶 

・結果が全て 

以上が絶対合格の鉄則です。

 それを踏まえた上で、全体の６割程度が筆記試験で合格する試験です。 そして、全問を通して６割程度の正解率が合格水準と言われています。 つまり、全てに正解する必要はありません。既に専門医制度試験委員会が出版している問題集を見ていただければ分かる通り、複数の正解や削除問題が多数あります。問題も完璧には作られてはいません。統計学的データも教科書によって記載に幅があります。従って、完璧な正解を目指すと泥沼に陥ります。 

 過去に何度も出題されている分野、正解の選択肢を確実に押さえ、出題意図不明の難解な問題や議論のある問題は捨て問と捉えてスキップする勇気が必要です。その上で、５周、６周と全年度の過去問を繰り返し、全試験範囲を満遍なく網羅することこそ、必勝の哲学と言えるでしょう。 　

また、口頭諮問での傾向＜鑑別疾患を挙げられるだけ挙げよ/鑑別のポイントは？/治療方針とその理由は？等＞を踏まえ、D S MとI C Dの主な疾患全てとその診断基準を頭に入れることが、本番での自信に繋がります。 

 ＊準備すべき教科書 ＜絶対に必要＞ 

・現代臨床精神医学　大熊輝雄著　：全ページ丸暗記の勢いで