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「やる」が定まったので整理
「やる」が定まった
やりたいことは常にいろいろある。だけど、実際に「これをやる!」というのが定まっていて、そのやることに即して行動している状態が常かというと、そんなことはない。
この数ヶ月、徐々にやることが定まってきており、特にこの1~2週間は毎日が充実している。
「やる」ではなくて「やりたい」が散乱しているときはカオス。でも、そのカオスをくぐり抜けないと「やる」が見つからなかったりする。「やる」の萌芽が「やりたい」の渦の中に孕まれている。
「やる」が定まっている時期は貴重だと感じているので是非集中して取り組みたい。
「やる」にコミットしたいと思うので、「やりたい」の渦の中で背負い込んだものを一度整理しようと思ってnoteを書いている。
弱SNSデトックス
先日、Twitterをログアウトし、スマホからアプリを抜き、PCブラウザのブックマークから消した。(このTwitterのシャットアウト方法は禁煙の応用。5年前、禁煙を実行したときは喫煙に必要な道具類をすべて捨てることからはじめた。このときの成功体験が強く印象に残っているので、何かをやめたいときは必要なもや大事なものから捨てることにしている。)
Facebookはメッセンジャーだけ(メッセージが来たら)見る。メッセンジャーのブックマークだけ残し、Facebook本体のブックマークは削除。
そんなにたくさんSNSをやっているわけじゃないので、上記2つから距離を置くだけで日常SNSを見る時間はほとんどなくなってしまう。
SNSの閲覧を最小にしようと思う理由は、「やる」の中に読書や演習を通して修得したい内容がいくつかあるから。読書も演習もオフライン作業である。よってオフライン時間を安定して確保するためには、オンラインの割り込みを仕組み的に排除すれば良い。幸い、SNSを毎日見ていないと成り立たない仕事をしているわけではないのでSNSデトックスができる、とも言える。
読書ダイエット ー 数学の本との付き合い方を見直す
数学に関しては、ある部分は妙に得意で、しかし、全般的に苦手、なんだが、興味は尽きないという感じ。子供の頃からずっとこんな感じである。大人になっても「苦手!でも興味がある」という距離感はずっと変わらない。
苦手なくせに興味が尽きないから、スイッチが入ると本ばかり買い込んでしまう。で、挫折感だけを味わって売っぱらう…という無益な行動を数年おきに繰り返している。
数学ができるようになることへの憧れは強くあるのだが、課題意識が具体性に欠ける。必要性にも欠ける。
このまま数学の書籍に浪費し続けるのはあまりにも馬鹿らしいので、2つのルールを設けてこの性(さが)を抑制することにした。
1. まずは持っている本を読む
2. 持ってなければ図書館で借りて読む
単純だけど、浪費できるルートが絶たれていて効果的である。
ちなみに挫折感を味わいたいだけならば、書店の数学書の棚の前で思う存分 難しい本を手に取れば良い。
数学については「深追いしないこと」と決めたとも言える。数学は苦手と言いつつ、本を開くと必ずなにか得るものがある。だから、たまたま受け取れたものをありがたくいただく、という精神で向き合おうと思う。
ーーー 数学に代表してもらったけど、その他にも、社会学、政治学、経済学…なんかも「苦手なくせに興味が尽きない」という点では同じなのでしばらくの間は数学書と同じルールを守ることにする。ーーー
開いたアウトプットを避ける
上に書いた2つ、
・SNSデトックス
・読書ダイエット
は、いずれもインプットの話。
インプットの整理は「やる」のための環境整備のようなものだと思う。
より「やる」に直接関わるのがアウトプット側の整理である。
今回コミットしようと思っている「やる」の性質に目を向けると、それは「拡散のための行動」ではなく、もっと「狙い撃ち」的なものだと気づいた。例えば、2019年~2020年に盛んに取り組んでいた活動 ーーー バーでの一日店長やタロット100人リーディングなど ーーー は、行動することで認識や関係が拡散することを目的の一部に含んでいた。しかし、2021年の今年、「やる」に定めていることはより閉じている。狙い撃ちして一点突破するような性質のターゲット/タスクが中核を成している。開かれ、拡散していくようなフェーズは、今「やる」に定めている閉じたフェーズをやり切った後に結果としてやってくるものだと思う。
というわけでアウトプットも目的の性質に即して閉じようと思う。単に表面上沈黙することで閉じるというのも一つの方法で、SNSから距離を置くことにはそういう意味もある。
また、クローズドな環境へのアウトプットを優先し、むしろ充実させることも考えている。
・自己内省のための個人的なメモ
・プログラムコードとコードに付属するドキュメント
・プロダクトやオペレーションのための文書
・人材育成のための課題作成
・ワークしているグループ内でのディスカッション
・1on1
…など、外側からは見えることがない領域での言語的アウトプットを充実させたい。ついでに言えるのは、まさにこのnoteへの投稿がそうだけど、外側の誰からも見える場所へのアウトプットは完全にオプション扱いにしたいと思う。内的なコンテンツがアウトプット先の選択肢として外的な場所を選ぶような位置づけにしたい。
何を「やる」のか
「やる」「やる」と連呼しておいて「何を」が書いてないのも気持ちが悪いと思うので、少々専門的になるが一応書いておく。繰り返すけど、今回「やる」に定めていることは閉じたテーマなので、他人が「何を」の部分を読み物として読むのは難しいと思う。だから以下は個人的なメモになる。(ここまでも十分個人的なメモだけど。)
## Google Apps Scriptによる開発
Google Apps Scriptで実験的にいくつかタスクをこなしてみて非常に気に入ったので、開発作業にがんがん採り入れている。
新規で受けている案件(の中の適用できる範囲)に限らず、現行稼働しているサービスを徐々にGoogle Apps Script環境へ移管したいと考えている。
## TypeScriptとNode.jsの修得
Linuxサーバ内でシェルスクリプトやPythonで構築してきた機能を整理すると、一部はGoogle Apps Script環境へ移管できるが、どうしてもできない、もしくは、Google Apps Scriptへ移管するという選択はスマートではない機能も多々ある。
後者を更に整理すると、引き続きシェルスクリプトやPythonで運用していくのがベストのものもあるが、そこにNode.jsという選択肢を加えると非常に話がシンプルになるものがある。
更に更に、コーディングにおいてはTypeScriptを使用することでコードベース全体が進化を遂げられると期待できる。
というわけで、目下、言語ではTypeScript、開発・動作環境ではNode.jsの修得に励んでいる。
## プログラミングの学び方について
プログラミングの個人レッスンをこの2年ぐらい断続的にやりながら、「プログラミングの学び方ってどうあるべき?」というようなテーマ感で試行錯誤してきた。ある程度の知見が溜まってきた、とも言えるし、まだまだよくわからないことだらけだ、とも言える。
ここいらでちょっと整理しておきたいと本気で考えてみたときに思い至ったのが「自分が読みたいテキストを書いてみる」というものだった。
これまで自分のことはさておいて、相手(学習者)がどうやったらうまく理解に到れるかばかりに気を取られてしまっていた。相手の立場になって考えてみるのはある程度大事なことなのだが、自分の視点・価値観・経験をないがしろにして立てた仮設はどこか味気なくつまらないものになってしまうのだな、ということを学んだ。
だからひとまず0地点に立ち返って、プログラマである自分自身が
・大切にしていること
・有意義だと思う話題
・取り組みがいのあるテーマ
…などに焦点を当てて執筆してみようと考えている。そして、その際にノンプログラマの視点で読み始められるような工夫を盛り込んでみたい。
SN