タロットのアート
こんにちは。中村 心(しん)です。
今日は僕が楽しみでやってるタロットについて書いています。
(写真は先日『直観のタロット会』というワークショップをやったときに、参加者の方が撮ってくれたショットです。行ってみよー!)
タロットはアート
様々な方の人生観や悩みをタロットでリーディングさせていただけばいただくほど、僕にとってタロット・リーディングはアートだなと感じます。
占いであり、かつ、アートだなと思います。
タロットでリーディングする人のことをタロロジストと呼ぶことがあります。あまり一般的な呼び方ではないのですが、僕がタロットにのめり込むきっかけとなったアレハンドロ・ホドロフスキーがこう呼んでいたので踏襲しています。
タロットがアートなら、タロロジストはアーティストです。僕は若いときから音楽をやったり、絵を描いたり、文章を書いたりしてきましたが、タロロジストとしての自分が最も屈託なく「アーティストです」と胸を張って言える気がします。
そのくらい、タロット・リーディングは創造的な行為だと感じることができます。
そして、タロットというアートは参加型のアートです。
タロット、タロロジスト、そしてもちろん 3 つ目の要素はあなたです。
あなたという宇宙
タロロジストがタロットというツールを使ってリーディングするのは、あなたという宇宙です。これは大げさな言い方ではありません。あなたの存在丸ごとをそれでひとつの宇宙と見ます。
物理的な宇宙の存在が神秘であるように、あなたの存在もあるがままで神秘です。あなたの本質はこの大きな宇宙の一部であり、愛の塊です。ここに基礎をおいて、知識を応用し知恵を見出していくことがタロットの哲学(知恵を愛すること)です。
あなたの本質が理解を超えたなにかであるがゆえに、顕在化している意識だけでは読み取ることが難しい部分があります。いわゆる潜在意識・無意識の領域に隠された思いのエネルギーが大きくあなたの思考や行動に影響していると考えることができます。
タロットには無意識からのメッセージを象徴という形で代弁する力があります。象徴から無意識のメッセージを読み取り、手元にダウンロードしたパーツから対話的にストーリーを組み上げていく ーーー これがタロットのアート性です。
本来の自分に立ち返る
タロット・リーディングをやっててよく言われるのが…
コーチングみたいですね
ということ。
はい、自分でもそんな感じがします。
全然スピリチュアルな語り口じゃないし、一方的にお告げする感じじゃなく寧ろ対話的だし。
僕の信条としては、
・人間は誰しも自分で自分を成長させる力を持っている(自己成長は自然に起こる)
・自分はどうやったら成長できるかは自分で見つけて実行することができる
と思っているので、僕の役目は本来のご自身に気付き立ち返っていただくためのガイドなのかなと。もしくは、本来のご自身を覆い隠している障害物を確認する手助けをさせていただき、それをうまく取り除けるように応援させていただくこと、ですね。
これをタロットの代わりにテキストや話術やワークを通して行うのがコーチングです(僕自身、過去にプログラミング学習のコーチやメンターを経験しています)。
だから「コーチングみたい」と言われるのは本望と言うか、とても嬉しいことです。
人となりとタロット実演【池上放談 #20 】
僕にとってはタロットが最も自由度が高く便利な対話の道具です。ものすごく頼りになります。どんなに高性能なパソコンや最先端の分析ツールよりも、タロットの対話の組み合わせを信頼しています。
僕の経歴から、ここに少し書かせていただいたようなコーチングの概念(信念)、そしてタロットとの関わりとデモ的な実演を含めて、先日インタビュー形式で収録させていただける素晴らしい機会をいただきました。
配信のアーカイブなので少し長尺ですが、この記事をここまで読んで共感された方には面白いかと思います。
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SN