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自由奔放に〜老後に向けて

ぼくは自由奔放という言葉が好きなんだ。やっぱり、自分の好きなように、のびのびと生きていきたいし、束縛される時間よりも自由な時間のほうが好きだな。そのために、勉強はあんまりしなかったという後悔が心残りになってしまっているけどね。それに、学生時代にはアルバイトもうまくいかなかったな。偉い人たちに怒られてばかりいたからね。だから、これまでの人生はあまり順調には進んでいないんだ。

高校を卒業してからは、進路もまともに決まらなかったし、大学卒業後には就職もできずに仕事もなかなかできないでいるしね。そして、学生時代には特に親しい友人もできなかったんだ。もちろん、恋人もできなかったさ。ラブレターを何通も書いたけど、うまくはいかないものなのかな。自由奔放の悪い面なんだろうけどね。わがまま、自分勝手ということでメンタル疾患に陥ってしまったのは心痛いことだね。

でも、今、振り返れば、それほど不幸だとは思えないのも不思議なものだな。そこには自由奔放のいい側面があったからなんだろうね。世間の道を渡るのは苦手だったが、その反面、自分のしたいことをしていたからだろうな。洋楽好きで、高校生の頃は学校から帰ってきては、好きな歌をよく聴いていたな。学校では無口だったが、家ではよく好きな歌を歌っていたものさ。

自分の好きなことをして生きていられたらいいから、まわりの迷惑には気をつけて、ぼくは自由奔放ということを大切にして生きていきたいと思うね。たしかに、社会的な道に適応できなかったけどね、自由奔放なお陰で心の幸せということを少しは手に入れることができたと思っているんだ。


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