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心はどこにある?〜ジェームズ・アレン『運命を変える7つの学びのステージ』より⑤〜

自己啓発や成功哲学に多くの影響を与えたと言われる
イギリスの哲学者ジェームズ・アレンの思想の実践本
『運命を変える7つの学びのステージ』から
一文を紹介しながら、私なりの考察を書いています

The one stage lesson 5
わびしい心に渦巻くものは
神様さえ買収しかけるほどの傲慢さや強欲さです

傲慢な思い、強欲な考え方に生きる人の目には
誰もかれもが心が狭くて身勝手に映るものです

目は口ほどにものを言う、というけれど

人を見るときに、顔は笑っていたとしても
「目が笑ってない」から
心の中は何か違うことを思っていると感じる

そんな風に
自分の心の中で何を思っているかというのは
けっこう表に出ていて、周りの人は感じているもの

他人が泣いているのをみて、自分も涙が出たり
わいわいと楽しくしているのを見ていると
なんだか自分も楽しくなってきたりする


それはミラーニューロンと呼ばれる
脳内にある神経細胞の1つの働きがあるかららしい

ミラーニューロンについては、
まだ解明されていない部分が多いということだけど

自分が体験していなくても相手の行動を見ただけで
脳内で再現するという働きがあるとのこと

そんな風に人は意識するしないに関わらず互いに影響しあっている


よく成功したいなら、成功している人の側にいろとか
環境が大事とかいうのは、こういうことがあるからなんでしょうね

聖書の中にも

自分の宝を地上に蓄えるのはやめなさい
そこでは虫とさびで、きずものになり
また盗人が穴をあけて盗むこともありません
あなたの宝のあるところに
あなたの心もあるからです。マタイ6;19

とあります

これが言わんとしているところは
「あなたの心はどこにありますか?」ということ

私もそうだけど、大概の人は沢山お金があったら良いなと思ってる
だからお金を稼いだり、貯めるということが目的になったりする

でも、実際どうなのかな?
なんでお金が欲しいと思うのかな?

やりたいことがあったり
行きたいところがあったり
そういうのを突き詰めていくと、結局

「自分が思うように人生を生きたいから」じゃないかな?


私は、みんなが魂の色で輝いて生きられる
そんな環境を作りたい

それは、小さい頃いじめられたり
自分が「やりたい」と思ったことをいつも否定されたり
好きなことを攻撃されたりして、とても苦しく感じていたから

大人になって自分で働くようになって
ある程度、自分の好きなように出来るようになったけど

人と上手く付き合うために自分を抑えてきたので
今度は自分が何をしたいのか?がわからなくなってしまって

転職を繰り返したり、海外旅行に行ったり、色んなことを学んだりして
どこかに何かがあるんじゃないか?
環境が変われば、何か変わるんじゃないか?
そんな思いで、外に外に目を向けてきたけど

結局、どこに行っても、どこで学んでも、どんな経験をしても
そのひと時だけの満足で終わってしまってた

でも、今、ようやく
それは「外にはない」ということに気付いた

学んだコー・アクティブ・コーチングでは
基本の考え方に
「人はもともと創造力と才知にあふれ欠けることのない存在である」
という人間観がある

「全ての答えは、はじめから自分の中にある」ということ

自分の人生は自分のもの
より良く生きたいと思うなら
自分の心がどうなっているか?を知ること


今、心を占めているものは何か?
自分の周りにいる人たちは、どんな人たちか?
自分は周りに対して、どんな思いを抱いているか?

それは私が望んでいる姿なのか?
自分を見つめてみよう

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