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心と習慣〜ジェームス・アレン『運命を変える7つの学びのステージ』を考察する②〜

ジェームス・アレン
運命を変える7つの学びのステージより
一文紹介しながら、私なりの考察を書いています

不幸せに感じている状況から幸せに向かうには
現実を受け止めている「心」と
その心から生まれる「行動の習慣」を変えなければなりません

コーチングの中に
「物事」と「概念」を分ける
というものがある

例えば、結果が55点だったテスト用紙を受け取った時

今回のテスト55点しか取れなかった…
頑張ったけど、結果出ないなんて
本当に私ってバカだ
友達はみんな70点以上なのに
きっと私のこと、出来ないヤツと思ってるんだろうな

これを「物事」と「概念」に分けてみると






「テスト55点」と「友達は70点以上取れている」ということが
物事で

「私ってバカだ」とか「きっと私のこと」とかいうのが
概念です


普通は、この物事と概念を一緒にしてしまうので
誤解が生まれたり
自分のイメージを下げて、落ちこんでしまったりします


普段、自分が思っていることを
意識して
物事と概念を分けてみると


そこに意味を与えているのは
自分の考えや思考にすぎない
ということに気づく

物事は、そこで起こった事実あるのみ
そこに良し悪しはないのですねー。

物事に対して
悲観的な見方をすれば、そういう自分になるし
前向きな見方をすれば、そういう自分になる


さっきの例を見ると

「今回のテスト55点だった
思ってたような結果ではなかった」という事実に対し
「私はバカだ」は事実ではない

この反応を変えるためには

テストの間違ったところはどこか?
ケアレスミスなのか根本的に違うのか?
結果が出なかったのは何が原因だろう?
やり方が違うのか?

そう考えて改善していけばいい


バカだと思って
あきらめて何も改善しなければ何も変わらない

改善していった先には
どんな結果が待っているか?

何もしなかった先には
どんな結果が待っているか?

求めなさい
そうすれば与えられます

捜しなさい
そうすれば見つかります

戸をたたきなさい
そうすれば開けてもらえます

求める人はだれでも与えられ
捜す人はだれでも見つけ出します
戸をたたきさえすれば
開けてもらえるのです

と聖書もある

教会のメッセージでは
この箇所には「〜し続けなさい」
という意味合いが含まれている、とのこと


求め続け
探し続け
叩き続けること


成功した人は
どんなに辛く苦しい所を通っても
自分のビジョンや
自分を信じて、やり続けている


物事が形になって現れるには
時間がかかるもの


わかったつもりにならないこと、と言われるのは
わかったと思ったら
その瞬間、行動が止まってしまうから

自分自身も「自分はこんな自分なのだ」と
わかったつもりになってはいけない


潜在意識のように、何せ人は意識出来ない部分が
93パーセントもあるのだから


それでなくても
火事場の馬鹿力というように
人には何かしらのスイッチが入ると
自分にこんな力があったのかと
思うほどの力が湧いてくるもの


私の中に、まだ知らないわたしがいて
その可能性は無限大なのだ

わたしは何もなく価値ないものだ
と思うのと

わたしにはまだ判らない可能性が
沢山あるのだと思うのとでは

物事の見方や関わり方が違ってくる

自分の行動の習慣がどうなているのか
意識してみよう

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