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あなたの究極のゴール

自己啓発や成功哲学に多くの影響を与えたと言われる イギリスの哲学者ジェームズ・アレンの思想の実践本 『運命を変える7つの学びのステージ』から 一文を紹介しながら、私なりの考察を書いています

ここからセカンドステージにはいります

The second stage 1
幸せな出来事も不運な出来事も
全ては、あなたの成長に必要なものです

その時には「悪いこと」に思えた出来事も
後々になれば、自分を変えるきっかけになっていたなと思うことありませんか?

失敗した出来事も、それが新しい発想を生んだり
次へのチャレンジになって成功に繋がっていきますよね

何か新しいことをするとき
「こうなったらどうしよう」
「こういうことがあったらどうしよう」と、リスクを考えてしまうのは
人にもともと備わっている自己防衛本能のため

なので、それ自体は悪いことではありませんよね

ただ、そこにフォーカスしすぎると
明らかに新しいことの方が良いのに
踏み出せない現象が起こります

これも「現状維持バイアス」と呼ばれるものがあり
なるべく自分が知っていることの中に
留まってたい意識が働いているためです

大きな状況変化ではない限り、現状維持を望むバイアス。
未知なもの、未体験のものを受け入れず、
現状は現状のままでいたいとする心理作用のこと。
引用:現状維持バイアス

進級や進学、就職、転勤などは、変化せざるを得ない状況なので
「同じまま」ではいられませんよね。

また「これではダメだ!」と強く思う出来事があると変われたりもしますよね

こっぴどく振られて「綺麗になってやる!」と
ダイエットや美容に打ち込んだり

お酒で失敗して断酒するとか

子どもが産まれるからタバコを止めるとか

働きすぎて身体を壊したから健康について気を配るとか

これが日常の小さいことならまだしも
あなたの命や人生をゆるがす状況でありながら、
そこから抜け出せないとしたら大問題ですよね


なので、リスクを考えたら
それと合わせて、手にする利益も考えてみてください

その時、基準になるのは
あなたが人生をどう生きたいと思っているか?だと、私は思います

リチウム電池の開発でノーベル化学賞を受賞した
吉野彰さんがテレビのインタビューで

究極の目標は「世界を変えること」
研究を続けていける秘訣は、そのゴールがあると信じること
時代の変化を感じられる嗅覚を持つこと
と言われていました

何の目的意識もなく、現状に流されているだけでは
悪循環の中に留まるどころか
悪循環に自分がいることすら認識出来なくなります

あなたが生きたい人生はどんなものですか?

どんな人達と、どんな価値観の中で関係を育みたいですか?
それを有り有りと想像してください

そうなるゴールがあると信じてください

その時

幸せな出来事も、不運な出来事も
全ては
自分の成長に必要なものだと捉えて
進んでいけるのではないでしょうか

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