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ギブで人生は変わる。

テイク(take)でなくギブ(give)が大事!!

最近繰り返される言葉ですね。特にものキャンに入学してからもたくさんの人のギブに驚愕する日々です。

風の時代と言われて久しいですが、コロナ流行前のいわゆる土の時代にはテイクとテイク、お互いが見返りを求めることが一般的だったように感じます。

給料をもらって働くというのも広い意味ではテイク(給料)とテイク(労働)ですね。

もちろん一足早く、ギブの精神で生きている方もたくさんいましたが。

なぜ、テイクではいけない?

オススメの一冊から引用します。

クルミドコーヒーがポイントカードをやらない理由。割引券はお客さんの消費者的な人格を引き出してしまうから。
できるだけ少ない労力でできるだけ多くのものを得ようという人格。
それは合わせ鏡のようにお店側の同じ姿勢を引き出してしまい、時とともにお互いを疲弊させる。

クルミドコーヒー店主 影山知明

この本の内容がテイクを端的に表しているように感じます。また、

組織の外に向けてはギブの気持ちがあっても内に向けては、メンバーを理念実現のための手段とし利用しようとしてしまっているような場合、掲げる理念が正しく立派であればあるほどメンバーはそうした状況に反論しにくく何かすっきりしないものを感じながらも現状を変えられずに擦り切れていく。

つまり、外(お客さん)に向けてだけではなく中(共に働く仲間)に向けてもギブの精神が大切です。同じ給料をもらった働き方をしていても、そこで働きやすくなるようにちょっと工夫する(ギブ)ことは相手を「こんなにもしてくれた」という気持ちにします。

見返りを求めるから「もらえるだけもらわなきゃ」「何も戻ってこない」という気持ち、嫉妬が沸き起こります。
しかし見返りを求めなければそこで終わり。

ただ、見返りを求めない良いものをうけとったときには、
「受け取っているものの方が多い。自分に何ができるだろう」と次のギブにつながっていくかもしれません。

これからはギブが基本!

ものキャンのギブ

私はギブの偉大さを先日卒業したものキャンで切に感じました。

まよ先生の講義は毎回情報量がとても多くて、些細な疑問にもすぐ答えてくれます。
それを受けて仲間たちが必死についていきます。

まよ先生からの言葉に、自分は、相手に仲間に何ができるかを考えながら。

キンドル出版で先に進むある仲間は、仲間が自分の失敗を繰り返さないように失敗報告を詳細に載せてくれたり(逆にうまく行った方法も共有してくれたり)、

ある仲間は授業内容をまとめたスプレッドシートや実際に使ってみた資料を共有してくれたり、

Twitterの企画で膨大なイラストを描いている先輩、1つ1つのアカウントを確認しながら引用RTしている仲間もいました。

LINEの構築を手伝ってくれる仲間もいます。

まよ先生の、そして先輩方のギブからものキャン生にもギブがどんどん広がっているのです。

ギフトというギブ

もう1つ。あるマルシェではお昼で「ギフトランチ」という定価を決めない投げ銭方式をとってしました。

その時お金がない人は、次のときに払ったり、片付けや手伝いをしたり。

農家さんが野菜を提供し、みんなで火をおこし、作り、みんなで食べる。
つながりで運営しているマルシェです。

自分で金額を決めないといけないからこそ、作ってくれた人、農家さんの生活、気持ちまで改めて考える機会になります。悩むのは、大きいギブににどれくらいで自分が返せるのか考えてしまうからです。

テイクはテイクを返してしまえばそこで終わり。
しかし、ギブの精神はぐるぐる回っていくだけでなく、そこから広がりも見せるのです。

あなたはどんなギブができる?

「ゆっくり、いそげ」のクルミドコーヒーはテーマを決めて対話の時間も大事する場もあるそうです。

話すより聞くこと。違いを楽しむこと。この場は誰かが誰かを説得し何が正しいか誰の意見が正しいかについて結論を出す場ではなく、互いが互いの意見に耳を傾けることで、それぞれがそれぞれに新しい気づきを得たり認識の広がりを得たりする。

話を聞くこと、違いを受け入れることも大きな意味でギブなのではないでしょうか。そう考えるとギブは無限大のようにも感じます。

私はテイクではなくギブ、そして繋がりを感じるような場を伊那谷のここ、移住した地域で作れたらと、思っています。

まだまだ先は長く、まずはTwitterやものキャンでできた仲間、まよ先生、地域の仲間にまず、小さく小さくでもギブをするところから始めます。

さあ、あなたはどんなギブができそうですか?

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