プログラミング・英語を小学校で教えるには?
プログラミングを学校で教えるには?
現在、プログラミングを学校で教えるための教員免許は存在していません。
予想ですが、将来、情報の免許を拡充させる可能性があります。
しかも、恐ろしいことに、プログラミングの教育課程が今の大学にはないんです。
つまり、教員免許の必須科目になっていない事です。
これは、大きな問題で評価をどうやってつけるかに関わります。
評価は、基本教員免許を持った人しか出来ません。極端に言えば、社会の先生が数学の評価ができないのと一緒です。これを文部科学省が一年でやろうとしているのです。
これらの問題点等については過去に記事を書いたので参照してください。
では、端的に学校の先生になる方法は2つのパターンがあります。
1.教員免許(小学校)を取得する方法(教員採用試験合格)
2.IT企業での派遣をされる場合
2の意味がよく理解できないと思うのですが、おそらく文部科学省や県はプログラミング教育ができそうな企業を入札するつもりなんだと思います(多分ですが・・・)そこに乗れば、企業の中で先生になれるのです。いわゆるゲストティーチャーです。この2つが教員への道だと考えられます。まだまだ、プログラミングの教員の資格要員については不明瞭なところが多く大学のカリキュラムも先行していません。
先生になりたい方は、そんな中でできる事は、プログラミングスキルを少しでも上げることかもしれません。実際に情報処理試験上級で情報の教科試験免除のところもあります。
英語を学校で教えるには?
厳密にいうと小学校を設定します。
3つ方法があります。
1.小学校教員採用試験に合格
2.地方の小学校英語教員に非常員として採用
3.企業として学校の職員に籍を置く
1は大丈夫ですよね。教員採用試験に合格すればそのまま採用になります。2の選択は地方自治体(市町村)事に採用枠をも設けてていて、そこに挑戦するというものです。あるかどうかわかりませんが、あれば3〜4月頃でしょうか。3は先程のプログラミングと同じように企業に籍を置きながら教えるパターンです。2の枠が一番確率が高いのではないかと思われます。理由は一番雇用しやすいのです。夏休みや長期休みは非常勤なので雇用する必要はありませんし、時間給にもなるので予算を組みやすいからです。一番重宝されるパターンです。
最近、英語の教員免許や資格を持っていると優遇される採用試験が多いです。(小学校)
でも、レベル的には教員免許は取れても、資格のレベルは大半が英検2球以上です。
どんな教員が求められる?
これからの社会、教員に求められるものは多いです。箇条書きにすると
・プログラミング教育
・英語教育
・通常の教科教育
・生徒指導
・保護者とのコミュニケーション
・パソコンスキル(ワード、エクセル)
・体育を教えられる体力
・社会的常識
・教員同士の連携
・学年間との連携
・外部研究会との連携
・校務分掌
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主にこのような能力が求められてきます。これらをこなせる人が教師となるのだと思います。
逆に自信がなければ、どうぞ民間に行ってください。
これだけのことができないと、子どもたちがかわいそうです。これらのことは、初任者の時から求められますので覚悟してください。
どうですか、学校の先生って大変だと思いませんか?
少しでも理解していただければと思います。