販売開始1分で売り切れるクラフトビール醸造所「うちゅうブルーイング」について調べてみた
最近、クラフトビールが流行っていますよね。
僕もはまっていて、以前IBREWというクラフトビールのお店の記事も書きました。
(こちら:クラフトビアバル『IBREW恵比寿店』が9月7日にオープン!47種類のクラフトビールは圧巻です!)
このIBREWというお店は47種類ものクラフトビールを置いているのがウリのお店で、メニューには各地のブルワリー(醸造所)のクラフトビールが書かれています。
クラフトビールはお店によって置いてあるビールが違い、味もたくさんあるので本当に楽しいです。
日本にはそれだけクラフトビールのブルワリーが数多くあるんですよね。
そんな中、最近クラフトビール好きの友人と話しているときに『うちゅうブルーイング(UCHU BREWING)』というブルワリーがあることを教えてもらいました。
なんでもこのブルワリーで作る『うちゅうビール(UCHU BEER)』は、公式サイトでネット販売をすると1分も経たずに売り切れてしまうそうなんです。
なんとも気になる話ですよね。
というわけで、今回はその『うちゅうブルーイング』について調べたものを紹介したいと思います。
■ ホップを自ら栽培するブルワリー
このうちゅうブルーイングの一番の特徴は、農家でありながらビールを作っているということではないかと思います。
もともと『宇宙農民』としてお米や野菜を栽培していたそうですが、アメリカに行った際にクラフトビールのホップの香りと、ビアバーに衝撃を受けて、これを自分たちでもできたら面白い、と思ってビールを作ろうと思ったそうです。
そのため、ビールに香りづけに使われるホップを自分たちでも栽培しています。
ワインの醸造所では自らブドウを育ててワインを作っているイメージはありますが、ビールで自らホップを栽培しているというのはあまり聞いたことがないのですごく面白いなと思いました。
しかも、ここでは基本的に無農薬で食物を栽培しており、ホップも例外なく無農薬で作っているそうです。
■ 醸造所の建物も自ら作ってしまうブルワリー
うちゅうブルーイングで作っているうちゅうビールですが、はじめは他の醸造所にお願いしてビールを作ってもらったそうです。
そこでビールを作ったことで、本気でやっていきたいと思い、自分たちで醸造所も持つということで、なんとブルワリーの建物を自分たちで作ってしまったそうです!
さらに面白いのが、ビールタンクを買うためにクラウドファンディングで資金を募ったそうです。
そこで集まった300万円でビールタンクを購入し、無事にブルワリーが完成し今に至るそうです。
建物の基礎から自分たちで作ってしまうって、ちょっと規格外なはっそうですよね!
そして、今でこそ割と当たり前になってきたクラウドファンディングを使ってファンと一緒に作っていくという発想がすごく面白いなと思いました!
自分も知っていたらお金を出したのになーと思うとちょっと悔しいですね。
■飲めるお店は?
こんな面白いエピソードを持つところやコンセプトに共感する人が多く、1分で売り切れるということにつながっているのだと思います。
じゃあ、いったいどこで飲めるのか、ということですが僕はこれまで2回だけうちゅうビールに出会ったことがあります。
それが以下のお店です。
■ BrewDog Roppongi (ブリュードッグ六本木)
https://tabelog.com/tokyo/A1307/A130701/13165318/
こちらでは瓶ビールを販売していました!
かなりの数がありましたが、これだけ人気だといつまで残っているかはわからないですね。
■ WIZ CRAFT BEERandFOOD (ウィズ クラフト ビアアンドフード)
https://tabelog.com/tokyo/A1310/A131002/13184169/
こちらではなんと生ビールを販売していました!
しかし、残念ながら次に行った時にはなくなっていました。
運が良ければ仕入れてあるかもしれません。
■まとめ
今回は公式通販が1分かからず売り切れるブルワリーとはどんなところなのかということで『うちゅうブルワリー』について調べてみました。
調べるほどに、ビールや、仲間、自然に対する愛情を感じるブルワリーでした。
そういったところが多くの人の心を掴んでおり、それが1分で売り切れる原因になっているんだと思いました。
なかなか口にすることができないかもしれませんが、お店で見つけたらかなりラッキーですのでぜひ飲んでみて下さいね。