【親のサポート】偏差値40台から偏差値67東京の国立大に現役合格〜まずは自己紹介〜
はじめまして
はじめまして、るること申します。
2024年3月に、息子の大学受験(一般入試)を終えました。
令和の大学受験を体験してみて感じたことは・・・
「とにかくややこしい!」
ややこしいけど、少しでも間違ったら息子の将来が決まってしまう…。
そんな戸惑いとプレッシャーを抱えながら、
親もあっぷあっぷ状態のまま、
息子ともども、大学受験の荒波に立ち向かい、
なんとか奇跡的に乗り越えることができました。
そして、大学受験が終わったときに一番思ったのは・・・
「こんなにややこしいのに、どうして、だれも教えてくれないの?」
疑問と戸惑いだらけの令和の大学受験。親はどう立ち向かうべきか?
少しでもみなさんのお役に立てたら嬉しいです。
なぜこのnoteを始めたのか
大きく理由は3つあります。
(1)情報がなくて困ったから
大前提として、大学受験は子供本人が100%頑張らないといけないものだし、
お年頃的に思春期なので
親が何を「こうしろああしろ」と言っても言うこと聞かない。
親ができることなんてほぼない。それが現実です。
しかし、親のちょっとしたサポート次第では、
がんばる子供の可能性を100%から103%くらいには上げられるのでは?
…と経験して初めて感じました。
本当にちょっとしたことなんですが、
今思えば「あれが良かったのかも?」と感じたり、
逆に「あれを準備しておけばよかった!」とか
「ミスった…息子よ、ごめん!」と
後悔&失敗することも多々ありました。
親ができることは、
物理的なこと(書類提出など)もあれば、
精神的なサポート、
さらに身体的サポートなど、さまざま。
とはいえ、親は親で日々忙しい。
ただでさえ忙しいのに、受験生のサポートなんて、できるかな?
・・・と不安になっている親御さんも多いと思います。
実際にわたしも「このままでいいのか?」と不安でたまらなかったです。
特に11月あたりから格段に、親が忙しくなります。
ネットなどで親が何をしたのか?体験談などを探しましたが、
ヤフー知恵袋にちょいちょいあるくらいで、
昔とはぜんぜん違う「令和の大学受験」のノウハウなんて、ほぼ無し。
特に「基礎のキ」から教えてくれる情報は皆無。
わたしのようにお困りの方は多いだろうし、
受験が終わった今、周りからも
「大学受験、親も大変だった?」
「何がどうなってるの?」
とよく聞かれるので、noteにまとめてみることにしました。
ちなみに・・・
絶対コレをやれ!という意味で綴るわけではありません。
わたしが書くことはあくまでも1つのケーススタディ。
「うちはこんな感じで、結果的にうまくいきました」
という経験談を中心にお伝えします。
その中に「こんな書類が必要」「ここに注意!」など、
絶対に通らなければならない、事務的な情報も盛り込んでいきたいと思っております。
(2)昔の受験とくらべて、今はかなり”ややこしい”
私自身も大学受験をうん十年前に体験しましたが、
「こんなにややこしかったっけ?」とびっくりしてしまうほど、
令和の大学受験は、ややこしいです。
特に書類&手続き!
おそらく、ネット社会になったことが一番の原因。
昔は「紙&郵送」だけだったのが、
令和は「ネット」と昔ながらの「紙&郵送」が入り混じっている!
しかも大学ごとにやり方が違う!
お願いだから、統一してくれ!
・・・と何度叫びそうになったことか。
大学別の書類提出方法や締切日を1枚の紙にまとめておかないと、
頭の中がこんがらがる、こんがらがる。
子どもの将来がかかった大学受験。
「親が書類提出をミスった」なんてことだけは避けたい!
わたし自身が家事や仕事をしながら、なんとか乗り越えた方法、
そして志望校情報のゲットの仕方&まとめ方なども、
かなり個人的なやり方ではありますが、
このnoteでお伝えできればと思います。
ちなみに・・・
息子は東京の私立大学&国立大学を受験しましたので、
お子さんの住む地域・志望校によっては、事務的手続の方法など違うかもしれません。
その際は、あくまでも参考に読んでいただけると嬉しいです。
(3)高校&塾の先生が教えてくれることの限界
子供が通っていた高校は、とても良い学校で
友達にも恵まれたのですが、
大学受験の指導に関してはかなり頼りない。
勉強の進度や教え方も最新じゃないというか、のんきというか・・・
高1の面談で先生と話していて
「受験に関しては、この学校は頼りにならない」
と受験に疎いわたしでさえもなんとなくわかってしまったので、
受験の情報に関してもあまり当てにしていませんでした
(いい学校なんですけど・・・先生すみません)。
学校が頼りにならないぶん、
そのかわりに、情報が豊富そうな手段が必要だろうと、
大手塾に入りました。
当然、「必要な受験情報は塾の先生が教えてくれるだろう」と安心していました。
しかし!!!
実際には違ったんです…
塾の先生も意外と頼りにならない!
たしかに、塾の保護者会に出席すれば、ある程度のことは教えてくれます。
「@月上旬くらいには志望校を決めてくださいね」
などは教えていただき、参考にはさせてもらいましたが、
かなりそれは「受験生全般」に該当する表面的なこと。
学校ごとに違う手続きのややこしさ、
学校ごとに違う親がすべきこと、
大学ごとに違う準備
など、詳しいことは事細かく教えてくれない。
なぜなら、塾のスタンスはあくまでも「自己責任」だから。
わたしがそう一番感じたわけは、高3秋、
塾での3者面談(親・子・塾の先生)でした。
志望校について先生に質問すると、
細かいことまで塾の先生は意外と把握していない。
「え?塾の先生なのに知らないの?」ということがわりとありました。
でも、それは今思えば、仕方ないんです。
大学受験の形式や細かいことは、毎年、大学ごとに変わるから。
塾の先生はおおまかなことは教えてくれますが
「最新情報は大学のホームページなどで確認してくださいね」
と必ず付け加えて言っていました。
募集要項や申込みの方法などが毎年のように細かく変わるので、
塾の先生も毎年すべ把握していられない。
さらに、間違ったことを言ってしまった場合、責任がとれない。
だから、必ず「自分で確認してください」ということをおっしゃる印象でした。
つまり、どれだけ調べて、どれだけ志望校の細かい情報を手に入れるかは、
親のがんばり次第。
もちろん、お子さん自身が情報を手に入れる家庭もあると思います。
でも、経験してわかったのですが、
高3はとにかく時間がない!
想像以上に1秒惜しんで勉強します。
まさに、定期テスト前の切羽詰まった感じが、高3夏以降ずっと続く感じ!
もちろん、かなり勉強の仕上がり具合や時間に余裕があるお子さんは別です。
「高2までに勉強の完成度を上げて、高3は過去問をやるだけ」
くらいの理想形のお子さんは、
親の手助けなんて借りず、
自分で志望校の詳しい情報や書類などを調べたほうが、やる気も出るだろうし、
良いでしょう。
しかし、うちの息子のように
成績がぜんぜん上がらなくてかなり切羽詰まった子供は、
のんきに情報をググってる余裕なんてない!
アレもやらなきゃ、
コレもやらなきゃ、
模試も受けにいかなきゃ、
毎日のノルマやらなきゃ、
風呂に入らなきゃ、
学校行かなきゃ・・・
1分1秒を惜しんで猛烈に勉強し始めます。
焦っているから。
そこまでほんとに勉強するの?と思いませんか?
実際、わたしも、息子が高1・高2のとき、
「高3になったら猛烈に勉強し始める」という話を人から聞きましたが、
当時は
「それは、あなたのお子さんが優秀だからでしょ?
うちの子はサボりぐせがすごいから、高3になってもやらないと思う」
と人の話を信じていませんでした。
しかし、実際はそうじゃなかった。
うちの子でさえも高3夏になったら激変。
今までサボってたのは何だったの?というくらい、猛勉強し始めました。
ただ焦っていただけでですけども笑
そんな猛烈にがんばり、時間が勝負になっている子供を見て
「志望校の情報も自分で調べて、準備しなさい」
とは親としては言いづらい。
親は、勉強を教えられないぶん、
志望校の情報を集めるくらいのサポートはしてやりたいと思いました。
・・・と、偉そうなことを言っていますが、
それに気づいたのは高3の12月でした。
それまで、息子の成績が悪かったので
「どこでもいいから、現役で合格してくれ」
と思いつつ、放置。
今振り返っても、遅い、遅すぎる・・・。
気づいてからは必死に調べて、慌てて準備する日々・・・。
息子のために、もっと早く調べておけばよかった!
と何度思ったことか。
みなさんには後悔してほしくないので、
今から知って、親ができる大学準備に備えましょう。
このnoteでは、「ややこしすぎる受験の手続き」から、
「親の心構え」「受験のサポート法」まで
わたしの体験を交えてお伝えしていきたいと思います。
息子のプロフィール
息子は高2冬の模試で偏差値40台でした。
それなのに、なぜか東京の国立大理系(偏差値67)に現役合格しました。
いまだに親子ともども信じられないくらいのミラクル。
大学に入学した後も、毎日
わたし「あなた本当にあの大学に受かったんだね」
息子 「おれも驚きだよ」
と親子で会話するくらい、驚愕の大逆転合格でした。
息子の友人も、塾の先生も
「うそでしょ!?」と誰もが驚く大逆転。
なにぜ、中学・高校の成績も悪く
10段階で「3」なんてザラにありました。
「ちゃんと卒業でできるの?」
と親が聞くぐらい、やばい成績。
勉強はそっちのけだけれど、部活動にも熱心で
高1〜高3の春まで運動部に所属していました。
部活が無い日は、早く家に帰って勉強すればいいものの、
なぜか部室に行って体を鍛える、
という、とても受験生とは思えない日々・・・。
あまりに成績が悪いので、高2のとき
「部活を始めてから、成績が下がったんじゃない?」
「部活の日を減らしたら?」
と息子に言ってみたのですが、
本人は逆ギレ。
息子「それだけは言うな!」
息子「おれは@@部に所属したことに後悔しない」
息子「これで大学に落ちても、部活はそれ以上の価値がある」
と言い返されました。
もうそこまで言われたら、どうなろうが知らんわ
と部活に関しては、もう自由にしてといわんばかりに目を瞑っていたのです
が・・・
調子に乗った息子は、部活だけではなく、
学校行事も大満喫。
高3の6月なのに文化祭にもクラスで参加して謳歌する
というなぞの行動。
息子の学校では、催しをするのは基本的に高2までなのに、
なぜ!?
どうにかギリギリ合格したから今では笑って話せますが、
当時はもう呆れてかえっていました。
でも、そんな息子に1つだけ約束させたことがありました。
それが意外と効いていたのかな?と今は思っています。
それについても、おいおいお伝えしていきます。
偏差値40台の息子が
部活や文化祭をすべて謳歌しながら
なぜ1年で成績を上げて、偏差値67東京の国立大理系に現役合格できたのか?
親と子の格闘を綴っていければと思います。
今後書いていくことリスト
ざっとですが、今後こんなことを綴っていく予定です。
▼共通テストって重要?
▼調査書って何?どれだけ必要?
▼みだれうち受験 経験談
▼予防接種を打つべき?
▼写真準備のタイミング
▼「全学部入試」って何?
▼「募集人数」の真実
▼ややこしすぎる「web出願」
▼「ウカロ」と日々格闘
▼学校別 出願のコツ
▼お金にガメつい大学・そうでもない大学
▼すべりどめ大学の決め方
▼受験生メンタル維持のコツ
▼「英検」「TEAP」って必要?
▼受験1年前までにコレを準備!
▼息子に聞いた大逆転合格法3か条
▼親から見た大逆転合格法3か条
▼受験当日&直前にやるべきこと
▼体調管理&食事はどこまで?
▼共通テスト〜私立大(1〜2月)やるべきこと
▼私立大〜国立大(2〜3月)やるべきこと
▼高1にやれば良かったと後悔したこと
▼いつ入試結果を知るか問題
▼模試の結果 VS 親メンタル
・・・などなど
「やってわかった」経験談を中心にお伝えします。
最後に
ここまで読んでいただき、ありがとうございます。
以上、初めてのnote記事でした。
これから徐々に投稿していきたいと思いますので
どうぞよろしくお願いします。