見出し画像

【高3偏差値40から 偏差値67国立大学に現役合格】模試はどこまで受けるべきか?親は模試をチェックすべきか問題

受験生の模試って、ほんと多いですよねえ。

大手3社の塾だけでも、
高3・高卒生向けの模試は、1年間にこんなにある!

      ↓

<高3・高卒生向け 模試>

2月  共通テスト本番レベル模試(東進)
4月  共通テスト本番レベル模試(東進)
5月  全統共通テスト模試(河合)
   全統記述模試(河合)
   駿台atama共通テスト模試
   大学合格基礎力判定テスト(東進)
   早慶上理・難関国公立大模試(東進)
   全国有名公私大模試(東進)
6月  駿台全国模試
   東大本番レベル模試(東進)
   全国統一高校生テスト(東進)
7月  全統共通テスト模試(河合)
   駿台atama共通テスト模試
   一橋大本番レベル模試(東進)
   東京科学大本番レベル模試(東進)
   早慶上理・難関国公立大模試(東進)
   全国有名公私大模試(東進)
8月  全統記述模試(河合)
   東大入試オープン(河合)
   東大入試実践模試(駿台)
   共通テスト本番レベル模試(東進)
   東大本番レベル模試(東進)
9月 早慶レベル模試(河合)
   駿台ベネッセ大学入学共通テスト模試
   駿台全国模試
   早慶上理・難関国公立大模試(東進)
   全国有名公私大模試(東進)
   大学合格基礎力判定テスト(東進)
10月 全統記述模試(河合)
   全統共通テスト模試(河合)
   東大入試オープン(河合)
   駿台ベネッセ記述模試
   東大本番レベル模試(東進)
11月 一橋大入試オープン(河合)
   東京科学大入試オープン(河合)
   全統プレ共通テスト(河合)
   駿台ベネッセ大学入学共通テスト模試
   東大入試実践模試(駿台)
   全国統一高校生テスト(東進)
   一橋大本番レベル模試(東進)
   東京科学大本番レベル模試(東進)
   大学合格基礎力判定テスト(東進)
   早慶上理・難関国公立大模試(東進)
   全国有名公私大模試(東進)
12月 駿台atama共通テスト模試
   共通テスト本番レベル模試(東進)
1月  東大本番レベル模試 最終(東進)
   早慶上理・難関国公立大模試 最終(東進)
   全国区有名国公立私大模試 最終(東進)


多すぎる!
こんなの、ぜんぶ受けていたら、
時間も、お金も、ぜんぜん足りない!

うちの息子は大手の塾に一応入っていたので、
やたらと「模試を受けろ」と言われていました。
(それが、もう塾代に含まれているというのもありますけども)

しかし、うちの息子は逃げ回り、ほとんど受けませんでした。
高3になってからちゃんと受けたのは、ようやく秋以降。

志望校模試と共通テスト1回ずつ

親としては、「模試、受けなくてだいじょうぶなの?」

と不安でしたが、
思春期の子に、親が何を言っても聞かないし、
本人の判断に任せていました。

塾の先生から親に模試の電話がかかってきても
「部活だから模試には行けないって言っていましたよ」
と答えたりして。

塾の先生も「親がこんなんでだいじょうぶ!?」と思っていたはずですが、
落ちたら本人の責任だし、というスタンスで放っていました。
本当はかなり不安でしたけど。

そんな模試を避けまくる、鉄メンタルの息子でしたが、
なぜか奇跡的に本番直前になって偏差値がアップし、
結果的に志望校に合格できたので

模試はどこまで受けるべきか?うちの成功パターンをお伝えします。


ちなみに・・・

これはあくまでも「ずっとサボりすぎて、高3なのに偏差値40で、受験範囲がぜんぜん勉強し終わってていない」という、うちの息子のような生徒さんが大逆転した例です。

勉強範囲は早めに終わっていて、
「あとは実践練習だけ」という優秀なお子さんは
ぜひとも模試を何回も、積極的に受けてくださいね。

▼なぜ息子は模試をほとんど受けなかったのか?


息子は高3冬になるまで模試から逃げ回っていました。
「模試を受けない理由」として、よく言っていた言い訳があります。
それは3つ。

模試に行かない言い訳①「模試より勉強をしたい」

模試に行くと、1日つぶれます。
本番のテストでは2日間にわたって実施するものを
模試では1日に詰め込んで受けるので
朝から夜まで、ずっと模試。

そりゃ集中力も切れるし、
体力的にもぐったりするし、
長期間勉強できる“大事な週末”が模試でつぶれるし、で大変。

それに気づいた
息子は「模試よりやることがある」と言って模試に行きませんでした。

そりゃそうです。

これまでサボっていたぶん、
テスト範囲がまだまだ終わっていなくて、やることが満載だったのですから。


模試に行かない言い訳②「部活・学園祭で忙しい」

模試に行けない理由として
部活や学園祭などの言い訳を息子はよく言っていました。

「高3なのに学園祭!?」
「それより、模試でしょ!?」
と親は思いましたが、

なにせ、高3なので
「これで最後の大会だ」とか
「これで最後の文化祭だ」
という“高校最後だ”というキラーワードを言われると

「青春だし、仕方ないか」
と親は言い返せず・・・

勉強より青春を重視する息子は、
部活や学校行事のために、”堂々と”模試を休んでいました。

塾の先生から電話がかかってくると、息子は
「その日、部活なんで」
と堂々と模試を断っていました。その姿を見て
「ああ、先生、言うこと聞かない息子でごめんなさい」
と思ったものです。

でも、親は何も言わず、放っておきました。
それで落ちても自業自得ですしね。

・・・と今だから平気で言えますが、
当時のわたしとしては、
言いたいけれど、言っても耳を貸さないし
「忍耐」「忍耐」「忍耐」の毎日。

小学生のころは、あれだけ素直だった息子が
高校生になってから、ぜんぜん言うことを聞かない。
そんな思春期の現実と
「このままで受験、だいじょうぶなの?」の不安。

高3になったら
「何も言わない」という“忍耐”が親のつとめなのかもしれません。


模試に行かない言い訳③「範囲が終わっていないから、模試を受けても意味がない」

息子は、部活などでずっと勉強をさぼりすぎて、
高3になっても、なかなか受験のテスト範囲が終わりませんでした。
まだ学んでいない新分野が満載だったのです。

高2のとき、強制的に息子が本番テストを受けさせられていたことがありましたが、結果はボロボロ。
そのとき「範囲が終わっていないからだ」と言い訳していました。

そんな言い訳をする息子に
模試にいけ、という気も失せるので

「はいはい、模試に行かないぶん、家で勉強してください」

と親は思うしか無い。

そう、ここでも、親のつとめは“忍耐”です。

わたしの忍耐のおかげで、
息子は安心して堂々と“模試をサボり”まくっていました。


▼模試を受けないかわりに、息子がやっていたこと

ここから先は

5,138字

¥ 100

この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?