ボイスドラマ「とある画家の手記」を制作いたしました。
お久しぶりです、ご無沙汰しています。媛貴です🌈✨
noteさん、2年ほど放置していたのですが久しぶりも久しぶりに「催眠ママ」を更新したのでこちらに投稿させていただきました!
noteさんは催眠ママ専用の更新情報+設定などをつらつらと書いていくツールにしようと思います。
それで今回のボイスドラマなんですが、なるらんど様(https://x.com/mandnaruko )主催の「ワンテーマボイスドラマ」がきっかけでした。
いつも開催されているのは知っていたのですが体調やら時間が合わないやらで参加できずにいたのですが、今回テーマが「絵」ということで参加するっきゃないと思い、飛び込んでみました。
いやぁ久しぶりのボイスドラマ、楽しかったです。
自分のやりたい事を詰め込んだだけなので多分「Tune the Rainbow」をご存じない方には「????」なボイスドラマになってしまったのではないかと思います💦
今回のボイスドラマですが、「猫箱を護る古びた図書館パート」と「本編パート」に分かれています。
図書館パートでは私演じるシュヴェルトラウテと茶祖さま(https://x.com/iam_chasoo )演じるグリムゲルデが猫箱を生きながらえさせる為に今日も奔走しています。
今回は「とある画家の手記」。巨大な図書館に取り遺された一枚の紙きれでした。
それを復元されるため、シュヴェルトラウテとグリムゲルデがそれぞれ魔力を注ぎ込むのですが、まずは図書館の管理人であるシュヴェルトラウテがその存在を認めなければ「物語」として図書館に存在することはできません。
図書館自体はシュヴェルトラウテの魔力によって構築されている部分が大きいので、彼女の承認なしでは「本」はたまた「物語の1ページ」として図書館に存在することはできないのです。
そして「物語の担い手」であるグリムゲルデが執筆・書き起こすことで「物語」に魂が宿り、「来訪者」と呼ばれる、偶然図書館にたどり着いた異邦人が閲覧することが可能になるわけです。
図書館管理人たちについてはこちらの物語もお読みいただくとより楽しんでいただけるかもしれません。
◆猫箱を護る古びた図書館管理人は謳う。
本編パートではかつて苦悩した希代の「とある画家」と、現在を苦悩する「画家の卵」であるその孫が登場します。
「とある画家」を演じてくださったのは七海映子さま(https://x.com/nanami_eiko)。
丁寧に、淡々と、時に激情的に「とある画家」を演じていただきました。
美しいものを描きながらも、連日報道されるテレビの向こうで起きている惨状にいても立ってもいられず現地に飛び、その実情を目の当たりにした人なのですが、その凄惨な現実を見たにも関わらず、脳裏によぎったのは自身の芸術に対する悦びでした。
それもつかの間。罪悪感に苛まれ、画家は渇望します。
自分の遺伝子を受け継ぐ『誰か』が自分の軌跡をなぞり、自分の作品が正しく解釈されることを。
それに挑んだのが彼女の孫でした。
彼女の孫は周囲にもてはやされ、祖母と同じような希代の画家になることを彼女に期待し、それが「画家の卵」である彼女を苦しめます。
そんな「画家の卵」を演じてくださったのが猫Canさま(https://x.com/nekocan2222)です。
自分はただ好きな絵を描きたいだけなのに。
でも祖母への憧れもある。
祖母のような絵が描きたい。
でもそれでは今の自分では届かない。
周囲の期待に応えられない。
そんな自分の絵に、価値などない…。
葛藤する「画家の卵」を見事に演じてくださいました。
そしてー。
「燃え尽きた配のような雲は流れ、清浄な雨が降ったあの日。
あの日の美しい二重の虹が忘れられない」と「とある画家」は語る。
そんな想いから、彼女の孫たち、兄は「探湯蔵人(くがたちくらうど)」、妹は「探湯零韻(くがたちれいん)」と名付けられる。
零韻と蔵人に関してはこちらのページをご参照ください。
◆「私と同じ世界を視ることができる誰か」
ここまで解説してやっとご理解いただけるかと。
本当に、自己満足だけで作ってしまったボイスドラマなのでなーんにも知らない方にとって非常に優しくないボイスドラマとなってしまいました…反省。
最近「露雫流魂-ルーナーリィゥフン-」ばかりでこちらを動かしてなかったのですが、また機会があればワンテーマボイスドラマで「Tune the Rainbow」を描いていけたら、と思います。
どうぞよろしくお願いいたします!!🌈✨