美味しすぎるという罪
オムライスはケチャップさえあればなんだって美味しいと思っていました。
故に、お店でわざわざ食べるものだという意識を持ったことがなく、家庭の味が一番だと信じてきたのでした。(カレーライスを外で食べる文化が無いって人、いるじゃない?それ。)
この日は午前中に銀座で仕事があったので、終わった後は銀座の美味しいランチが食べてみたいと思っていたところだったのです。
銀座って、響きがなんだか大人で、空気もピシッと張ったような、とにかくあんまり来る機会がない場所でした。
お仕事で一緒になった方に銀座で美味しいランチはありますか?と聞くと、真っ先に出てきた喫茶店YOU。オムライスが人気だと。
15分ほど並んで入店し、席に案内されてすぐにオムライスを注文。
さすがはオムライスが人気なお店です、頼んで5分もせずに出来立てがきました。
一口食べるとそのフワッフワの卵のまろやかさにびっくりしてしまって、手が止まらないのなんの。
福神漬けも一緒に食べられるっていう不思議なマッチングにも感動です。
並んだのは15分ほどだったのに、5分くらいで全部食べきってしまって、帰り道には味を思い出せないくらいでした。
美味しいという衝動だけで食べきってしまうほどのオムライス、罪深いです。
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