見出し画像

動画生成AI制作環境FREEPiK最強説

皆さんFREEPiKというサービスご存知ですか?日本ではまだまだ知られていないFREEPIKですが、この画像・動画生成AIマルチモデル制作環境+販売ライブラリ統合型サービスが無双の進撃中です!

ざっくりとした印象で言えば、ツール全体としてはCanvaのようなツールだと思ってください。実際、toolからデザインツールに行けばtemplateがあってその画面などはCanvaのテンプレート選ぶ画面に似ている。

Toolのトップ画面、左にテンプレート、右がデザインスペース

けれど元々はPIXTAのようなオンラインフォトライブラリサービスでした。FREEPiKがサブスク会員をつなぎとめる、また新規会員を増やすための施策として生成AIの画像と動画の著名な生成モデルを全部盛りし新しい事業再構築した印象です。(繋ぎ止めとか新規会員とか本当のところはわからない)で、その充実度がハンパない感じなんです。では、具体的に…

6社14モデルの動画生成AIが月契約1,300円〜で試せます。
今日、2025年2月1日に日付が変わると同時にまたアップデートしていまして、ついにアニメにも強い動画生成AI、PixVerse3.5も使えるようになりました。

PixVerse 3.5 update案内

使えるモデルは以下の通りです。
01 PixVerse 3.5
02 Pika 2.0 Ingredients
03 Pika 2.0
04 MiniMax(Hailuo)Reference
05 MiniMax(Hailuo)Live Illustrations
06 MiniMax(Hailuo)
07 Hunyuan v2 Pro
08 Hunyuan v2
09 Kling 1.6 Pro
10 Kling 1.6 Standard
11 Kling 1.5 Standard
12 Luma Dream Machine
13 Luma Ray2
14 Runway Gen-3

以上の7社14モデルにもなります。
RunwayのGen-3 Alpha TurboやGen-3 Alphaでしか使えない機能もあるので、それらが使えないのは残念ですが、本家はお高いのでGen-3使えるので良しとしましょう。

とはいえFREEPiKのGenerate Video機能はまだBETA段階。
今年に入り、どんどんアップデートしていて、この先の進化の行方が気になります。サブスク利用費用も月契約で1,300円〜、年契約なら月813円相当の9750円一括払いと各モデルのサブスク加入よりもお得に試すことができます。

月契約のプラン
年一括支払いにした時の年契約プラン費用(月額換算)

では、FREEPiKはいったい何を目指しているのでしょうか?
先月あれこれ触っていて見えてきたのは全Generate Videoツールに対する共通IFを提供し、ユーザーが簡単に動画生成をできるようにする環境構築という感じでしょうか。

各ツールオリジナルのIFはもちろん各社各様。けれど、そこにFREEPiKでは、共通のユーザーインターフェースを被せて、同じ操作感で全てのモデルを利用できるようにしています。

そして各モデルのt2v,i2vの機能のうち、このモデルはt2vに、レファランス機能が活用可能なIFを与え、このモデルについてはi2vでスタートフレームやエンドフレームを指定できるようなIFを備え、このモデルについてはi2vのシーン切り替えのために、ビフォー・アフターの2つのプロンプトを入力できるようにし、というようにした共通IFの上で、各モデルの強みある機能を活かせるように、使いやすくIF設計しているところです。

t2vはこれ、レファランシャルに作るならこれ、アニメ系ならこれ、シーン切り替えをワンカットで行うならこれと、モデルのいいとこ取りをしながら同一環境で作れるようにしています。

またFREEPiK内で画像生成したキャラクターを動画化するにあたり、一連の制作を同じ環境でユーザーの制作履歴データから画像を選んで即動画化できます。
ですので、これまで個別のサービスから完成した素材をアップロード、ダウンロードを繰り返し別のモデルに持ち込んで使う手間も省ける統合環境といったところになります。

FREEPiKの動画生成ジェネレーターとはどういうものかFREEPiKの本家ブログから引用翻訳にてお届けします!


FREEPiK AIビデオジェネレーターのご紹介

Freepik AI ビデオ ジェネレーターは、あなたの創造力の可能性を倍増させ、わずか数秒で高品質でプロフェッショナルなビデオを簡単に作成できるようにします。画像から始めても、テキストにすぐに飛び込んでも、このツールはあなたのアイデアを誰もが注目する魅力的なビジュアルに変えられるように設計されています。

AIビデオジェネレーターを試す

画像をビデオに変換する(i2v)

ライブラリから画像をアップロードするか、Freepik の AI ツールを使用して画像を作成します。そこから、開始フレームと終了フレームを選択し、プロンプト ボックスに特定の指示を追加します。画像が動き出し、動きに変化する様子をご覧ください。アイデアが浮かばない場合は、事前に定義されたカメラ効果と動きを選択することもできます。

画像からビデオを生成する image to video

テキストを動画に変換する(t2v)

アイデアは思い浮かんでいるのに、画像がない? 問題ありません! プロンプトを入力し、希望する方向を指定すると、あとは AI に任せられます。 前のオプションと同様に、クリップにさまざまなカメラ効果を選択できます。 抽象的なアニメーションからリアルなシーンまで、可能性は無限です。

テキストからビデオを生成する text to video

1 つのジェネレーター、複数のモード

FREEPiKの AI ビデオ ジェネレーターの際立った特徴の 1 つは、その汎用性です。最も強力なビデオ作成ツールを 1 つのジェネレーターにまとめ、作業を完全に制御できるようにしました。プロジェクトに応じて、さまざまなニーズに合わせたさまざまな生成モードから選択できます。

  • Kling 1.5: 画像からビデオへの変換の両方をサポートします。5 秒のビデオを処理するのに 5 ~ 10 分ほどかかりますが、その結果は驚くべきものです。

  • Luma Dream Machine : 画像からビデオへの変換とテキストからビデオへの変換の両方をサポートします。処理速度が非常に速く、5 秒のビデオを 1 分以内に処理し、風景や海岸線などの見事なワイドショットを撮影するのに優れています。

  • Runway Gen-3 : 画像からビデオへの変換のみをサポートします。また、5 秒の映像ごとに 1 分間のビデオを処理するため非常に高速であり、キャラクターのクローズアップを効果的に処理することで、より汎用性を高めます。

  • Mochi V1 : テキストからビデオへの変換のみをサポートします。速度は中程度 (5 秒のビデオあたり 3 分) で、動物のビデオを生成するのに最適です。

  • Hailuo(Minimax) : 画像からビデオへの変換とテキストからビデオへの変換の両方をサポートします。複雑な手のジェスチャーを含む人間の特徴や動きを正確に捉えます。

    更に2025/1/末のアップデートで

  • Pika 2.0 Ingredients

  • Pika 2.0

  • Hailuo (MiniMax) Reference

  • Hailuo (MiniMax) Live Illustrations

  • Hunyuan v2 Pro

  • Hunyuan v2

  • Kling 1.6 Pro

  • Kling 1.6 Standard

  • Kling 1.5 Pro

といった動画生成モデルラインナップとなった。実に7つの動画生成AIプロバイダーから扱えるモデルは13モデルにも及びます。

他のツールと組み合わせる

AI ビデオ ジェネレーターの魔法はそれだけではありません。1 つのプラットフォーム内で当社の他のツールと組み合わせると、さらに強力になります。
AI 画像ジェネレーターで作成したアイデアをアニメーション化し、静的なビジュアルに命を吹き込みます。または、カスタム キャラクター機能を使用してさらに一歩進んで、さまざまなシーンで一貫したキャラクターをアニメーション化します。
それだけではありません! AI 生成トラックと音声ジェネレーターのライブラリである Freepik Tunes は、ビデオ プロジェクトに深みと個性を加えるのに役立ちます。マーケティング キャンペーンを開発する場合でも、ソーシャル メディア コンテンツをキュレートする場合でも、高品質のオーディオがあればビデオにさらなる魅力が加わります。

複数の形式でビデオをダウンロード

ソーシャル メディアのデザイン、ストーリーボードの作成、キャンペーン ビデオの作成など、AI ビデオ ジェネレーターが役立ちます。プロジェクトに必要な形式と解像度に完全に一致するコンテンツを生成します。Instagram Reels からフルレングスのプレゼンテーションまで、このツールはあなたのビジョンに適応します。

今すぐ始めましょう

Freepik の AI ビデオ ジェネレーターを使用すると、数回クリックするだけでアイデアをモーションに変換できます。今後もエキサイティングなアップデートや機能にご期待ください。でも、今は待つ必要はありません。今すぐ AI ビデオ ジェネレーターを試して、ビデオ作成の可能性を再定義してください。
AIビデオを作成する

Hunyuanを使用して複数のショットで
シーンを作成する

Freepik AI Video Generatorに追加された最新モードの 1 つであるHunyuan V2により、ビデオ作成がさらにスマートになりました。時間やクレジットを無駄にすることなく、ビデオに複数のショットを簡単に追加する方法を探している場合は、このモードが最適です。新しいショット機能により、Hunyuan は、キャラクターとシーンの一貫性を維持しながら、複数のカットを含む優れたビデオをより効率的に作成するのに役立ちます。

Hunyuan を使用すると、1 回のビデオ生成に複数のショットを含めることができ、ワークフローを簡素化しながら驚くべき結果を実現できる方法を詳しく説明します。

新しいショットでシーンをより細かくコントロール

この機能を使用すると、さまざまなカメラ フレームとシーンでビデオを一度に生成できます。ショットごとに別々のビデオを生成する必要はもうありません。[新しいショット] をクリックし、 5 つの異なるフレーミング オプションから選択して、プロンプト ボックスでシーンを説明するだけです。残りの作業は Hunyuan が行い、ショット間で主人公とシーンの一貫性を保ちます。

次の例を見てください:

1.ワイドショット: ダイバーが海の透き通った深海で巨大なサメと一緒に優雅に泳いでいます。
2.ミディアムショット: 太陽光線が水を突き抜け、はるか下の砂の海底に波紋の模様を作り出します。
3.クローズアップショット: サメは楽々と滑空し、その滑らかな体はダイバーの流線型の動きと完璧なコントラストをなしています。

その結果、さまざまなショットが調和して流れる 1 つのビデオが 1 回のセッションで作成されます。指をパチンと鳴らすだけで、豊かなストーリーテリングとダイナミックなビジュアルが実現します。

Hunyuan を使用すると、単一のプロンプトから映画のようなアクション シーケンスを簡単に実現できます。

今すぐ試す

エキゾチックで視覚的に豊かなシーンを作成する

Hunyuan の魔法は、新しいショット機能だけにとどまりません。アジア風の美しく詳細な設定を作り出すことにも優れています。Hunyuanは、そのルーツに敬意を表して、文化的な豊かさと複雑な詳細に満ちた世界を構築するのに役立ちます。プロンプトに鮮やかなアジアをテーマにした説明を使用するだけで、あとはモードに任せてください。

アジア風のビデオを作成する

ワンクリックでサウンドを追加

ビデオの準備ができたら、オーディオを追加してさらに面白くしましょう。Freepik のオーディオ追加機能を使用すると、音楽やサウンド エフェクトを簡単に統合できます。穏やかなサウンドトラックでも、シーンに合ったオーディオ エフェクトでも、このステップにより、ビデオは洗練されたプロフェッショナルな作品に瞬時に変わります。

また、Freepik Tunesの AI 生成音楽ライブラリを検索して、ジャンル、ムード、BPM で結果をフィルタリングし、プロジェクトに最適なサウンドトラックを作成することもできます。また、人間のようなリアルなナレーションが必要な場合は、AI 音声ジェネレーターを使用して、複数の言語で独自のナレーションを生成できます。

より多くのAIモードを探索する

Hunyuan は、Freepik AI ビデオ ジェネレーターの多くのオプションの 1 つにすぎません。LumaLabs 、Runway、Mochi、Minimax、Kling ... ダイナミックなアニメーションから様式化されたイラストまで、あらゆるクリエイティブ ニーズに対応するモードがあります。すべてを試して、次のプロジェクトに最適なものを見つけてください。皆さんの作品が楽しみです!


REEPIK〜2025/1/末のアップデートで加わった新機能を一通り。

Al動画に新機能MiniMax Referenceが登場

FREEPIKが新しく導入した「MiniMax Reference」という機能は、AIを使って動画を作るときに、キャラクターの見た目や動きを一貫して保つことができるものです。これにより、ストーリーの中でキャラクターが変わらず、自然に動く動画を簡単に作成できます。

使い方のステップ

AI動画生成ツールにアクセス: まずFREEPIKのAI動画生成ツールに行きます。
MiniMax Referenceを選択: ツールの中から「MiniMax Reference」というオプションを選びます。
プロンプトを入力: 動画にしたい内容を簡単に説明する文章(プロンプト)を入力します。例えば、「猫が公園で遊んでいる様子」といった具体的な内容です。
画像を選ぶ: 動画に使いたいキャラクターの画像を選びます。これには、フィード内のAIが生成した画像を使うことも、自分で用意した画像をアップロードすることもできます。
Generateをクリック: 最後に「Generate」ボタンを押すと、AIが自動的に動画を作成してくれます。

一貫性の重要性

この機能を使うことで、動画の中でキャラクターが同じ見た目や動きを保つことができるため、視聴者にとってもわかりやすく、ストーリーがより楽しめるようになります。例えば、同じ猫がずっと同じ姿で遊んでいる様子を見せることで、物語に一貫性が生まれます。
まとめ
「MiniMax Reference」は、AIを使って簡単にキャラクターの一貫性を保った動画を作るための新しい機能です。これを使えば、誰でも手軽に魅力的な動画を作成できるので、ぜひ試してみてください!

シーンを変えて、思い通りの雰囲気をBackgroundで作る。

Backgroundを使えば、プロダクトやキャラクターをどこにでも移動できます。シーン全体の照明や色を簡単に変更できます。

メジャーな動画生成AIのモデル13モデルが使えるようになるばかりか、そのプライスの激安感。つまり、まずは初心者の方でも様々なモデルをあれこれ試してみる!ができるサービスです。
その上で元々はPIXTAのようなオンラインフォトライブラリサービスだったのでサブスク会員基盤が厚くあった。が画像生成AIの台頭でフォトライブラリの使用者が減ったんでしょうね。サブスク会員をつなぎとめる、新規で増やす施策として、画像生成AIならびに動画生成AIの複数モデルをAPI経由でマルチモデル利用できる環境の提供という方向に。
使ってみるとわかるんですが、プロンプト生成支援のAI機能が結構優秀で、最初に動作させたい記述を入れてEnhanceボタンを推すと、足らない記述等を補ってくれます。
なので初回から、結構ちゃんとした動作の動画や画像を作れるようになっています。
更には、生成AI利用者の課題であるマネタイズにも配慮。
自分たちが作った画像、動画を自分たちのFREEPIK上で販売できる仕組みを作っています。
なので生成〜即販売という感じにできる。sunoがPublishで公開できるようにはしているものの、マネタイズまでは入れられてませんが、こちらは売るための販売アカウントが利用アカウントの裏側にある感じでシームレス。面白いので使ってみて損はありません!

いいなと思ったら応援しよう!