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#67 つらい過去の思い出を弱める具体的な方法

「心のストレッチルーム」前田泰章です。

今回は、「つらい過去の思い出を弱める具体的な方法」についてのお話です。

みなさんは、つらい過去を思い出した時、または、思い出したくないのに、思い出してしまったとき、どうされていますか?

「あ~、また思い出してしまった、嫌だなあ」と、気分が落ち込んだり、
不安になったり、嫌な気分になったりしていませんか?

今回は、そんな「つらい過去」を思い出してしまったときの対処法です。

では、さっそく始めましょう!

つらかった思い出をひとつ思い浮かべてください。

この時、イメージしにくいようでしたら、あごを少し上げ、目を上に向けます。

これだけで、イメージ力はアップします。

その場面には、あなたの姿が映っていますか?(傍観者として見ている)

それとも、過去のあなたの目でその世界を見ていますか?(当事者として見ている)

もし、当事者として見ていたら、傍観者として見直してみてください。

当事者として見ていたときと比べて、つらさはどうでしょう?

傍観者として見ている方が、つらさを感じないはずです。

このように、つらかった過去を未だに引きずっている人は、その出来事を当事者の自分の目で見ているように思い出します。

記憶の中で当事者として今現在もその時のつらさを感じ続けているのです。

だから、つらいんですね。

反対に、つらかった出来事を「過去」として清算できている人は、記憶の中で当時の自分を傍観しています。

自分で自分の姿を見ることはできません。

自分で見ることができるのは他人の姿だけです。

つまり、思い出した時に、そこに自分の姿が映っているのなら、その出来事はもう他人事になっているのです。

だからつらさを感じないわけです。

この方法を応用すれば、「楽しい思い出」をさらに楽しくすることも可能です。

つらい思い出は、傍観者にすれば気分がラクになるのですから、楽しい思い出は、当事者として、じっくり時間をかけて味わってみればいいのです。

「つらいなあ」
「苦しいなあ」

と感じたとき、意識的に「楽しい思い出」を当事者として感じてみてください。

少しだけ、気分がラクになるかもしれませんよ。
(前田泰章)

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前田泰章@問題解決型カウンセラー
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