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Photo by
awabi_machine
スタスタスタと絵の向こう側からこちら側に来てくれる案内人@フォロン展
こんにちは。ゆうです。
このnoteをみつけてくださってありがとう。
東京ステーションギャラリーで開催中の
「空想旅行案内人」
ジャン=ミッシェル・フォロン展
をみてきました。
フォロンがくり返し描くモチーフの一つが「矢印」
なかでも
ヨーロッパからNYへ移り住んだ時期に
矢印がどんどん増えていって。
青年となったフォロンが直面した現実が
徐々に彼を息苦しくさせる様を
リアルタイムで見ているような感覚に。
![](https://assets.st-note.com/img/1726756815-ZPyY0sbuRa6MWqNtLExCfcOJ.jpg?width=1200)
それでもフォロンの矢印は
どこか洒落ていて
「あたたかみ」があるんですよね。
社会の状況を他人事にせず
「自分もそのなかの一人なんだよな…」
と感じているフォロンさんを
見た気がします。
スタスタスタと
絵の向こう側からこちら側に来てくれる人、
好きです。
フォロンは
絵画を通して鑑賞者と対話がしたい
と願った画家だそうですが、
私はまさに
フォロンさんと時を共にした気分
になりましたよ。
![](https://assets.st-note.com/img/1726833260-yKmNJgHhqQZdokOiausXwv0z.jpg?width=1200)
心の学びを共にした友と行った展覧会。
本当は
「対話型鑑賞」
をしに行ったのですが…
なんと!
お目当ての美術館が当日閉館でして!
急遽彼女が選んでくれたフォロン展。
対話型鑑賞ではなく
作品を通して鑑賞者と対話したい作家
との出会いがありました。
観る人を拒まない
とても優しい世界を彼女と共有したのは
必然でもありました。
本日もお読みいただき 心からありがとう
あなたの今日の小さな歓びは?
善き一日を!
![](https://assets.st-note.com/img/1726644619-NSe2ZLRcFElvnPW5DiytXmrU.jpg?width=1200)