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スタスタスタと絵の向こう側からこちら側に来てくれる案内人@フォロン展

こんにちは。ゆうです。
このnoteをみつけてくださってありがとう。

東京ステーションギャラリーで開催中の

「空想旅行案内人」
ジャン=ミッシェル・フォロン展


をみてきました。

フォロンがくり返し描くモチーフの一つが「矢印

なかでも

ヨーロッパからNYへ移り住んだ時期に

矢印がどんどん増えていって。


青年となったフォロンが直面した現実

徐々に彼を息苦しくさせる様を

リアルタイムで見ているような感覚に

それでもフォロンの矢印は

どこか洒落ていて

あたたかみ」があるんですよね。


社会の状況を他人事にせず

自分もそのなかの一人なんだよな…」

と感じているフォロンさんを

見た気がします。


スタスタスタと

絵の向こう側からこちら側に来てくれる人

好きです。


フォロンは

絵画を通して鑑賞者と対話がしたい

と願った画家だそうですが、

私はまさに

フォロンさんと時を共にした気分

になりましたよ。

心の学びを共にした友と行った展覧会。


本当は

「対話型鑑賞」

をしに行ったのですが…

なんと!

お目当ての美術館が当日閉館でして!

急遽彼女が選んでくれたフォロン展。


対話型鑑賞ではなく

作品を通して鑑賞者と対話したい作家

との出会いがありました。


観る人を拒まない

とても優しい世界を彼女と共有したのは

必然でもありました。


本日もお読みいただき 心からありがとう

あなたの今日の小さな歓びは?

善き一日を!


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