チャーハン症候群

 新年度になりまして進学や就職なんかで初めて親元を離れて一人暮らしを始めた方もいらっしゃると思いますが、特にそんな皆さんに「ご注意を!」というお話。

 最近SNS等で話題になっている【チャーハン症候群】というのを御存知でしょうか?
 簡単に申しますと食材ですとか惣菜、或いは自分で作り置きしたおかずを冷蔵庫や冷凍庫で保管せずにテーブルやカウンターに置きっ放しにして変質に気付かず食べてしまい、最悪の場合は命を落とす、というものです。

 直近のネットニュースには食品容器に入れてキッチンカウンターに5日間放置したパスタを食べた大学生が死亡した、という実例が示されておりますがね。
 食パンだって5日も置いておけばカビると思うんですが、それよりも水分を含んでいる筈ですんで見た目からして「あれ?」と思わなかったのかな、と思いますけれど。

 まぁ、初めて自分で家事をし始めた方々にアドバイスするとすれば、惣菜は「その日の内に食え!」ですし、購入した食品の保存法というのはお店で「どういう状態で陳列されていたか」に倣うと良いと思います。
 ただし「未開封の時に限る!!」です。開封しちまったら早急に食べてしまうか冷凍庫で短期的に保存するかのどちらか。
 乾麺ですとか缶詰なんかは長期の常温保存が出来るので知られてますけど、これらにしても開封しちまったらその限りじゃないんだ!というのは覚えて置いて頂きたいもんであります。

 特に今年は夏の到来が早い、なんて気象情報も出回っております。という事は夏の前につきものの梅雨の入りも早いと考えておかねばなりません。
 梅雨から夏というのは一方で【食中毒の季節】でもあります。
 ゆめゆめ油断なさらぬように。

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