“口”は災いのもと
「ネット上で誹謗中傷する奴は全員逮捕しちまえば良いんだ!」
なんて言う過去の発言を掘り起こされて、石破新内閣の法務大臣が早くも槍玉に上っとる訳なんですがね。
まぁ、【デジタルタトゥー】なんて言葉もありますようにSNS上での発言というのは“残るもの”でありますから、個人が手軽に発信できる反面でその点は慎重に行動した方が良いんですわね。
ましてやそれが国会議員(発言した時点では)という『公人』であるなら尚のこと。
前デジタル相の河野氏もそうですが、ネットに親しんでいる議員さんに限って発言が《軽はずみ》な印象がありますわね。
大前提として国会議員である、大臣である、という御自分の立場を踏まえて、しかもそれは死ぬまでどころか自分が死んだ後も残るんだという覚悟と自覚の下で発言しないと忘れた頃に……今回はその典型的な例と言えますわな。
実は私、とある酒席でこの法務大臣閣下と面識がございまして、その時も良く言えば“気さく”、悪く言うと“軽い”なという印象を持ちましたんですがね。
気さくは気さくで良いのですが、アンガーマネージメントでよく言われる「6秒時間をおきましょう」を発言する前に実行した方が良いんじゃないかと思いますな。
思った事を脊髄反射的に“発表”すると命取りになる時代なんだと、こらは公人私人を問わず肝に銘じる必要がありそうです。