新総理がまずやるべき事

 自民党総裁選の結果が出ましたけれど、まずは“口先だけの中身無し”が決選投票にすら残れなかったのは自民党としての良識を示したんでは無いかと思いますですな。
 そして決選投票まで持ち込んで惜敗なさった高市さんは、最後の最後に“アキレス腱”が露呈したのが敗因ではなかったかと。
 即ち立候補に必要な20人の推薦人のうち13人が裏金問題で疑惑を持たれている方々であった事。
 国会議員さんのみならず地方の党員・党友の方々に於いても『選挙に勝てるかどうか』が大命題な訳で、現総理が退陣に追い込まれたのも裏金問題に対する国民の怒りだった事を考えると、疑惑の人に担がれている高市さんで近々に予想される衆院選、来春に行われる参院選を勝てるのか?と。
 そこでブレたと言いますか、決選投票で心変わりした有権者が増えたのと違いますかね。

 さて、新総理就任が確実視される石破氏がやらないといけない事は、まずは組閣に於いてデジタル相は絶対に河野太郎さん以外から選ぶ事。
 そしてそれに伴って、【マイナ保険証】…これは仕方ないとして、あの“思いつきだけ馬鹿”が決めた今年12月に所謂《紙保険証》を廃止する方針を今すぐ凍結して、利用者がどちらか希望する方を選べるマイナ保険証と紙保険証の並立制に切り換える事。
 少なくとも今更マイナ保険証を廃止する訳にもいかんでしょうから利用者に選択の余地を残して頂きたい!

 そもそも個人情報を一枚のカードに集約する事に対するリスク。主に中国・北朝鮮・ロシア等国家ぐるみのハッキングに対して日本国としてどれだけの防衛機能を有しているのか、この点が不透明どころか、これまでは全く無視されて来ていた訳です。
 これはマイナンバーカードの普及率がどうこうよりも絶対的に最重要な課題の筈ですが、これまではここが蔑ろにされていた。

 挙党態勢の為には共に総裁選を戦った対立候補に大臣ポストを割り当てるのが慣例ではありますが、真に国家国民の為を思うなら《思いつきだけ馬鹿》と《口先だけのお坊ちゃま》のダブルKは入閣させるべきではない!と考えますがね。

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