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#100文字エッセイでお会いしましょう

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100文字(ピッタリ)で、日々折々、雑感をつづります。#100文字エッセイのタグで、皆さんも書いてみませんか? お仲間welcome! ステキだなと思った作品はこのマガジンにぜひ…
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2024年3月の記事一覧

さよならカイロ #100文字エッセイ

春なのにまだ寒いと思っていたが、今日は気温上昇。外出先で汗だくに、やがて気分まで悪くなってしまった。 やばい、これは年齢的なアレか。 暗たんたる気持ちになったが、ふと気づいた。 カイロを貼ったままだった。

鎌倉駅前の黄色い書店 #100文字エッセイ

鎌倉に行ったら、駅前の書店になるべく寄っていく。黄色い看板の、小さな本屋さんだ。 品揃えは一見、ごく普通である。なのに毎回、ハッとする本に「絶対に」出会う。 いったい、店主はどんな方なのかと想像している。

ブルーノ・マーズ 『It Will Rain』 #100文字エッセイ

「君が去ってしまったら、僕の心はもう晴れることはないんだ。毎日、毎日、雨なんだ」 切ない歌です。 美しいステージでこの曲を歌いあげて、 ブルーノは帰っていきました。 甘美な思い出だけ残して。 明日は雨ですね…。

アサリの砂抜きは少しせつない #100文字エッセイ

スーパーで買ってきたアサリ。ガラガラとボールに入れて、濃いめの塩水につける。暗いと良く砂を吐くらしいので、新聞紙でくるむ。 即席、夜の海だ。 なんだかアサリをだましているような気もして、少しせつなくなる。

1982年、中森明菜ちゃん #100文字エッセイ

木曜日、学校のあとは近所の某会館へ。テレビ番組の収録で、アイドルが集まるのだ。 楽屋待ちの大人の中で、小学生は目立つ。 中森明菜ちゃんは私たちを見つけると、笑って思いっきり手を振った。 1982年のことだ。

ブルーノ・マーズ 『Count On Me』 #100文字エッセイ

「大変なときは僕を呼んで。1、2、3ですぐ行くから。君もそうでしょ。それが友達ってもの」   透き通る声で歌う 優しさと信頼に満ちた美しい世界。 沈澱物を濾過したような透明な心、 あなたの中にもまだありますか?

今日は揉める星まわり? #100文字エッセイ

今日も今日とて、いつものスタバ。 目の前のカップルも、その隣りの若い男性2人組も、横の電話しているおじさんも、全員それぞれ、揉めている。 まるでビンゴのような揃いぶみ、むしろお見事。今日は揉める星まわり?

植物療法こと始め #100文字エッセイ

「ネトル」というハーブは、春のデトックスに効く。冬の間にたまった老廃物を排出してくれるらしい。 たっぷり煮出して、ガブガブのむ。 マズいわけではないが、独特の風味だ。いかにも効きそうで、ニンマリしている。

物事の始まり、ワクワクする方向へ #100文字エッセイ

12星座のトップランナー牡羊座の始まり。 3月20日12:06〜4月19日23:00まで 牡羊座シーズン。 この1ヶ月は、自分自身の正直な部分にスポットライトが! 道なき道さえ、エネルギッシュにチャレンジを。

スイッチオフが9割 #100文字エッセイ

仕事とか恋愛とか、家族とか自己肯定感とか不調とか、ままならない毎日。 いわば興奮しっぱなしの私たち。 でも上がりたいなら、いかに下げるか。どうスイッチオフするかが9割かも。 春の午後、親友とそんな話をした。

昼と夜の時間が同じ日 #100文字エッセイ

太陽が真東から昇って、真西に沈む春分の日。 異界の門戸が開く・・・というわけで、あっちとこっちがつながりやすい。 彼岸の間は、亡くなった人が、戻ってくる。 だから、その人が好きだった食べ物を一緒に食べよう。

総仕上げして、羽ばたく時期 #100文字エッセイ

気づけば、桃始笑(ももはじめてわらう)の頃が過ぎ 菜虫化蝶 (なむしちょうとかす)も、もうすぐ終わり。 ただ今、牡羊座がリアクション中。 魚座の季節に身につけたこととともに アグレッシブに動き出す準備をして。

春の“桜味” 問題 #100文字エッセイ

桜餅を食べて、「桜の味がする」とは思わない。 桜の葉をかいで、「桜餅の香りがする」とは思う。 でも桜の花は、桜餅の香りとは思わないし、世にある桜スイーツも、桜の味とは思わない。 今年も考えてみる、春の問題。

アルゴリズムってやつは #100文字エッセイ

私のインスタには、よく赤ちゃん動画が流れてくる。 それが可愛いものだから、つい見てしまう無限のループ。おかげで全く今必要ないのに、最新の離乳食や抱っこにやたら詳しくなった。 アルゴリズムとは奇妙なものだ。