【絵本 世界でいちばん貧しい大統領のスピーチ イラストの中川 学さんにお会いしました】KoKoPePe No,5

2020.03.06 PM16:00

なんと✨絵本“世界でいちばん貧しい大統領”のイラストを担当された中川 学さんにお会いすることができました！！

展示物の収集を初めて数日。
どのような内容にしようかと，片っ端から探していました。
そして，辿り着いたひとつが，絵本『世界でいちばん大統領（汐文社）』。
絵本の後ろのクレジットに書かれた，絵を担当された中川さんの情報を見ると，【京都在住 浄土宗西山禅林寺派僧侶】と書いていました。
え！京都！？😳
Googleで中川さんを検索してみると，なんと京都市木屋町の瑞泉寺にいらっしゃるということが判明。
電話でご連絡をさせていただき，会ってくれると許可をいただくことができたので早速会いに行ってきました。

「よくいらっしゃいました」とあたたかく迎えていただき，中でお話を。
今回ここに至った経緯と個展の趣旨を説明すると，
「そうですか！それはそれは！こういう人がいると未来がある。ぼくらが作った本も無駄じゃなかった。原画を展示会で自由に使ってください！」と言ってくださいました。

また，その場で絵本の編集に携わられた，くさばよしみさんに電話をしていただき，私たちと繋げてくださいました。くさばさんともお話をし，近日中にお話を伺えることになりました。

このご縁とスピード感に驚くばかり！！！
中川さんには絵本を作った際，汐文社主催の会でムヒカさんと直接お会いになられた話や，2016年に東京外大で行われたムヒカさんの講演を間近で聴かれた時のお話を聞かせてくださいました。

ムヒカさんはゲリラで戦っていた人。講演の様子は，そんなゲリラの老兵士が若者に「とにかく自分の武器を手に入れなければならないよ！」とそうアドバイスしているように見えたそう。

“足を知る＝知足”とは本来は仏教，道教の東洋思想の考え方。
しかし，今の日本はどこかで道を間違ってしまった。戦後からの発展は、それはそれは素晴らしいものだったけど，今の日本はどうでしょう。
そんな時，それを外国人のムヒカさんが教えてくれた。そのことが中川さんにとって，昔の人がこの国に広めた考え方にも関わらず，なぜ日本人がそれを言わなくなってしまったのかと悔しかったと。
この絵本のイラストのお話が来た時
仏様から，“お前が描け”
と言われたそんな気がしたそうです。
そんな想いで描かれた絵本の絵の原画を今回，展示させていただきます。

多くの人に中川さんの絵を通して，ムヒカ元大統領の想いを伝えます。

《中川さんにとって本当の幸せ・本当の豊かさとは？》
“今，身のまわりにある恵まれていることに気付けるかどうか”

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※この記事は、2020年3月6日の記事のバックアップです。