続かないあなたに―「チームで学習」をしてみよう
社会人でも勉強を続ける…耳が痛いなあ
日本人は社会人になったら勉強をしなくなる・・耳が痛いです。
「英語の勉強をしよう」「Webの知識をアップデートするために日々情報収集の習慣をつけよう」「社内の情報をウォッチするために社内のkintoneをパトロールしよう」と思い立ちはするのです。
そして、3日は続く。1週間も続く。‥‥1か月が続かない。
英語のスタディサプリは「連続勉強日数」の記録保持のため1か月は何とか続いた。のですが、いったん途切れたら、もうその後がダメでした。
おかげで、2回目に受けたTOEICの点数が初回より低いという悲しい結果に。
ChatGPTによると、習慣化できない要因として以下が挙げられました。
・明確な目標や動機の欠如
・計画性の不足
・興味や関心の不足
・環境の影響
・フィードバックの欠如
・自己管理能力の不足
・疲労やストレス
・過大な期待やプレッシャー
うーん、耳が痛いです。
ただ、リストを見て、意外と工夫できてるところもあることに気づきました。
スパルタ形式で継続するのは苦手だ、という私のような人に、勉強を続けるポイントを3つご紹介します。
ポイント①みんなでやる
今、所属している部署では、スキルアップや知識の吸収を「みんなでやろう」という取り組みをしています。
デザイン、SEOなど自身が関心あるテーマをもつ有志が集まり分担して本を読んで発表しあうABD(アクティブ・ブック・ダイアローグ)をすることが多いです。
読書も一人でやるとどうしても途中で挫折するけれど、みんなでやれば比較的続きます。業務時間にABDの時間をとることが許されているので、時間も確保しやすいです。
さらに、同じ本を読むことで「共通言語」ができるのもメリットとしておおきいです。
一緒に本を読むこと以外でも、この記事の執筆のように情報発信をする時間をスケジュールで押させて、Zoomをつなぎながら一緒に作業する、なんてこともしています。実際今もZoomでつないで書いてます。
冒頭のリストにあった「自己管理能力の不足」「興味や関心の不足」「環境の影響」「フィードバックの欠如」あたりは、「みんなでやる」ことでかなりカバーできている。気がします。
ポイント②同じことをやり続けなくてよい
つい、「同じことを何年もやり続けること」=美徳、と思いがち。でも飽きっぽい人はそれが続かないんです。
でも、無理に同じことを続けなくてもよいのです。上で書いたABDは複数回実施して1冊読んだら解散!という形で運用しています。
新しく関心が湧いたことを受け入れる時間を確保するためにも、この方法は意外と合っています。
飽きっぽい人はぜひお試しください。
ポイント③ほめる、ほめる、ほめる
やっぱり大人になっても褒められたい。
「やったよー」と周りに伝えてほめてもらいましょう。
もちろん自分でもほめましょう。
学んだ本のメモや、今日の気づき、Webサイトを見て感じたことなどを書いてためていくのも意外と大事です。学んでもほおっておくとやった自分が努力したことを忘れてしまいがち。「歩んだ道筋」を可視化するのは大事です。
子供のころ、マラソンをしたり漢字を覚えたらシールを貼って、ゴールを目指す、っていうのやりましたよね。あれと同じです。
3つほど偉そうに書きましたがいずれも常にできているわけではありません。完璧を目指さずに、できたところがあれば「ほめる」ことで少しでも習慣づけのきっかけになれば、と思っています。