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自分には無理かもは、そうじゃないことが多い

「自分にはできないだろう」と思ってたことに挑戦した。

八百屋をはじめて1年半くらい、ほぼ初めてまとまった量のチンゲン菜がやってきた。それはそれは立派な!

私は茎シャキシャキ系の青菜に目がないので、食べるのを楽しみにしていた。

チンゲン菜といえば…で浮かんだのが「坦々麺」。

坦々麺って作ったこともなければ、何でできてるのか、肉味噌と胡麻以外に想像がつかない。

でも今日は1日がんばった。寒いなかタイヤまで替えた。あったかくて美味いもん食いたい。

坦々鍋にしよう!と思い調べていったら、リュウジのバズレシピに坦々鍋のレシピが。帰りの車内BGMはこの動画だった。

オイオイめちゃくちゃ簡単そう。〆の担々麺おいしそう。これに決まりだ。

帰って、レシピ通りに肉味噌を作る。豆板醤と味噌と砂糖。かんたん。
味見してみる。うますぎる。米にかけたい。でももうちょいエッジ効かせたい、醤油投入。

…うますぎる。これ普通に今度別で作って肉味噌としてストックしておこう。

大量にあるチンゲン菜をザクザク刻む。根元の方も食べられるんですよ~と動画の中でリュウジニキが言ってた。あとはもやしとチンゲン菜、にんにく、鶏がらスープと豆乳を投入。動画にはなかったけど、ねりごまとすりごまも入れてみた。肉味噌入れてひと煮立ち。

ちゃんと坦々になった~!!!!!!!!
私でも坦々を作れるんだ。できると思ってなかった。でもちゃんと坦々!根元を刻んで入れたら、コリコリして違う食材みたい。おいしい。

途中で豆腐と油揚げを入れたら、坦々がまろやかになって超うまい。

最後はお楽しみ、〆の担々麺。このためにこの鍋を食べてきたといっても過言ではない。うまいうまいうまーい。無水で作ったので、スープがどろどろ濃厚。しっかり腹パンに。

腹パンの私を見下ろす、夜のブルべ猫しゃいん

担々麺なんてどうやって作るんだと思ってたし、これが正解ではないんだろうけど、できないと思っていたものを作れた。しかもおいしかった。

最近思うのは、料理はこういう瞬間が多くて嬉しい。自分には作れないと思っていたものが、案外簡単なひと手間で実現する。「想像できなかった」とか、「無理だと思ってた」ものが意外とそうでもなかった、自分にもできた、思ってたよりもいい結果が得られることとか、そんなのが多い。経験を重ねていくなかで、大変だと思っていた手間は簡単な一工程でしかなくなっていたりもする。

こんなにおいしくできたのに、写真を撮っていなかったのが悔やまれる。できないと思っていたことは無理じゃなかった。次はひき肉じゃなくて普通の豚小間で作ってみよう。メシの話で定期的にエッセイ書きたいと思うくらいには、メシが好きだし、メシの話が好きです。メシを食いながらメシの話もできます。

最近、同級生に会ってから懐メロを聴いています。聴いている歌も、メシの歌。明日もおいしいメシを、食べられますように。また明日~。

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