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~懐かしのシナモンロール~(公開編)
いつもは
珈琲の香りを漂わせる店内で
深い緑のエプロンを身につけている
彼女の
シナモンロール…。
急に我が家へ来たかと思いきや
「材料はありそうだし
シナモンロール食べたくなったので
作るね!」
と
口にした途端
あちこちから食材を
取り出して彼女は
材料を並べ始めた。
そう
彼女は
とても行動が早い。
独り言の多い彼女は
あれこれ
次男との会話を楽しみながら
しっかりとした
性格の彼女は
長女としての無意識な
勇ましさを披露してくれていた…。
レジピは
たった携帯からの
ぐくっただけのレシピ…。
幼稚園の頃から
手作りやお手伝いはしていた事もあり
彼女は
主婦歴長くて
Kitchen歴長い
母の私よりも
器用で
それはそれは
今の彼も
彼女の手料理に
胃袋つかまれてしまったのですからね♪
彼女は
なんて
頼もしく
勇ましく
多くの人達から愛されている…。
けれど
私は知っている…。
彼女は
神に愛されているから
多くの
葛藤や
悲しみという贈り物されて来た
事も…。
それは
神の子どもとして
世の光として
必要な事だったでしょうけど
彼女はまるで
それを乗り越え
シナモンロールの
香り高い
まるでシナモンの様に
目が覚めるような
粋な一言を
いつも
投げ掛けてくれる…。
そんな彼女も
私の前では
失敗も
あるがまま
見せてはいるのだけど…
周りの大人からは
とてもとても恐ろしいほどに-笑
お褒めの言葉を頂けて
今も
彼女の名を聞く人は
とても
笑顔になってくださる…。
親としては
そんな人に愛され
信頼を築けている彼女の
裏の努力を知っているけど
人に
気遣いしすぎて
忘れっぽい
慌てん坊の彼女も知っている…。
そんな彼女の
急に
食べたくなったからと
Kitchenで作る
シナモンロール…。
はい
出来上がり…。
あなたがたのことばが
いつも親切で
塩味のきいたものであるように
しなさい。
そうすれば
ひとりひとりに対する答え方が
わかります。
コロサイ4:6
彼女は
いつも周りの人にも
思いやり
ひとりひとりに
必要な言葉を
選んで語りかける…
そんな
女の子だ…。
こどもの頃から
大人が
黙ってしまうほど
的をつく
言葉を語る…。
地の塩と言われる聖書だが
何故か思い出すのは
シナモンロール。
シナモンスパイスの様
彼女は
いつも
驚くほどに
洞察力と
識別力がある。
私の子どもとは
思えないまま…。
世の中には
親バカとか言う言葉はあるけれど
私にはその
概念がない…。
それで
いつも思うのは
子どもは
神様がお与えになった存在だから…。
そのせいか
他の子どもも
時に愛おしくなることもあって
先日夕暮れに
モンスターのような
マンションの壁に
ひたすら
サッカーボールでひとり
一生懸命
練習していた少年の姿に
何故か愛おしくて
涙が込み上げてきて…。
不思議ね…。
そう
私はいつも
いつも
どんなときも
神様に
教えられているのですから…。
懐かしのシナモンロール…
オーブンから
シナモンの香り漂う思い出の
季節が近づく…。
愛おしい…。
食とみことばと…
~Rhemafood~